マガジンハウスの人気絵本「ティニー ふうせんいぬのものがたり」が「ふうせんいぬティニー」として2014年NHKにてアニメ化決定 ~商品化・海外展開もスタート~

プレスリリース発表元企業:株式会社マガジンハウス

配信日時: 2014-03-05 10:00:00

 株式会社マガジンハウス(所在地:東京都中央区、代表取締役:石崎 孟、以下 マガジンハウス)より発売中の人気絵本「ティニー ふうせんいぬのものがたり」を原作に、2014年NHKにて「ふうせんいぬティニー」としてアニメ化することが決定しました。同絵本は、映画プロデューサーであり作家の川村元気氏と、アートディレクターの佐野研二郎氏による共著。カーサ ブルータスで連載されていたものが絵本として2013年末にリリースされ、発売直後から重版を3回重ね、早くも2万部を突破する人気絵本となりました。

 アニメ化にあたり、マガジンハウスを中心に4社でアニメ製作委員会を組成し、<商品化、企業キャンペーン、映像パッケージ、配信ビジネス>をスタートします。委員会メンバーは、株式会社マガジンハウス、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(以下 SCP)、東宝株式会社(以下 東宝)、株式会社NHKエンタープライズ(以下 NEP)の4社。アニメ制作には映像制作会社スティーブンスティーブンが参加。

 絵本のメイン購買層である30代女性とその子供をターゲットにした商品化を予定しており、ぬいぐるみ、服飾雑貨、ランチウェア、インテリアなどを子供向けに、ステーショナリー、モバイルウェア、バッグ、アパレルなどを大人向けに展開していきます。また、カーサ ブルータスのネットワークを生かした、ハイブランドとのコラボレーション企画も推進します。

 国内では3年後に上代ベースで20億円の市場規模を目指します。また、同時にメイド・イン・ジャパンのコンテンツとして海外進出、3年後に20カ国で放送・合計10億円のマーケット創出を目指します。


<各社役割>
マガジンハウス:国内商品化、原作管理、製作管理
SCP      :国内商品化
東宝     :DVD・配信
NEP      :国内番組販売・海外番組販売・海外商品化


<絵本について>
 風船をつけた子犬のティニーが、風に飛ばされ雲の上に飛んでいくと、そこには生まれつき風船が体についている「ふうせんどうぶつ」たちの国があった―。そんなワクワクする冒険物語の本作は発売直後から業界内外で話題沸騰となり、糸井重里氏も「ふうせんはだれだってほしいものさ。重さから自由になって、ちょっとだけさみしいきもちも味わった」とコメントを寄せ、読者からも「風船と動物のありそうでなかった組み合わせのキャラクターたちに子供たちが夢中」「雲の上の世界でも、やっぱり人間世界同様の些細な悩みやすれ違いがあって共感できる」「カラフルな色合いや、レイアウトの面白さなどもあり、デザインとしての観点でも楽しめる」など、子どもも大人も楽しめる絵本として大きな反響がありました。
 絵本は発売直後から重版を3回重ね、発売後3ヶ月ですでに2万部という絵本としては驚異的なペースのベストセラーとなっています。


<作者紹介>
作・川村元気
 1979年生まれ。東宝の映画プロデューサーとして『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』などを製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia 2010」に選出され、11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。2012年に『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。同作は本屋大賞にノミネートされ、30万部の大ベストセラーとなり、中国、台湾、韓国での出版も決定している。

絵・佐野研二郎
 1972年生まれ。2008年、博報堂を独立後、MR_DESIGNを設立。広告界トップのアートディレクターとして、『TOYOTA ReBORN』『サントリー グリーンダカラちゃん』『資生堂 ザ・コラーゲン』『日清 ラ王』『キリン円熟』などナショナルクライアントの大型広告を手掛ける。そのほかにも『井上陽水 Love Rainbow』『宇多田ヒカル Flavor Of Life』などのジャケット、キャラクター作品として日光江戸村『ニャンまげ』、TBS『ブーブくん』、au『リスモくん』なども幅広く手掛ける。『nico プロダクト』というオリジナル文具はニューヨークのMOMAショップなどでも販売されている。


<ティニー画像>
http://www.atpress.ne.jp/releases/43803/img_43803_1.jpg
<ティニー絵本書影>
http://www.atpress.ne.jp/releases/43803/img_43803_2.jpg
※画像をご掲載の際は (c)2014 Genki Kawamura & Kenjiro Sano/Tinny Project のクレジットを表記ください

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