エナジー・ボールト・ホールディングス、ニューヨーク証券取引所での取引が始まる

2022年2月14日からティッカーシンボルNRGVおよびNRGV WSで取引開始ノーバス・キャピタルIIとの企業結合の完了を経て上場先日発表されたシリーズC資金調達の1億700万米ドルとアトラス・リニューアブルからのライセンス料5000万米ドルに加え、上場で約2億3500万米ドルの資金を調達、成長戦略の実践に充当

（スイス・ルガーノ & 米カリフォルニア州ウエストレークビレッジ）-（ビジネスワイヤ） -- 持続可能な電力網規模のエネルギー貯蔵ソリューションを開発しているエナジー・ボールト・ホールディングス（NYSE：NRGV、NRGV WS）（エナジー・ボールト）は、ノーバス・キャピタル・コーポレーションIIとの企業結合の完了を経て、2022年2月14日に株式を公開します。

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エナジー・ボールト・レジリエンス・センター（写真：ビジネスワイヤ）

エナジー・ボールトのロバート・ピコニ最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「エナジー・ボールトが公開企業となり、その歴史のエキサイティングな新しい章を開始することをうれしく思います。この株式公開により得られた資金と、エネルギーおよび産業分野の世界最大のリーダー企業数社との間で新たに締結した戦略的パートナーシップにより、当社は、株主価値を高めて成長戦略を実行する大きな余地が与えられます。脱炭素化により再生可能な世界を実現するという当社のミッションの推進を支えてくださっているすべての従業員、パートナー、投資家に感謝します。」

会社概要

エナジー・ボールトは、カーボンフリーでレジリエンスの高い送電網への移行を促進するよう設計された持続可能な電力網規模のエネルギー貯蔵ソリューションを開発しています。エナジー・ボールトのミッションは、持続可能で経済的なエネルギー貯蔵技術の開発を通じて経済の脱炭素化を推進することです。このミッションを達成するために、エナジー・ボールトは発電技術と貯蔵技術の両方を制御して最適化するよう設計された人工知能（AI）と高度な最適化アルゴリズム、および基礎となる貯蔵技術の補完に適した柔軟なエネルギー貯蔵・統合プラットフォームに基づいた独自のエネルギー貯蔵技術とエネルギー管理ソフトウェア・ソリューションを開発しています。エナジー・ボールトのソリューション・ポートフォリオは、電力会社、独立系発電事業者、大規模な産業エネルギー・ユーザーが電力の信頼性を維持しつつ均等化発電原価を大幅に削減できるようにすることを目指しています。

エナジー・ボールトの重力式ソリューションは、熟知されている揚水水力発電の物理学と機械工学の基礎に基づいていますが、水をカスタムメイドの複合材ブロック「モバイルマス」によって置き換えており、これは現地の土、鉱山残渣、石炭燃焼残渣（石炭灰）、寿命を終えて廃棄された風力タービン・ブレードなど、現地調達できる低コストの材料から作ることができます。

さらに、Energy Vault EVx™システムは環境とサプライチェーンのリスクを最小限に抑えつつ、システムが構築される地域の雇用を創出することにより、EVx施設を建設して複合材ブロックを現地製造する建設契約、およびシステムの運用期間全体にわたる継続的なメンテナンス契約の形で、貯蔵関連投資の50%～75%を地域経済に還元することを意図しています。システムは、高度なコンピューター制御とマシンビジョン・ソフトウエアによって自動化されており、充電・放電のサイクルを調整しつつ、2～12時間かそれ以上まで、幅広い貯蔵時間に対応しています。

廃棄風力タービン・ブレードのグラスファイバーの浄化と有益な再利用のためのエネル・グリーン・パワーとの共同開発を含む投資およびエネルギー貯蔵協力に関し、業界リーダーのサウジアラムコ・エナジー・ベンチャーズとエネルが2021年に行った発表を受けて、エナジー・ボールトは以下に挙げる世界的な商業的前進・市場戦略を継続しています。

