『CFA協会リサーチ・チャレンジ2021-2022』神戸大学と立命館アジア太平洋大学(APU)が優勝、アジア太平洋小地区大会へ進出 金融の将来を担う世界の学生たちの頂点を目指す

プレスリリース発表元企業:一般社団法人 日本CFA協会

配信日時: 2021-12-14 17:30:00

一般社団法人 日本CFA協会(以下、「日本CFA協会」)は、大学生・大学院生による企業分析および株式評価を競う国内唯一のグローバル金融大会、『CFA協会リサーチ・チャレンジ(CFA Institute Research Challenge)2021-2022』の日本大会決勝を、12月4日(土)、SMBC日興証券(新丸の内ビルディング20階ホール)にて開催いたしました。
今年は参加チームが24チームに増加したため、規定により2チームがアジア太平洋小地区大会へ進出できます。最終審査の結果、神戸大学チーム(指導教官:西村 幸宏専任講師、メンター:中山 惠介(アムンディ・ジャパン株式会社))と立命館アジア太平洋大学(APU)Bチーム(指導教官:CORTEZ Michael Angelo教授、メンター:古谷 カルロス 明(野村證券株式会社))が優勝を果たしました。両チームはアジア太平洋小地区大会へと進出し、アジア太平洋地区大会、さらには世界大会への出場権をかけて強豪大学チームと競います。

CFA協会リサーチ・チャレンジ2021-2022の日本大会には、国内著名大学から24チームが参加しました。各参加チームは、株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(代表取締役社長:鈴木 郷史、本社:東京都、以下「ポーラ・オルビス」)を分析対象企業とし英語による分析レポートを提出しました。書類審査結果で上位8チームが日本大会決勝にて英語によるプレゼンテーションと質疑応答を行い、見事神戸大学チームと立命館アジア太平洋大学(APU)Bチームが優勝しました。また、ポーラ・オルビスの事業構造の本質を的確に捉えていた点等が評価され、一橋大学Aチーム(指導教官:中野 誠教授、メンター:大川畑 聡(ニッセイアセットマネジメント株式会社))に「ポーラ・オルビス賞」が授与されました。

今回優勝を勝ち取った神戸大学チームと立命館アジア太平洋大学(APU)Bチームは、3月に開催されるアジア太平洋小地区大会へ進出し、そこで勝ち抜けば4月に開催されるアジア太平洋地区大会、さらには世界大会へと、熱い戦いがまだ続きます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/290313/LL_img_290313_1.jpg
優勝した2チームと指導教官、審判員4人

■世界の金融業界から注目される『CFA協会リサーチ・チャレンジ』とは
『CFA協会リサーチ・チャレンジ』は、年に一度開催されるグローバルな大会です。毎年、世界の900を超える大学から約5,000人の大学生・大学院生が参加し、英文調査レポートの内容および英語によるプレゼンテーションと質疑応答の質により審査が行われます。日本大会は、CFA(R)資格を有する一流の金融専門家と、参加大学の教授陣等、学生の将来を応援する約80名のボランティアで運営されています。金融業界の将来を担う若い人材の育成と実践教育の場として、産業界、教育界からも注目を集めています。


■参加学生にとってのメリット
大学生・大学院生にとっては、就職前に職業倫理や企業分析手法を金融業界で活躍するメンターや審査員から直接学び実践できる機会となり、卒業後の進路決定の判断材料となる情報を集められます。また参加した学生は、自身のチームが作成したレポートを面接企業に参考資料として提出することも可能となっています。


【第14回 CFA協会リサーチ・チャレンジ日本大会出場チーム一覧(アルファベット順)】
青山学院大学A
青山学院大学B
青山学院大学C
一橋大学A(日本大会決勝進出)
一橋大学B(日本大会決勝進出)
国際基督教大学
(初出場)
慶應義塾大学
神戸大学(日本大会優勝)
京都大学A
京都大学B(日本大会決勝進出)
名古屋大学(日本大会決勝進出)
立教大学(日本大会決勝進出)
立命館アジア太平洋大学A
立命館アジア太平洋大学B(日本大会優勝)
創価大学
東京大学A
東京大学B(日本大会決勝進出)
東京工業大学
東京都立大学A
東京都立大学B
筑波大学大学院
早稲田大学
横浜国立大学A
横浜国立大学B

*初出場は大学単位で記載(個人としてはリサーチ・チャレンジには1回のみ出場可能)。


【国内大会決勝審査員(アルファベット順、敬称略)】
Scott Anderson
Director, Portfolio Manager/Analyst,
Lazard Japan Asset Management K.K.

Akiko Emori
Executive Director, Investment Director,
JPMorgan Asset Management (Japan) Ltd.

Taro Hirano
President, Chief Portfolio Manager,
Japan Catalyst, Inc.

Zuhair Khan
Managing Director, Senior Fund Manager,
UBP Investment Co. Ltd.


日本大会は、以下のスポンサー企業からのご協賛をいただき開催されました。

【スポンサー】
○プラチナ・スポンサー
SMBC日興証券株式会社
ファクトセット・パシフィック

○ゴールド・スポンサー
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
東京海上アセットマネジメント株式会社
野村アセットマネジメント株式会社
ピムコジャパンリミテッド


<CFA協会について>
CFA協会(CFA Institute(R))は投資専門職の卓越性と資質の基準を設定する投資専門家の世界的な団体です。当協会は投資市場における倫理的行動の推進者であり、世界の金融業界における知識の発信者として高く評価されています。
当協会は、投資家の利益が最優先され、市場が最高の機能を発揮し、経済が成長する環境を作ろうとしています。
CFA協会は世界160を超える国と地域に175,000 人を超える会員を有し、世界9か所のオフィスに160のメンバーソサエティが所属しています。

詳しくは http://www.cfainstitute.org 、または LinkedIn( https://www.linkedin.com/company/cfainstitute )やTwitter( @CFAInstitute https://twitter.com/CFAinstitute?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor )をご覧ください。


<日本CFA協会について>
日本CFA協会は、日本におけるCFA資格者や受験者に対して、専門知識の向上と相互交流の場を提供する非営利組織です。倫理規範および職業行為基準、資産運用や調査に関する専門能力の向上と普及をめざし、会員向けに金融市場、財務会計、経済動向などをテーマとした講演会、セミナー、勉強会などを開催しています。また会員相互間の交流会なども行なっています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press