【観光経済新聞】第17回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集『コロナに負けない交流術』を紹介
配信日時: 2022-02-08 11:00:00
2月7日付の観光経済新聞は、第17回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『コロナに負けない交流術』を紹介した。
【観光経済新聞】第17回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集『コロナに負けない交流術』を紹介
【日本僑報社発】2月7日付の観光経済新聞は、第17回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『コロナに負けない交流術』を紹介した。
第17回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『コロナに負けない交流術中国若者たちからの実践報告と提言』の内容紹介は、下記の通りである。
日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の相互理解と文化交流を促進するため、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、2005年にスタート。中国全土の300校以上の大学や大学院、専門学校などからの応募者は累計で5万人を突破。中国国内でも規模の大きい、知名度の高いコンクールへと成長を遂げています。
第1回から刊行し続けてきた受賞作品集シリーズは、中国の若者たちのリアルな生の声であり、貴重な世論として両国の関心が高まっています。本書は第17回コンクールの受賞作品集であり、最優秀賞(日本大使賞)から三等賞までの受賞作品を全文掲載。
最優秀賞(日本大使賞)受賞者潘暁琦さんの「対面でしか得られないものを求め続けたい」には、次のように書かれている。「コロナ禍以来、講義も会議も何でもオンラインで行われるようになった。パソコン一台で世界のどこにでもつながるのだ。だが、私はどうも満足できなかった。……会って話を聞いてみないと分からないことがある。対面でしか得られないものがある。目の前の相手を五感すべてで感じ取り、その場の空気を共有して初めて生まれる理解がある。私はそれを求め続けたい。日中交流もずっとこうあってほしい。だから、祈る。一日も早いコロナ禍の終息を。海を越えて桜の下で語り合う日が待ち遠しい。」
編者段躍中(だんやくちゅう)の略歴は、下記の通りである。
日本僑報社代表、日中交流研究所所長。
中国湖南省生まれ。有力紙「中国青年報」記者・編集者などを経て、1991年に来日。2000年新潟大学大学院で博士号を取得。
1996年日本僑報社を創立。以来、書籍出版をはじめ、日中交流に尽力している。
2005年1月、日中交流研究所を発足、中国人の日本語作文コンクールと日本人の中国語作文コンクール(現・「忘れられない中国滞在エピソード」)とを同時主催。
2007年8月に「星期日漢語角」(日曜中国語サロン、2019年7月に600回達成)、2008年に出版翻訳のプロを養成する「日中翻訳学院」を創設。
2009年日本外務大臣表彰受賞。
2021年武蔵大学・2020年度学生が選ぶベストティーチャー賞受賞。
北京大学客員研究員、湖南大学客員教授、立教大学特任研究員、日本経済大学特任教授、湖南省国際友好交流特別代表などを兼任。
著書に『現代中国人の日本留学』『日本の中国語メディア研究』など多数。
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