アトラス・リニューアブルとの戦略的パートナーシップ：アトラス・リニューアブルおよびその多数投資家でスマート都市環境サービス、資源リサイクル・回収、ゼロカーボン・クリーンエネルギー技術を手掛ける国際的環境管理・廃棄物浄化企業である中国天楹（CNTY）（CN：000035）との間の再生可能エネルギー貯蔵に関するライセンス許諾・ロイヤルティー契約。アトラス・リニューアブルは、5000万米ドルの投資を行って私募投資（「PIPE」）を1億5000万ドルから2億ドルに拡大するとともに、中国本土、香港、マカオにおけるエナジー・ボールトの重力式エネルギー貯蔵技術の使用・展開に関するライセンス料として追加の5000万ドルを2022年に支払うことに同意しました。再生可能エネルギー貯蔵に関する高麗亜鉛との戦略的提携：高麗亜鉛は、非鉄金属製錬生産の世界的リーダー企業であり、亜鉛、鉛、銀、レアメタルのインジウムで主導的地位にあります。このパートナーシップは、高麗亜鉛の製精錬事業の脱炭素化戦略を支援するものであり、当初は完全子会社であるサン・メタルズ・コーポレーションに重点を置きます。両社は、2022年半ばにプロジェクトを開始する予定です。この戦略的パートナーシップに加え、高麗亜鉛はPIPEに5000万ドルの投資を行い、企業結合契約の締結に関連して発表された1億ドルのPIPEを拡大しました。BHPとの協業：大手天然資源会社のBHPが、エナジー・ボールトのエネルギー貯蔵ソリューションをBHPの主要事業や同技術のその他の応用候補先に展開・実装することに取り組みます。両社は、BHPの特定の事業所での電力供給とエネルギー貯蔵を支援するとともに、BHPの事業に関連する新たな用途の可能性を探るためのエナジー・ボールトの技術の応用に関する研究に焦点を当てた覚書を取り交わしました。DGフューエルズとのエネルギー貯蔵システム契約：DGフューエルズは、再生可能水素および生物由来の合成された持続可能な航空燃料およびディーゼル燃料の新興リーダーです。契約の諸条件に基づき、エナジー・ボールトは、DGフューエルズに1.6ギガワット時（GWh）のエネルギー貯蔵を提供し、複数のプロジェクトを支援することに合意しました。最初のプロジェクトは、ルイジアナ州の500メガワット時（MWh）のプロジェクトになります。エナジー・ボールトは本契約により、3つのプロジェクト全体で最大5億2000万ドルの収益機会を見込んでおり、最初のプロジェクトは2022年半ばに開始する予定です。エナジー・ボールトについて

エナジー・ボールトは、発電所規模のエネルギー貯蔵によりグリッドレジリエンスを実現するための世界的アプローチに変革をもたらすよう設計された持続可能なエネルギー貯蔵ソリューションを開発しています。当社独自の重力式エネルギー貯蔵技術とエネルギー貯蔵管理・統合プラットフォームは、電力会社や独立系発電事業者、大規模な産業エネルギー・ユーザーが、電力の信頼性を維持しつつ均等化発電原価を大幅に削減できるようにすることを目指しています。エナジー・ボールトは、廃棄材料を有益な再利用に取り込むことができる環境に配慮した材料を活用することで、循環型経済への移行を促進し、お客さまのクリーンエネルギーへの移行を加速させています。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースの記述で過去の事実でないものは、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー条項の目的における将来見通しに関する記述です。将来見通しに関する記述は、通常、「考える」、「かもしれない」、「予定する」、「推定する」、「続ける」、「見込む」、「意図する」、「予想する」、「はずである」、「だろう」、「計画する」、「予測する」、「可能性がある」、「思われる」、「努める」、「将来」、「見通し」、「設計されている」などの言葉や、将来の事象や傾向を予測または示唆するか過去の事項に関する記述ではない同様の表現を伴います。このような将来見通しに関する記述には、企業結合の利益、競争環境、予想されるエナジー・ボールトの将来の業績（将来の収益、プロフォーマ企業価値、現金残高を含む）と市場機会に関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

このような記述は、本プレスリリースに明記されているかどうかを問わず、さまざまな仮定や、エナジー・ボールトの経営陣の現在の予想に基づくものであり、実際の業績を予測するものではありません。このような将来見通しに関する記述は、説明のためにのみ提示されるものであり、保証、確証、予測、あるいは事実や可能性の確定的記述とすることを意図しておらず、投資家はこのような記述を信頼しないようにしてください。実際の出来事や状況は、予測が困難あるいは不可能であり、仮定とは異なるものになります。実際の出来事や状況の多くは、エナジー・ボールトの管理の及ばないものです。

これらの将来見通しに関する記述は、いくつものリスクと不確実性を伴います。これには、本企業結合で予想される利益を実現できないこと、本企業結合が完了した結果としてエナジー・ボールトの現在の計画と事業が本企業結合により中断されるリスク、本企業結合に関連する費用、適用される法律または規制の変更、エナジー・ボールトが他の経済的・ビジネス的・競争的要因により負の影響を受ける可能性、エナジー・ボールトの事業展開および予想される事業の中間目標点の時期に関するリスク、エナジー・ボールトの顧客が販売契約を履行する能力または意思に関するリスク、再生可能エネルギーに対する需要、エナジー・ボールトが自社のソリューションを商品化し販売する能力、見込み顧客との最終的な契約上の取り決めを交渉する能力、競合技術の影響、材料の十分な供給を得る能力、予想外のコスト、Covid-19の影響、世界の経済状況、設置スケジュールを順守する能力、建設および許可の遅延とそれに関連したコスト増、競争がエナジー・ボールトの将来の事業に与える影響、およびエナジー・ボールトのフォームS-4による登録届出書の「リスク要因」の項目に記載されている企業結合に関する要因や、当社の2021年12月31日終了年度のフォーム10-Kによる年次報告書の「リスク要因」の項目に記載されている要因、および証券取引委員会に提出されたか提出される予定の当社のその他の文書に記載されている要因などがあります。

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