木構造技研が木造建築の新工法でパートナー企業を募集

プレスリリース発表元企業:木構造技研有限会社

配信日時: 2021-12-08 10:30:00

木質ラーメン構法や各種接合金物など木造建築の新工法開発を行う木構造技研有限会社(所在地:静岡県浜松市東区、代表:細川 清司)は、2021年12月6日(月)に木造建築の新工法「柱壁構法」の事業展開を主体的に取り組むパートナー企業の募集を開始しました。


■募集開始の経緯
*脱炭素社会の構築に向けて注目される木造建築
京都議定書以降脱炭素社会の実現に向けて各産業分野で低炭素・脱炭素の商品開発が進められています。建築・建設分野においても人や地球に優しい建造物として木造建築が見直されており、住宅はもとより低層階の公共建造物や福祉施設、昨今では4階建以上の木造ビルなどが計画、建造されています。

*高強度な木構造技術の開発が必須
大地震の発生が予測される環境下で建造物の高耐震化を図るため、高強度・高靭性な構造体の木造での実現が期待されるなか、S造やRC造に比べ構造の学問としては新領域にあたる木造の分野において驚異的な強度を実現した構法が大学での実験で確認されました。


■「柱壁構法」について
「柱壁構法」は、構造材に120×600のRウッド集成平角材を使用し、脚部から垂直方向に特殊なラグスクリューボルトを打ち込んで専用の接着剤で固定、土台との間に“クラッシュボックス”と呼ばれる穴あき鋼管を設置して接合します。これまで大学での強度試験では壁倍率で18.1倍、最大荷重60kNトンに耐える性能を大学での実験で確認しています。
中低層の木造ビル等の建築を想定しており、今後は今回募集するパートナー企業と組んで実用化を目指します。


■会社概要
商号 :木構造技研有限会社
代表者 :代表 細川 清司
所在地 :〒435-0042 静岡県浜松市東区篠ケ瀬779
事業内容:木質ラーメン構法及び木造建築における各種接合金物の研究開発


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