ダークウェブとサイバー犯罪を監視するスタートアップのサイブルが、1000万米ドルのシリーズA資金調達を発表

ダークウェブとサイバー犯罪を監視するスタートアップのサイブルが、1000万米ドルのシリーズA資金調達を発表

（アトランタ & 豪メルボルン）-（ビジネスワイヤ） -- AIを活用したサイバー・インテリジェンス企業のサイブルは本日、ブラックバードが主導し、スパイダー・キャピタル、ジャニュアリー・キャピタル、Cendana Capital、ベンチャースークが引き続き参加する1000万米ドルのシリーズA資金調達ラウンドを実施したと発表しました。この資金は、サイブルの製品ロードマップの拡大、既存・新規市場へのさらなる浸透、Cyble Research Labs（CRL）の能力向上に充てられます。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。：https://www.businesswire.com/news/home/20220215006153/ja/

Cyble Co-founders, Beenu Arora (right) and Manish Chachada (left) (Photo: Business Wire)

2019年にBeenu AroraとManish Chachadaによって設立されたサイブルは、ダークウェブや表層ウェブのデータをオープンソースとクローズドソースの両方でリアルタイムかつ継続的に監視し、企業のデジタル・リスク・フットプリントをマッピングし、監視し、軽減します。現在、サイブルは6カ国で事業を展開しており、事業規模は前年比で3倍に拡大しています。

今回のシリーズA資金調達の発表は、サイブルの最初のシード資金調達ラウンドから約1年が経過したところに当たります。サイブルは2021年4月、ブラックバードとスパイダー・キャピタルが主導し、ピクス・キャピタルとカセクシス・ベンチャーズが参加して、400万ドルを調達したと発表しました。以来、当社は持続可能な成長を通じて強固な基盤を築き、ダークウェブ、ブランド、攻撃対象領域の監視などの顧客サービスを展開し、6カ国で顧客基盤を拡大してきました。従業員数は25人から80人に増えました。

サイブルの共同設立者で最高執行責任者（COO）のManish Chachadaは、次のように述べています。「サイブルは、ダークウェブの可視性を民主化し、組織がセキュリティー・インフラを強化することを支援することで、悪意あるサイバー攻撃への耐性を確保するという野心的な目標を掲げてスタートしました。投資家の支援を受けて当社のビジョンを継続して実行できることを非常にうれしく思います。また、サイブルがサイバーセキュリティーにおける主要発言者であり、企業がデジタル・リスク保護戦略を推進するのを助ける信頼できるパートナーだと認められたことを、光栄に思います。」

スパイダー・キャピタルのMinsoo Chi氏は次のように述べています。「ダークウェブに対するリアルタイムの可視性を組織に提供するためのBeenuとManish、そしてサイブルのチーム全体の実行力に感銘を受けました。デジタル・リスク保護を民主化するというそのビジョンを引き続き支援できることをうれしく思います。」

ブラックバード・ベンチャーズのトム・ハンフリー氏は、次のように語っています。「12カ月足らずでサイブルが達成した成長は、まさに驚くべきものです。BeenuとManishのチームは製品ロードマップと世界展開において既に大きな前進を遂げていますが、まだスタートしたばかりだということは明らかです。サイブルは、世界中の企業が抱える大きく痛みを伴う問題を解決しており、その抱負を今後も支援できることを誇りに思います。」

サイブルは、顧客のサイバーリスクを最小限に抑え、管理することに引き続き注力するとともに、法執行機関（LEA）と防衛脅威インテリジェンスに特化したソリューションであるサイブル・ホーク（Cyble Hawk）を最近導入し、法執行・政府機関が国家的・地政学的に予期せぬ影響をもたらすサイバーリスクと闘うことを支援しています。

サイブルの最高経営責任者（CEO）で共同設立者のBeenu Aroraは、こう述べています。「シリーズA資金調達ラウンドは、急速に成長している当社にとって大きな節目であり、情報セキュリティー業界のパイオニア兼ソートリーダーとしてサイブルが台頭していることを確認するものです。我々はこの支援を受けることに胸を躍らせており、これらの資金を当社の研究、開発、インテリジェンスの能力をさらに高い水準に引き上げるために用いる予定です。ダークウェブで行われるサイバー犯罪活動が急増しているのは周知の事実であり、組織がデータ侵害をタイムリーに特定し対処するためには、継続的な脅威インテリジェンスとダークウェブの監視が不可欠だと考えています。サイブルは、拡大する顧客基盤に共鳴する包括的なサイバーセキュリティー・ソリューションの提供に尽力しています。」

サイブルについて

サイブルは、世界的な脅威インテリジェンスSaaSプロバイダーで、企業がサイバー犯罪や表層ウェブ、深層ウェブ、ダークウェブでの暴露から身を守るための支援をしています。サイブルは、企業のデジタル・リスク・フットプリントのリアルタイムな可視性を提供することに注力しています。サイブルは、ブラックバード・ベンチャーズ、ズーグラー、Yコンビネーターの2021年冬期コホートの一員として支援を受けており、フォーブス誌の注目すべきサイバー・セキュリティー新興企業トップ20に選ばれたほか、業界で複数の賞を受賞しています。本社は米国ジョージア州にあり、オーストラリア、シンガポール、インドにオフィスを構え、世界中で事業を展開しています。サイブルの詳細については、www.cyble.comをご覧ください。

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