Jストリーム、ネット動画の配信におけるリアルタイム映像コンテンツ挿入・切替技術にかかる国内特許を取得

プレスリリース発表元企業:株式会社Jストリーム

配信日時: 2022-02-18 15:00:00



株式会社Jストリームは、動画コンテンツのネット配信時におけるリアルタイム映像コンテンツ挿入・切替にかかる技術を開発し、日本における特許を取得しましたのでお知らせいたします。

報道関係者各位
2022年2月18日
株式会社Jストリーム

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Jストリーム、ネット動画の配信における
リアルタイム映像コンテンツ挿入・切替技術にかかる国内特許を取得
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株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役社長 石松 俊雄、以下Jストリーム)は、動画コンテンツのネット配信時におけるリアルタイム映像コンテンツ挿入・切替にかかる技術を開発し、日本における特許を取得しましたのでお知らせいたします。

■特許の概要
特許番号  : 特許第6992104号
発明の名称 : コンテンツ編集装置、コンテンツ編集方法およびコンテンツ編集プログラム
出願日  : 令和2年2月26日 (2020.2.26)
登録日  : 令和3年12月10日 (2021.12.10)

本特許は、インターネット動画配信に利用されるHLS映像コンテンツのライブ/オンデマンド配信において配信中のコンテンツ内の部分的な差し替え(例えば番組中に挿入されるCMなど)を、再生時に利用される、再生制御ファイル(プレイリストファイル)を差し替えることで実施する技術に関するものです。

HLSの動画フォーマットは例えば2~10秒ごとに分割された動画ファイルの集まりと、その再生順などを定義した再生制御ファイル(プレイリストファイル)から構成されます。既存の方式では、映像コンテンツを切り替えるため分割された動画ファイルを切り替える場合、差し替え前と後の動画ファイルはその尺(長さ)とファイル個数が同じでなければならず、また動画ファイルの先頭位置での映像切り替えのみが可能でした。

本特許にかかる手法の適用によって、従来実現が困難であった、動画ファイル途中の映像コンテンツ切り替えについて

- 新たなプレイリストファイルのタイムコードから差し替えとなる動画ファイルを判断し、映像フレーム単位で切り替え位置を検出
- 最小0.01秒の単位で差し替え前の動画ファイルをカットして再エンコード、差し替え後の動画ファイル群と組み合わせてシームレスな再生を行う

ことが可能になります。これにより例えば番組コンテンツ内へのCM挿入等に必要な労力を削減、自由度を向上することができます。

Jストリームでは、今後も動画やデータ配信に関連する先進技術に継続的に関わり、付加価値の高い魅力あるサービスの提供に取り組んでまいります。

■株式会社Jストリームについて
Jストリームは1997年の設立以来、動画配信を主軸に事業展開を続けております。
自社で保有・運営する独自のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を活用した動画配信に加え、これまで積み上げてきたノウハウを活かした動画の企画・制作・運用やWebサイト制作、システム開発、動画広告による収益化支援まで総合的なサービスとソリューションを提供することで、あらゆる企業活動における動画の活用を支援しています。
社名(商号) : 株式会社Jストリーム (英文: J-Stream Inc.)
証券コード  : 4308(東証マザーズ)
代表者    : 代表取締役社長 石松 俊雄(いしまつ としお)
事業内容   :
(1)ネットワークシステムにおける、動画データ及び各種情報の提供サービス業
(2)ネットワークシステムを利用した会員情報管理、商取引、決済処理に関する受託業
(3)デジタルコンテンツ、出版物の企画・制作・販売及び賃貸業
(4)ネットワークシステムに関するハードウェア・ソフトウェア・付帯サービスの企画、開発、運営、制作、販売、輸出入・賃貸及び代理店業
(5)広告・宣伝に関する企画・制作及び代理店業
(6)1から5に関連するコンサルテーション、調査、分析、研究等
URL     : https://www.stream.co.jp/


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