都農町の22事業所が都農中学校に大集合、「つのワク」サミット開催

プレスリリース発表元企業:株式会社イツノマ

配信日時: 2021-12-07 10:00:00

職場体験「つのワク」の企画、中学生と事業者が都農町と中学生の未来について対話

まちづくりスタートアップの株式会社イツノマ(所在地:宮崎県都農町 代表取締役:中川敬文)は、都農町キャリア教育支援センターより委託を受けている都農中学校キャリア教育プログラムの一つとして、中学2年生の職場体験プログラムを企画、12月10日に町内22事業所の経営者・実務者が中学校に一堂に会し、経営ビジョンや仕事内容、これからの都農町について対話をする場、「つのワク」サミットを開催します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/71777/14/resize/d71777-14-afa425d73315911b9495-0.png ]

 【「つのワク」サミットの開催】
 12月8日から10日の3日間で実施予定の中学2年生の職場体験プログラム「つのワク」の中で、3日目の12月10日は「つのワク」サミットと称し、22の町内事業者が都農中学校の体育館に一堂に会し、中学生たちに事業所の経営ビジョンや仕事内容、都農町や中学生の未来について対話します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/71777/14/resize/d71777-14-c8dc3ea6f0e91b846070-1.jpg ]

(参加事業所) ※五十音順
あおき動物病院­・石井記念尾鈴保育園・上田自動車・河北・昭和テクノコンベヤ
聖愛幼稚園・セサミツノ・園青果・中央保育所・都農町衛生公社・都農町観光協会
都農町社会福祉協議会・都農町役場福祉課・都農ペレット・都農まちおこし屋
都農ワイン・南国CBF・服部(尾鈴豚)・パントリーけいすけ・秀建設
美容院キャンドル・宮崎センコーアポロ・

 中学2年生は1グループ10名前後で8グループに分かれ、各事業者と20分ずつ対話をしていきます。

 事業者と中学生に対してはあらかじめ下記のテーマは案内し、冒頭で事業者から自己紹介した後は、中学生たちから関心のある質問をして、事業者が答えていくという進め方をします。

(質問事項の一部)
最近、仕事でワクワクしたこと|どのような人と働きたいのか|
お客さんから言われて一番うれしかった言葉は?|社員が楽しく働くための工夫
今後、都農町に貢献していきたいこと|ゼロカーボンへの取り組み|女性の活躍
5年後の自分はどうなっていたいか|これからの世の中|中学生にメッセージ 他

【「つのワク」サミットの狙い】
 職場体験「つのワク」では、1つの事業所で仕事の内容やそこで働く人たちの魅力について仕事の体験を通して知ることができます。
 「つのワク」サミットでは、同時に22事業者の仕事や人たちと出会えることで多くの種類の仕事、さまざまな思い、知識や技術を持った大人たちがいることを知ってもらい、自分の関心や可能性に選択肢を増やしてもらうことを趣旨としています。

 1万人の町の規模ゆえに、事業者の人たちのことは親の世代や親戚を通じてなんらかの縁があるなど身近な存在ながら、仕事のことを真剣に聞くことで、人の新しい魅力=都農町の魅力に気づくきっかけになれば、という思いを込めています。
 事業者には、少子高齢化、若者流出、人材不足という課題に直面しながら、日ごろ接することのない中学生に直接出会うことで、中学生の関心時から将来の夢、事業所に求めることを体感、自社の経営・人事戦略の一助にしてもらえればと考えています。

【職場体験を実施する背景】
 1万人の町、宮崎県都農町(つのちょう)は2045年に人口6,000人をきり、2040年には老年人口>生産労働人口になります。高齢化率は40%近く、農の都を支える農業は後継者不足、唯一の高校は廃校が決まり町から高校生がいなくなり、医療も不足します。
 これらの問題に立ち向かうため未来の担い手の主役は町唯一の中学校、都農中学校です。都農町の子どもたちが元気でなければ、都農町の未来はないといっても過言ではありません。
 そこで、わたしたちは都農町にも働くことに情熱を持ったかっこいい大人がいることや、本気で世界進出を目指している事業所が都農町にもあることを伝え、「自分たちの町を活性化したい。自分たちが都農町の事業所を発展させていきたい。」と思えるきっかけに、新しい職場体験プログラムとして、都農町で働くことにワクワクする=「つのワク」を企画、今年6月には中学3年生を対象に1回目を実施しました。

【都農町の職場体験「つのワク」とは】
 「キッザニア東京」の事業企画・プロデュース経験のある株式会社イツノマ代表、中川敬文をはじめとするイツノマ社員が全36事業所を訪問し、経営者と会い、事業所の特徴、経営理念などを徹底的にヒアリング、言語化しました。

 今回の職場体験プログラムのプロデュースにもその経験を生かして「都農町で働くことにワクワクできる」ことを目標に、町内36事業所の職場体験を企画・プロデュースを実施。学校、事業所、学生にとって三方良しのプログラムを目指しています。
「つのワク」WEBページ:https://tsunowaku.com/
「つのワク」You Tube動画:https://youtu.be/NjNz5jCibOY

【「つのワク」の具体的特徴】
1,全36社の事業所に徹底的ヒアリング
事業内容、通常業務だけでなく、そもそもなぜ会社を立ち上げたのか
経営理念や中学生に伝えたいビジョン、ミッションや思いをヒアリングする。
[画像3: https://prtimes.jp/i/71777/14/resize/d71777-14-458806bfb0bc82599b13-2.png ]

2,仕事を楽しむ3ヶ条
世の中に楽しい仕事は少ないですが、仕事の楽しみ方は無限大。各事業所の代表が普段どのようにして仕事と向き合い、仕事を楽しんでいるのかヒアリングする。

3,ZOOMを繋いで振り返り会議
タブレットを使用し、体験できていない事業所の様子を共有できるように1日目にZOOM振り返り会議を設定。
[画像4: https://prtimes.jp/i/71777/14/resize/d71777-14-fa9e56767f834d1ef47a-3.png ]

4,提案型コンテンツ
これまでの受け身な職場体験に終わらせないよう、あらかじめ設定されたテーマについて、中学生が体験を通して改善提案を企画、最後は経営者にプレゼンテーションをして終わる構成。

 今回、宮崎県都農町で民間企業が主体となってプログラム設計し、実際に事業所や生徒からの好意的な受け止めをもらっているという事例が出来ましたので、今後、このような取り組みが広がっていけばと考えております。都農町への視察や、私たちへのご取材など対応させていただきますので、取り組みへのご興味をいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

【株式会社イツノマ】https://itsunoma.co.jp/
「人からはじまる、まちづくり」をミッションに掲げ、2020年1月、人口1万人の宮崎県都農町に設立されたまちづくりスタートアップ企業。 「場づくり」「デジタル推進」「キャリア教育」の3つの事業領域を重ね合わせながら、都農町をはじめ地方自治体のまちづくりを推進している。イツノマが企画・運用しているデジタル推進事業「都農町デジタル・フレンドリー」は2021年グッドデザイン賞BEST100を受賞。

PR TIMESプレスリリース詳細へ