ミミックのシアバーシュ・アラムーティ執行会長が権威ある2022年マルコーニ賞を受賞

プレスリリース発表元企業:mimik Technology, Inc.

配信日時: 2022-02-12 01:10:00

ミミックのシアバーシュ・アラムーティ執行会長が権威ある2022年マルコーニ賞を受賞

インターネットの普及と無線機器および無線サービスの効率化・低価格化における貢献が評価され、業界の先駆者として表彰される

(米カリフォルニア州オークランド)-(ビジネスワイヤ) -- ハイブリッドエッジクラウド技術とビジネスソリューションの先駆的企業であるミミック・テクノロジーは本日、ミミックの共同創立者で取締役会執行会長、元社長兼最高経営責任者(CEO)のシアバーシュ・アラムーティが、世界の無線機器のアクセス性への貢献が評価され、権威ある2022年マルコーニ賞を授与されたと発表しました。率直な革新者であり、アラムーティ・コードの発明者として最もよく知られているアラムーティは、人々の暮らしを向上させる技術の開発と推進に、そのキャリアを捧げてきました。その名前にちなんだ発明は、現代の無線技術の標準を支えており、世界の何十億もの機器に搭載されています。

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Siavash Alamouti, Executive Chairman of mimik Technology, Recipient of the 2022 Marconi Prize (Photo: Business Wire)Siavash Alamouti, Executive Chairman of mimik Technology, Recipient of the 2022 Marconi Prize (Photo: Business Wire)

マルコーニ協会が毎年授与するマルコーニ賞は、しばしば「通信のノーベル賞」とも称され、通信業界における革新者の貢献と影響を評価するものです。アラムーティは、TCP/IPプロトコルを発明して、インターネットの生みの親の一人と目されているヴィントン・サーフ氏、携帯電話の発明者であり、公の場で初めて携帯電話による通話を実現したマーティン・クーパー氏、PageRankアルゴリズムを発明して、インターネット向けに主要な検索エンジンを開発したグーグル共同創立者のセルゲイ・ブリン氏とローレンス・ページ氏など、テクノロジー分野の著名人や傑出したマルコーニ・フェローに加わることになります

アラムーティは、次のように述べています。「インターネットを広く利用可能にし、世界の1人ひとりが情報に平等にアクセスできるように取り組む中、マルコーニ協会の使命と価値を指針としていたため、そのマルコーニ協会から評価していただいたことを大変謙虚な気持ちで受け止めています。このような優れた方々の仲間入りをさせていただき、大変光栄です。デジタル・エクイティをその使命の原動力としているマルコーニ協会に感謝します。世界のすべての子供と大人がインターネットを利用できるようにするまでの道のりは長く、インターネットが偽情報、陰謀論、プロパガンダを流布するチャンネルにならないようにするには、さらなる困難が待ち受けています。」

「私たちの未来を守るには、技術、ビジネスモデル、規制など、エコシステムのあらゆる側面を検討し、人々が事実や現実を信念やプロパガンダから容易に区別できるようにしなければいけません。その一方で、探究や実験、努力で乗り越えられない課題はないということを学びました。マルコーニ・フェローの皆さまと協力して、未来のインターネットが持続可能性と公平性を備え、プライバシーと安全を守り、デジタル経済の繁栄を促進できるよう、創造的な方法を模索することが楽しみです」と、アラムーティは述べています。

アラムーティが1996年に開発したアラムーティ・コードは、携帯電話の基地局やアクセスポイントにある送信機を介して、携帯電話の信号受信を最適化します。これにより、無線機器にさらに受信機を追加する必要がなくなるため、コストやサイズ、カーボン・フットプリントを削減できます。現在このコードは、多入力多出力(MIMO)技術の基盤となっており、今日の無線規格の重要な要素です。この分野におけるアラムーティの業績は、世界の科学研究で2万回以上引用されています。

アラムーティはAT&T、インテル、ボーダフォンなどの大手テクノロジー企業に勤務して、キャリアを積んできました。その間、世界中の人々に代わって、オープンな無線標準と無線技術を強く提唱してきました。この分野におけるアラムーティのリーダーシップは、世界の電気通信標準とインターネット標準、そして周波数の政策改革への貢献にも反映されています。

