宮川花子が余命半年宣告を乗り越え、復帰を目指す。日本一の夫婦漫才「宮川大助・花子」がともに闘う日々をつづった書籍『あわてず、あせらず、あきらめず』が発売に

プレスリリース発表元企業:株式会社主婦の友社

配信日時: 2022-01-21 10:00:00

突然の病魔と闘い、乗り越えようとしている今だから二人が伝えたいこととは?

株式会社主婦の友社は、書籍『あわてず、あせらず、あきらめず』(http://www.amazon.co.jp/dp/4074458837)を2022年1月31日(月)に発売いたします。




日本中を笑いの渦に巻き込んできた夫婦漫才「宮川大助・花子」の花子さんが多発性骨髄腫と診断され、大助さんとともに闘った記録が1冊の本になりました。


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腰痛を自覚した17日後に余命宣告


花子さんが身体の異変に気づいたのは、2018年3月2日、「淀川寛平マラソン」前日のウォーキングでした。フルマラソンを完走している花子さんにとって、12kmのウォーキングは楽勝のはずでしたが、ひどい腰痛に襲われ、その17日後に「余命半年」の宣告。病名は「多発性骨髄腫」。血液のがんでした。

2019年12月に復帰記者会見を行い、初めて病名と病状を発表し、世間を驚かせました。それまではごくごく一部の人にしか病名は知らされていなかったのです。すぐに発表しようとしたのを思いとどまったのは、もし治らなかったら、公表してもみんなに心配をかけるからという理由からでした。


悪化していく病状への恐れ

余命宣告されたときにあわてたこと。放射線から抗がん剤治療に切り替えるときに副作用の悪いことしか思い浮かばず、二の足を踏んだこと。日常的なことがどんどんできなくなっていく驚き。神経のマヒにより床ずれの痛みがない、マッサージの感触がないことに大助さんが恐怖を感じる様子など、病状の変化に動揺する様子がありのままに描かれています。


みんなが一緒に闘ってくれたことへの感謝

入院後の闘病生活は自分ではなく、医師や看護師さん、看護助手、リハビリの先生、作業療法士、掃除の係の人など、まわりがみんな闘ってくれたことに感謝し、窓から見える病室にいらっしゃる患者さんたちが頑張っている姿に、自分一人が苦しいとは言っていられないという想いだったそうです。


書籍カバーイラストは握力がない花子さんが時間をかけて描いたもの

現在は退院し、自宅で過ごしていますが、普通の生活ができるつもりで外出するとまだまだ思うようにできないこともあるそうです。握力もなく、右手でうまくお箸も持てない花子さんが、書籍のカバーイラストを描いています。当初はモノクロの絵でしたが、時間をかけて仕上げたものです。


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誰もが困難な時期だからこそのお二人からのメッセージ


そして2021年12月、2年半ぶりに舞台に帰ってきたおふたりが、困難な時期をともに生きる私たちに、明日からも頑張って生きるための熱いメッセージを届けてくれています。病気や苦しみで出口の見えないトンネルにいらっしゃる方、支えている方、いま不安を感じている方に、ぜひご一読いただきたいと思います。
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著者プロフィール
宮川大助・花子(みやがわだいすけ・はなこ)

夫婦漫才の第一人者。大助は1949年10月3日、鳥取県生まれ。会社員を経て、浪曲漫才の宮川左近に弟子入り。ガードマンの仕事をしながら100本の漫才台本を書く。花子は1954年8月28日、大阪府生まれ。大阪府警に入庁後、チャンバラトリオに弟子入り。1976年に結婚、1979年にコンビ結成。1987年上方漫才大賞の大賞受賞。2011年文化庁芸術選奨 文部科学大臣賞大衆芸能部門、2017年紫綬褒章。2019年12月、花子が自らのがんを公表。


書誌情報



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書名:あわてず、あせらず、あきらめず
判型、ページ数:四六判 192ページ
定価:1650円(税込)
ISBN978-4-07-445883-7
発売日:2022年1月31日(月)
電子書籍も同時発売
【Amazon】http://www.amazon.co.jp/dp/4074458837



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