お家のベランダや学校で稲づくりにチャレンジ! 今年も27万セットを配布します!身近な場所で食育体験「バケツ稲づくり」
配信日時: 2022-01-06 14:00:00
JAグループでは「みんなのよい食プロジェクト」の一環として、次代を担う子どもたちに、日本の主食であるお米や、農業への関心と理解を深めてもらえるよう、バケツを使って手軽にお米づくりが体験できる「バケツ稲づくり」事業を令和4年度も実施いたします。
種まきから収穫、脱穀、そしてお米を炊くところまで、誰でも簡単にできるのが特長です。関連資材をまとめた「バケツ稲づくりセット」=写真を、全国の小学校・幼稚園・保育園などの教育機関等に無償(送料別途)でご提供します。
学校では、総合的な学習の時間や社会科の食育教材として、ご家庭では、昔の田園風景を伝える家族団らんのツールとして活用されています。バケツ稲づくりセット配布数は、平成元年の事業開始から昨年度までの実績で1,093万セットを超えました。
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バケツ稲づくりセット
■学校やご家庭のベランダでお米づくりを体験してみませんか
希望する学校や幼稚園、保育園、認定こども園、子ども会などの教育機関、公共施設、公益法人、自治会など団体からの申込受付は、令和4年1月11日(火)より開始します。個人からの申込受付は、令和4年3月7日(月)より開始します。
令和4年の配布は、27万セットをご用意しています。配布予定数が無くなり次第、受付終了となります。ぜひ、お申し込みください。
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詳しい内容は、下記のQRコードからアクセスできます。
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首をたれる稲穂
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バケツ稲の観察日記をつける園児たち
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すずめ対策のため、教室内での稲干し
■ バケツ稲づくりに積極的に取り組んでいるみなさんの声
(東京都)八王子市立横山第一小学校
新米の時期に市内の水田で収穫されたお米を、学校の給食で食べていたことを栄養士さんから教わりました。「総合的な学習の時間」で、日本人の主食であるお米作りへの興味を深める中で、バケツ稲の存在を知り、5年生105人で取り組みました。実際にバケツで稲を育てるにあたって水位を保つことの大切さや、時期によっては土を乾かす必要があることなど、自然や科学についての観察力や知識を自ずと身に着けることができたようです。
児童からは「普通に食べていた米ができるまでには、すごく時間がかかって努力が必要だと分かった」「水田は、ずっと水が溜まっていると思っていたが、根を丈夫にするため、土を乾かすことが必要になることは初めて知った」「こんなに育てるのが難しいお米を、大昔から育ててきた日本人はすごい」との感想が多く寄せられました。
指導する教師側も、次の工程に進むための天候や状況を見極めるのが難しく、試行錯誤しながら進めました。まさに児童も教師も、お米作りの難しさと先人の偉大さを、共に実感した貴重な体験となりました。収穫したお米は、栄養士さんとどうやって食べるか相談中です。
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(福島県)セントポール幼稚園
5月に始めたバケツ稲づくりですが、先日、幼稚園の子どもたちともみすりと精米をしました。子どもたちは興味津々で、私が5月に芽出しからやっているのを知っているので、「6ヵ月かかってようやくお米になるんだよ。みんなが食べているお米も誰かが時間をかけて大切に育てているから残さないで食べようね」とお話をして、年長さんにもみすりと、年中さんに精米を手伝ってもらいました。子どもたちも一生懸命お手伝いをしてくれました。私も初めての経験で何とかお米ができて、子どもたちに食べ物の大切さや感謝の気持ちが少しでも教えられたかなと思いました。来年も今年の経験をいかしてバケツ稲づくりに再チャレンジしたいです。
(栃木県)あぐりキッズクラブ(JA足利)
食と農業の役割などを学ぶJA足利主催の農業体験スクール「JA足利あぐりキッズクラブ」の参加児童宅に、JA職員が家庭訪問を行いました=写真。
児童は同クラブの課外授業として、バケツ稲づくりセットを使い、各家庭で稲の栽培を行っています。JAの担当者は参加児童宅を訪問し、バケツ稲の生育状況を確認するとともに、今後の栽培管理などを児童にアドバイスしました。児童は秋の収穫を目指し、稲の栽培に取り組みます。JAの担当者は「家庭訪問を行うことで、クラブでは伝えきれない細かな注意点や観察ポイント、食物の大切さなどを教えたい」と語りました。
児童は「暑い日は水があっという間に無くなるので、枯らさないように慎重に管理している。自分で育ててみて農家の大変さが分かった。秋にどれだけお米がとれるか今から楽しみ」と笑顔で話しました。
JAでは、今後も児童が農業に関心を持ってもらえるような活動に積極的に取り組んでいきます。
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(広島県)わたしたちのSDGs 国産への関心高める (JAグループ広島)
JAグループ広島は令和3年度からバケツ稲づくり事業とインターネット交流サイト(SNS)を組み合わせたキャンペーンを実施しました=写真。「バケツで稲を育てる」という一連の作業を通じて、「ごはん」を中心とした日本型食生活や国産農畜産物への関心を高めることなどを目的とした試みです。
参加者はテレビやラジオでの告知を通じて県内から募集しました。バケツ稲の生育過程を専用のハッシュタグを付けて写真動画投稿アプリ「インスタグラム」に投稿してもらい、「グランプリ」などの入賞者には賞品として県の農畜産物が贈られました。
小学生も参加した同キャンペーンは、食農教育活動の役割も担うものとなりました。また、「バケツ稲づくり」は、夏休みの自由研究課題にも活かすことができるもので、持続可能な開発目標(SDGs)のうち「質の高い教育をみんなに」「陸の豊かさを守ろう」の達成に向けた取り組みにつながります。
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/292588/img_292588_9.jpg
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プレスリリース提供元:@Press
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