バイオエヌテック最高執行責任者のシエルク・ポエッティング博士が会長としてIQMのグローバル展開を指揮、アクセル・ティエラウフがIQM量子評議会の議長として新たな役割に移行。
配信日時: 2022-03-04 20:17:00
バイオエヌテック最高執行責任者のシエルク・ポエッティング博士が会長としてIQMのグローバル展開を指揮、アクセル・ティエラウフがIQM量子評議会の議長として新たな役割に移行。
(フィンランド・エスポー)-(ビジネスワイヤ) -- IQMクオンタム・コンピューターズは本日、事業成長を加速させ、グローバル展開とスケーラブルな生産に注力するため、新たな会長を任命したと発表しました。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20220303005450/ja/
BioNTech Chief Operating Officer Dr. Sierk Poetting (Photo: Business Wire)
IQMは本日、バイオエヌテックの最高執行責任者(COO)のシエルク・ポエッティング博士が、IQMクオンタム・コンピューターズの取締役会長に就任したと発表しました。ポエッティングは、IQMが次の開発段階へ進むために必要としている領域である急成長中企業やグローバル展開する事業の迅速な変革に経験を持っています。ポエッティングは、癌やその他の深刻な病気に対する新しい治療法を開拓する次世代免疫療法企業であるバイオエヌテックで最高執行責任者(COO)を務めており、アリゾナ大学で光学科学の修士号、ミュンヘンのルートヴィヒ・マクシミリアン大学で物理学の博士号を取得しています。
シエルク・ポエッティングは次のように述べています。「技術の進歩とビッグデータの利用拡大により、病気の早期発見やより効率的な治療法の開発を支援するヘルスケアなど、多くの技術が革新を遂げています。IQMは量子コンピューターの技術革新に取り組む欧州の革新的企業であり、その成長の道のりをサポートできることを楽しみにしています。」
IQMの最高経営責任者(CEO)のジャン・ゴーツ博士は、次のように述べています。「シエルク・ポエッティングは、当社の取締役会長としてまさに適した存在です。企業を成長させ、世界展開を後押しし、IPOを実現させたその経験は、IQMの成長を加速させるスキルです。直接共に仕事をし、そのリーダーシップ能力を活用できることを楽しみにしています。」
IQMは、Pia-Johanna Lemmettyを財務責任者に任命し、リーダーシップ・チームをさらに強化する計画です。同氏は戦略およびM&Aに長けた経歴を持ち、IQMの財務戦略を強化していきます。
IQM前会長のアクセル・ティエラウフは、最近設立されたIQM量子評議会のリーダーとして、新たな役割に移行することになりました。この取り組みは、産業界、公的機関、学界のリーダーからなる世界トップクラスのネットワークを結集し、量子産業の成長と価値創造を加速させるというものです。
退任するティエラウフ会長は次のように述べています。「IQMは革新的な企業であり、私にとって思い入れがあります。当社の世界を変えるようなミッションは、想像をかき立て、コンピューティングの未来を形作っていくことでしょう。3年間取締役を務め、私はこの役割から退くことに決めましたが、シエルクが取締役会長を務めることに同意していただいたことを大変嬉しく思っています。私は量子評議会を通じてジャンやシエルク、そしてIQMを引き続きサポートしていくつもりですが、家族との時間を増やすことが可能になることも楽しみにしています。」
IQMクオンタム・コンピューターズ最高経営責任者(CEO)のジャン・ゴーツ博士は、次のように述べています。「取締役会を代表して、IQMの創業以来、先見性のあるリーダーシップを発揮し、多大な貢献をしていただいたアクセルに感謝いたします。アクセルは、業界がまだ初期段階にあった時に我々をサポートし、IQMをオンプレミス型量子コンピューターのカテゴリー・リーダーとして確立するために貢献してくれました。アクセルとの議論や、リーダーとして施していただいた指導を決して忘れません。IQM を代表して、アクセルとその家族の幸せを祈るとともに、量子評議会でのその思慮深い貢献に期待を寄せています。」
IQMクオンタム・コンピューターズについて:
IQMは、量子コンピューターの構築における汎欧州のカテゴリー・リーダーです。
IQMは、オンプレミス型の量子コンピューターをスーパーコンピューティング・データセンターや研究施設に提供し、当社ハードウエアへの完全なアクセスを提供します。産業分野の顧客には、独自の特定アプリケーション向け協調設計の手法を通じて、量子の優位性をもたらします。
IQMは、フィンランド初の54量子ビット商用量子コンピューターをVTTと共同で構築しています。IQMが率いるコンソーシアム(Q-Exa)はドイツで量子コンピューターを構築しており、このコンピューターはHPCスーパーコンピューターに組み込まれ、将来の科学研究用アクセラレーターを作り出そうとしています。IQMは、パリ、ビルバオ、ミュンヘン、エスポーにオフィスを置き、140人以上を雇用しています。詳細情報:www.meetiqm.com
同ニュースは、当社の直近の動向に続くものです:
- IQMが欧州で4番目の子会社を設立。現在、フィンランド、フランス、ドイツ、スペインにオフィスを保有
- IQMが量子プロセッサー専用の製造施設をフィンランドに開設
- IQMがVTTとのフィンランド量子コンピューター共同イノベーション・プロジェクトの最初の節目を達成し、5量子ビットの量子コンピューターが現在稼働中
- IQMがQ-Exaコンソーシアムの一員としてドイツの量子コンピューターを構築中であり、これはHPCスーパーコンピューターに組み込まれる最初の量子コンピューターとなる
フィンランドの登記オフィス:
IQM Finland Oy, Keilaranta 19, 02150 Espoo, Finland
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連絡先
Global
Raghunath Koduvayur, Head of Marketing and Communications
Raghunath@meetiqm.com, +35 850 4876509Germany
Stefan Rank, Marketing Manager
Stefan.rank@meetiqm.com, +49 170 785 7874
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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