アクリル酸ブチル市場、2028年に46億806万米ドル規模へ到達予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2022-02-03 15:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「アクリル酸ブチルの世界市場予測(2028年まで):COVID-19の影響、用途別の分析」(The Insight Partners)の販売を2022年2月2日より開始いたしました。

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アクリル酸ブチル市場は、2021年の33億5,674万米ドル規模から2028年には46億806万米ドル規模に達すると予測され、CAGRは4.6%と推測されています。
自動車業界や建設業界から、接着剤、コーティング剤、塗料、シーラントへの要求が高まっているため、アクリル酸ブチルへの需要が大幅に増加しています。
化学産業への投資の増加や、フライアッシュホッパー、石炭車、プラスチックペレットホッパー、ごみ容器、トラック、建築・印刷用インクの内装用コーティングなどの用途における水性コーティングの需要増加が、市場を牽引しています。

アクリル酸ブチルは、接着剤、コーキング剤、シーラントなどに使われるコポリマーや柔軟なアクリルポリマーの製造に使用されます。ポリマーに使用されるアクリル酸ブチルは、タック、耐衝撃性、柔軟性、全体的な耐久性を向上させるのに役立ちます。アクリル樹脂、包装用接着剤、構造用接着剤、ラテックス塗料、コーキング剤およびシーラント、コンクリートコーティング、エラストマーコーティングなどの用途で使用されています。

アジア太平洋地域のアクリル酸ブチル市場は、予測期間中に最も高いCAGRで成長すると予想されます。オーストラリア、中国、インド、日本など、アジア太平洋地域の多くの国には、建築・建設、自動車、繊維など、多くの製造業があります。アクリル酸ブチルの最大消費国は中国ですが、これは建築・建設業界における塗料、コーティング剤、シーラント、接着剤の使用量が増加しているためです。日本やインドなどアジア太平洋地域の国々は、持続可能なインフラ、スマートシティ、複合商業施設、住宅などの建築・建設活動への投資を積極的に行っています。また、産業分野への投資の増加も市場の成長を加速させています。このように、アジア太平洋地域の国々は、予測期間中、アクリル酸ブチル市場を牽引すると予想されます。

用途別動向
アクリル酸ブチル市場は用途により、塗料・コーティング剤、接着剤・シーラント、化学合成、プラスチック添加剤、繊維、その他に分類されます。塗料・コーティング分野は、自動車産業や建築・建設産業への投資拡大により、成長が見込まれています。接着剤・シーラント分野は、自動車用ホース接着、コアプラグ接着、熱交換器接着、フィルターエンドキャップ接着などの用途が拡大しており、予測期間中にアクリル酸ブチル市場を牽引するものと期待されています。


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