マルコーニ協会会長で、1998年のマルコーニ・フェローでもあるヴィントン・サーフ氏は、次のように述べています。「アラムーティ氏は、受信品質を低下させることなく、無線機器をより効率的で廉価なものにして、何十億もの人々に接続性をもたらしました。同氏はそのキャリアを通じて、技術は世界を民主化するための力であると主張する重要な提唱者でした。」

アクセス性に優れた責任あるインターネット利用に対する熱意に従って、アラムーティは最近その注力対象をエッジ・クラウド・コンピューティング、クラウド分散化、データ主権にも広げています。2014年にミミックに入社し、業界初のハイブリッド・エッジ・クラウド・プラットフォームの構築と商業展開を支援しました。2020年には、インターネットのビジネスモデルと金融モデル、とりわけデータ主権とデジタル資産の保護に専念するために、CEO職を創立者のフェイ・アージョマンディに引き継ぎました。アラムーティは今も当社の執行会長として積極的な役割を担っており、現在は人々のデータを保護し、この重要資産を管理・収益化できるようにするプラットフォームの開発に力を入れています。

ミミックのハイブリッドedgeCloudプラットフォームは、クラウド・アプリケーションをサーバー機能がデータセンターとゲートウエイのサーバーに限定された、固定クライアント/サーバーのアーキテクチャーから、完全に分散されたアーキテクチャーに変換することで、何十億ものスマート・クライアント機器がサーバーとして動作できるようにし、ほぼ無限の拡張性を実現します。ミミックのプラットフォームは異種のアプリケーション、プロセス、デバイスが、オペレーティング・システムやネットワークを問わず、エッジでクラスターとして自律的に通信できるようにします。データはエッジで処理されるため、ミミックのプラットフォームが必要とする帯域幅と電力は大幅に減り、クラウドのホスティング費用を削減できるほか、従来のクライアント・サーバーのアーキテクチャーより強靭で、はるかに高いレベルのデータプライバシーとセキュリティーを提供します。

ミミックの創立者で最高経営責任者(CEO)のフェイ・アージョマンディは、次のように語っています。「アラムーティ氏は、無線技術の進歩と世界におけるインターネットのアクセス向上に大きな貢献をした、業界の貴重な人材です。一緒に仕事ができることを光栄に思っています。2010年にボーダフォンで会い、正当な所有者によるデータ管理を可能にすることに重点を置いた分散型インターネットのアイデアを売り込んだ日のことを覚えています。アラムーティ氏は最初から、その取り組みを支えてくれました。そして2014年にはミミックのCEOとして、会社に投資を行い、給与の受け取りを辞退して、私を支援することに同意してくれました。これはエッジクラウドが完全に破壊的なアプローチであり、VCがまだ関心を持たなかった時のことです。人類と社会の進歩のために技術を活用するというビジョンと情熱を共有できる共同創立者と巡り会えたことを、幸運に思います。今回の受賞は、社会の利益のために応用できる技術の開発と擁護の重要性を浮き彫りにしており、しかるべき評価だと思います。」

2022年マルコーニ賞について発表したマルコーニ協会のプレスリリースをご覧ください。

ミミックについて

ミミックはハイブリッド・エッジ・クラウド・コンピューティングに先駆的に取り組み、あらゆるコンピューティング機器がクラウドサーバーとして動作できるようにすることで、アプリ開発者がハイパーコネクテッド・ワールド向けに次世代アプリの力を引き出せるようにしました。このプラットフォームにはランタイムエンジンが含まれ、開発者はスマートフォン、スマートIoTデバイス、AIベースのセンサーなど、さまざまなエンドユーザー機器上でマイクロサービスを開発して、ホストすることができます。エンジンは、OS、デバイス、ネットワーク、パブリック/プライベートクラウドを問いません。非専有的で既存の標準的な開発ツールや開発言語と連携できます。また、ミミックはフィンテックを含む幅広い業界向けに、すぐに導入可能なアプリケーションドメインSaaS(クラウドやエッジ)も提供しています。ミミック・プラットフォームは、クラウドアウトではなくエッジインのアプローチを可能にし、アプリケーション開発の迅速化、インフラコストの大幅な削減、遅延の最小化、セキュリティーとデータプライバシーの向上、さらに標準RESTful API優先のサーバーレス・マイクロサービス駆動型アーキテクチャによって、アプリ間の直接通信を実現しています。詳細情報については、https://mimik.comhttps://developer.mimik.comをご覧ください。

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