機能性表示食品2022年レポ!人気成分と効能効果一覧

プレスリリース発表元企業:株式会社薬事法ドットコム

配信日時: 2022-02-22 09:30:00

機能性表示食品で売上やブランド力がアップする企業多数

2015年に始まった機能性表示食品の届出数は、累計5000件を超えました。そのタイミングでどんな成分、効果(ヘルスクレーム)、企業が多いのかなどを集計しました。商品の具体例や傾向・トレンドを知るために役立ててください。



※プレスリリース内容を引用する場合、以下の対応をお願いします。
・引用元が「薬事法マーケティングの教科書調査」である旨の記載
・「薬事法マーケティングの教科書」の該当記事( https://yakujihou-marketing.net/archives/3588 )へのリンク設置
・薬事法マーケティングの教科書トップ( https://yakujihou-marketing.net/ )へのリンク設置


集計対象

5000件目までの届出を集計しています。


機能性表示食品の届出数推移

現在様々な企業、自治体、個人などが届出を行っており、年々届出数は増えています。
撤回数は集計時点で、510件でした。約1割が撤回されています。
※注意点ですが、5000件目までの集計のため、2021年分でまだ下の図に含まれていない商品があります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76054/6/resize/d76054-6-d67b9900b5a09075b4f1-0.png ]




機能性表示食品の届出者ランキング

機能性表示食品の届出者は様々で、大手企業だけでなく中小企業・自治体・個人なども行っています。

大手企業では、ブランド力のある既存商品の付加価値を上げるために利用される事例も増えています。他には、地方創生に利用される事例もあります。

届出者のTOP10と届出数は以下のとおりです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/76054/6/resize/d76054-6-100504b0eafa6b7e6e7a-1.png ]

株式会社東洋新薬     :92
株式会社ファイン     :88
株式会社伊藤園      :73
江崎グリコ株式会社    :70
日本水産株式会社     :68
アサヒ飲料株式会社    :66
アサヒグループ食品株式会社:64
森永乳業株式会社     :58
株式会社ファンケル    :53
株式会社常磐植物化学研究所:50

TOP10の企業以外にも多数の届出者がいますが、届出者の合計は1196でした。

届出数が上位の会社だとここ一年あたりで、株式会社常磐植物化学研究所、森永製菓株式会社、株式会社ZERO PLUSなどが大きく届出数を伸ばしています。

※11位以下も含む全体ランキングが見たい方は、こちらの記事( https://yakujihou-marketing.net/archives/3588 )の案内を見てください。


機能性関与成分ランキング

機能性関与成分については届出数が増える中で、新しい成分が出てくることは減ってきています。同じ成分でも「表示しようとする機能性」で表示される効能効果や作用の表現は商品によって異なるため、各社の工夫が分かります。

機能性関与成分のTOP10と件数は、以下のとおりです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/76054/6/resize/d76054-6-0d7781bcb71b2d9cf3d4-2.png ]

GABA           :620
難消化性デキストリン    :414
DHA            :267
EPA            :243
ルテイン          :219
乳酸菌           :204
ポリメトキシフラボン    :161
イチョウ葉テルペンラクトン :160
イチョウ葉フラボノイド配糖体:160
ビフィズス菌        :145

関与成分の種類は、合計249でした。
(※当社の分類方法)

TOP10に入っている乳酸菌についてですが、各社から様々な乳酸菌がそれぞれの名前で届出されているものを「乳酸菌」にまとめています。

GABAは変わらずTOPですが、ここ一年だけでもさらに大きく数を伸ばしています。訴求できる効能効果が多いため、様々な商品で活用されています。

また、ポリメトキシフラボンも大きく伸びています。ポリメトキシフラボンは主に、脂肪・筋肉・血流・体温維持などの訴求で活用されています。


表示しようとする機能性ランキング

表示しようとする機能性のTOP10と件数は、以下のとおりです。

[画像4: https://prtimes.jp/i/76054/6/resize/d76054-6-4c2d1d625a883ddff8fa-3.png ]

中性脂肪:818
血糖値 :723
疲労感 :604
保湿  :480
血圧  :477
内臓脂肪:457
BMI  :441
認知機能:418
記憶力 :385
整腸作用:376

上位は主にダイエットや高齢者にかかわるものが依然として多いですが、少しずつ表現は広がりを見せています。ただ、同じような効能効果の商品が増えているため、競争は激しくなっていると思われます。

上位の機能性は変わらず人気で、脂肪・血糖値・疲労感・保湿・あたりの訴求が大きく件数を伸ばしています。


体の部位ランキング

体の部位のTOP10と件数は、以下のとおりです。

[画像5: https://prtimes.jp/i/76054/6/resize/d76054-6-30545f6658ae102b8e0b-4.png ]

お腹:634
肌 :463
目 :379
ひざ:210
骨 :198
足 :106
脳 :77
手 :75
肩 :46
鼻 :44

体の部位は上記のものが多くなっています。表示しようとする機能性の中で、体の部位を含んでいない商品も多数あるため、合計数は全体の半分以下です。

体の部位も上位にランクインされている部位が変わらず人気となっています。


機能性表示食品の取得サポート

薬事法ドットコムは、機能性表示食品の販売を考えている企業を多数サポートしています。

※2022年2月時点の関与件数
・機能性表示届出関与:167
・ランダム化比較試験:81
・システマティックレビュー:149

機能性表示食品の届出代行、臨床試験、システマティックレビュー、コンサルティングなど、幅広く対応していますので、お気軽にご相談ください。

【サービス紹介】
機能性表示食品の相談:https://yakujihou-marketing.net/foods-with-function-claims
臨床試験:https://yakujihou-marketing.net/jacta

【メディア】
薬事法マーケティングの教科書:https://yakujihou-marketing.net/
機能性表示食品ドットコム:https://yakujihou-marketing.net/database/

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