MS&ADグループ サステナビリティコンテスト 2021 「『カーボンニュートラルサポート』に関する商品・サービス開発」が最優秀賞に決定
配信日時: 2021-12-10 13:00:00
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社は、「MS&ADグループ サステナビリティコンテスト 2021」を開催し5つの項目(社会的インパクト、コミュニケーション、グループシナジー、取組姿勢、発展性)を選考基準として評価し、特に優れた6取組を選定。グループ各社の経営陣によるオンライン審査・投票の結果、最優秀賞1組 優秀賞5組が決定しました。
MS&ADインシュアランス グループは、2030年に目指すべき社会像「レジリエントでサステナブルな社会」を掲げ、SDGsを道しるべとして、社会との共通価値の創造(CSV)に向けてさまざまな取組みを進めています。
社員一人ひとりのCSVやSDGsへの理解が深まるよう、国内外のグループ社員全員が応募することができる「サステナビリティコンテスト」を行っています。本コンテストは、社会課題の解決につながる取り組みや提案を通じた顕著なCSV取組を表彰するもので、第4回目となる今回は、海外を含む385組の応募がありました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/289573/LL_img_289573_3.jpg
SDGsロゴマーク
<最優秀賞>
「カーボンニュートラルサポート」に関する商品・サービス開発
三井住友海上 火災傷害保険部/営業推進部
あいおいニッセイ同和損保 火災傷害保険部
インターリスク総研 リスクマネジメント第一部/リスクマネジメント第三部
世界的にも脱炭素に向けて大きく舵が切られている中、排出量削減に資する設備の導入コストは大きな課題となっている。企業向けの火災保険(企業財産包括保険)において、被災建物等の復旧時に、新たにCO2排出量削減につながる設備等を採用する際の追加費用を補償する「カーボンニュートラルサポート特約」を他社に先駆けて開発し、2021年8月より販売開始した。
保険補償のみならず、カーボンニュートラルサポートを活用して、お客さまの脱炭素化取組に対して、「(1)導入(セミナー・勉強会支援)」、「(2)戦略(CO2排出量簡易算定サービス等)」、「(3)削減(省エネ・再エネ導入支援等)」の3つの段階をワンストップで支援。「Build Back Better(創造的復興)」の考えを踏まえ、保険+コンサルサービスを通じて、お客さまにCO2排出量削減に繋がる対策を実施いただくことで共に脱炭素社会の実現に貢献する。
<受賞者のコメント>
世界的に「脱炭素」取り組みが注目されていますが、マーケットニーズを調査したところ、脱炭素化コストや対応ノウハウが不足している等の課題があることが分かりました。そこで、復旧時に脱炭素化に資する設備の設置費用を補償する特約と、お客さまの実践的な脱炭素取組を支援するサービスの開発を計画しました。統一的な査定体制を構築すること、パートナー企業との協業体制を構築することに苦労しましたが、グループの様々なリソースや有識者からの助言を活かし、グループ総合力で乗り越えることができました。今後も日々変化する社会課題の解決に寄与する商品・サービス開発を行って参ります。
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最優秀賞を受賞した皆さん
<代表取締役 副社長執行役員グループCFO 樋口 哲司のコメント>
第4回目となる今回は、海外を含めたグループ全体で385件の応募がありました。
応募取組は、脱炭素などの気候変動やD&I、長期化するコロナ対応等の中長期的な社会課題の解決をテーマとしたものが多く見られました。グループ社員一人ひとりが、世の中の動きを機敏に捉え、CSVやSDGsがグループのさまざまな活動の中で浸透してきていることを実感しました。
また、関連事業会社からの応募や会社の枠を超えた取組みが増えるなど、本コンテストを通じて、グループにCSV取組が根付いてきていると感じています。さらに、実現性が高いアイデア段階の取組みの応募も多数あり、今後の成果が期待できます。今後も、MS&ADグループの多様性を活かしたCSVに向けた取組みを推進します。
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代表取締役 副社長執行役員グループCFO 樋口 哲司
<優秀取組>
■被災者生活再建支援サポート・罹災証明書発行手続き支援サービスの提供
三井住友海上 損害サポート業務部/営業推進部
水災発生時の三井住友海上社の損害調査情報(物件の情報や浸水の深さ等)を自治体へ提供することで、迅速な罹災証明書の発行を支援する。自治体の交付事務の効率化とお客さまの早期の生活再建に貢献。
■~食品ロス削減の輪を社会全体に~ 食品事業者向けリコール保険「食eco」を開発
あいおいニッセイ同和損保 新種保険部/名古屋企業営業第二部/東京企業営業第七部
日本初・最大級の社会貢献型フードシェアリングプラットフォームを運営する企業と提携し、食品ロスの削減に資する「食eco」を開発。食品事業者が賞味期限の誤表示等によりリコールを実施する際、品質に問題がない食品を提携企業が買い取ることで、食品ロスを削減。同時に、廃棄コストの削減効果を保険料に反映し、契約者の保険料の抑制につなげる仕組みを構築した。
■「AI自動音声応答サービス」導入によるお客さま利便性の向上
三井住友海上あいおい生命保険 保険金サービス部
保有契約件数の増大や保障の拡大により、保険金・給付金請求等のコールセンターの入電件数が増加。業界初のAIによる自動音声応答サービスを導入することで、24時間365日お客さま対応が可能となり、お客さまの利便性が向上。
■スマートオフィスを活用した販売網拡大による地方/農村部の保険インクルージョン
Cholamandalam MS General Insurance Company Limited
インドの小都市・町村部に、保険証券の発券機を設置した小型の店舗(スマートオフィス)を展開。出店コストや運営費を抑制することで、地方農村部への販売拡大を実現した。保険へのアクセスが不便だった地域での保険の普及に貢献。
■高齢運転者視機能・認知機能維持改善 トレーニングツール「ABCD」の開発
MS&ADインターリスク総研 リスクマネジメント第二部
高齢運転者の安全運転支援を目的として「ABCD」(Active Brain CLUB for Driverの略)を開発。高齢者の安全運転寿命の延伸を支援することで、交通事故のない社会と全ての人の充実した生活の実現を目指す。
<入賞取組>
■~脱炭素社会の実現に向けて~ グリーン電力証書安定供給支援保険の開発
■グリーン電力×付加価値サービス(脱炭素関連)×保険
■スマート農業スタートアップIoT水門における補償制度構築と地方創生、減災取組
■新型コロナワクチン接種における自治体向け傷害保険パッケージプランの提供
■「クルマの損傷範囲抑制による環境負荷低減」を目指した自動車メーカーとの共同取組
■地域再エネスキーム構築によるエネルギーの地産地消・脱炭素・防災拠点づくり推進
■「お客さまデータベース」と「チャットボット」活用による新たなお客さま体験価値提供
■~お客さまが「やさしい」を体感できる施策の拡充、ペーパーレスで環境にも「やさしく」~
■高齢者に配慮した対応「ハートフルラインサービス」の導入
■外国人新聞奨学生に対する原動機付自転車安全運転講習
■商品開発および引受部門などが協働し、太陽光発電のオールリスク型火災保険の開発
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プレスリリース提供元:@Press
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