日本マクダーミッド社が全鍍連の特別賛助会員に

プレスリリース発表元企業:日本マクダーミッド株式会社

配信日時: 2014-02-12 12:00:00


めっき薬品の世界大手製造業者であるマクダーミッド社の日本法人は先月、全国鍍金工業組合連合会の特別賛助会員となった。全国鍍金工業組合連合会はめっき専業者1,400社あまりが所属する24工業組合により組織された上部団体で、全体の総従業員数は約26,000名を数える。


めっき薬品の世界大手製造業者であるマクダーミッド社の日本法人は先月、全国鍍金工業組合連合会(略称:全鍍連(ぜんとれん)、東京都港区・栗原敏郎会長)の特別賛助会員となった。

全国鍍金工業組合連合会はめっき専業者1,400社あまりが所属する24工業組合により組織された上部団体で、全体の総従業員数は約26,000名を数える。おもな事業はめっき業界における諸問題に取り組み、各事業者に有益な情報を提供し、行政への働きかけを行うなどの活動である。めっき専業者は比較的小規模の事業所が多いため個々では解決の難しい問題も多いことから、このような組織の役割は重要だ。また、高齢化が進む業界において若い人材の育成も目標の一つである。

一方、日本マクダーミッド株式会社は川崎市高津区に本社を置き、めっきをはじめとした工業用特殊化学薬品の製造・販売を行う。自社内にラボを構え、顧客ごとの開発やサンプル評価などきめ細かな対応が可能である。近年特にめっき業が直面している問題の一つ、環境問題において薬品に対する規制が強まるなか、化学メーカー独自の支援が期待できる。また、グローバル企業の利点を活かし、海外へ進出する企業へ素早い情報提供ができる可能性もある。昨年2月に就任し2年目を迎えるジュリアン・ベイショア社長は今回の全鍍連参加について次のように語っている。「米国に本社をおくマクダーミッド社は日本においても 40年以上の実績があり、同連合会への参加はやや遅きに失した感もあるが、アベノミクスで活力を回復しつある国内製造業を盛り立てることで、日本のめっき工業会に貢献をしたい。その結果として我々のさらなる売上拡大につながるwin-win の関係を目指したい。」

全国鍍金工業組合連合会について
1948年8月23日に「日本鍍金工業連合会」が創立され、「全国鍍金工業連合会」「日本鍍金工業組合連合会」と変遷し1973年に現名称となる。2008年に60周年を迎えた。主に電気めっき業に関する指導・教育・情報収集・研究開発等を行う。全国に24の会員組合があり、総組合員数は約26,000人である。8月23日は「めっきの日」と称している。
詳細はhttp://www.net.inst.or.jp/~zentoren/index.htmlを参照。

マクダーミッド社について
1922年に創業したマクダーミッド社(MacDermid, Inc.)のビジョンは、世界大手のめっき製品企業であり続けることにある。エレクトロニクス、メタルフィニッシング及びプリンティングの各市場への展開を行っている。マクダーミッドの本社は米コネチカット州ウォーターベリー市にあり、世界20カ国以上で活動している。主な製造拠点は米国、イタリア、中国、台湾にあり、研究所は米国、英国、及び日本にある。日本市場へは1973年に参入した。
詳細はhttp://www.macd.co.jpを参照。

親会社のプラットフォーム・スペシャリティ・プロダクツ・コーポレーション社(NYSE:PAH)は2014年1月23日にニューヨーク証券取引所に上場した。取扱製品を「dynamic chemistries(動的化学品)」と位置づけ工業用薬品の新規分野への展開と収益の拡大を目指している。
詳細はhttp://www.platformspecialtyproducts.comを参照。

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:日本マクダーミッド株式会社
担当者名:吉野由紀
TEL:044-820-1180
Email:Japan.sales@MacDermid.com

プレスリリース情報提供元:valuepress