オービタルインサイトがEsriのArcGISプラットフォームを統合し、衛星画像とセンサー画像の分析を効率化

プレスリリース発表元企業:Esri

配信日時: 2021-12-06 18:36:00

オービタルインサイトがEsriのArcGISプラットフォームを統合し、衛星画像とセンサー画像の分析を効率化

防衛、諜報、商業分野の組織はOrbital Insight GOを通じてベースマップにシームレスにアクセスし、データの可視化が可能に

(米カリフォルニア州レッドランズ)-(ビジネスワイヤ) -- オービタルインサイトは、マルチセンサーの地理空間データと最新鋭のアルゴリズムを融合し、長年にわたって顧客が重要な懸念事項に対処できるように支援しています。例えば、前例のないサプライチェーンの遅延の中でコンテナ船の通行量の流れを決定したり、世界各地の動的なインテリジェンスと防衛関連の脅威および異常の可視化を行ったりしてきました。オービタルインサイトは、EsriのArcGISプラットフォームを導入することで、ユーザーが容易にArcGISを統合してデータを分析できるようにします。

ロケーション・インテリジェンスの世界的リーダー企業Esriの顧客で、Orbital Insight GOも使用しているユーザーは、両システム間でシームレスに作業できるため、Orbital Insight GO内で直接Esriのベースマップを可視化して空間的な課題に対応し、分析結果をArcGISにエクスポートすることが容易に可能になります。

EsriのArcGISプラットフォームと統合することで、アナリストにとって不可欠な基準点のほか、より一体感のある自然なユーザー体験を提供できます。今後Esriのジオコーディング技術をOrbital Insight GOに統合するなど、さらなる協業を予定しています。

Esriの創業者で社長のジャック・デンジャモンドは、次のように述べています。「地理的なアプローチにより、世界規模で重要な決定を行う人々を支援するという共通の目標を、Orbital Insightと共有できることを誇りに思います。そのプロセスを容易にしてユーザーが最も得意とすることに専念できるようにすることは当然理にかなっています。」

2013年に設立されたオービタルインサイトは、人工知能(IoT)を使用して、衛星画像、モバイルロケーション、コネクテッドカー、モノのインターネット(IoT)デバイスなど、複数ソースの地理空間データを統合プラットフォームに集約し、世界全体でモノの識別、異常の検出、土地利用、インフラ、人間活動の変化を観察できるようにしています。

オービタルインサイトの経営幹部は最近、米国地理空間インテリジェンス財団による業界専門家向けの年次GEOINTシンポジウムで、新たに効率化されたユーザー体験のデモを行い、Orbital Insight GOとArcGIS間で、容易にデータのインポートとエクスポートを行うことができる様子を紹介しました。

オービタルインサイトの製品・設計担当シニアバイスプレジデントのJens Tellefsen氏は、「あそこまでシームレスな体験にできたことが、大きな反響を呼びました」と、語っています。Orbital Insight GOは現在、Esriのソフトウエアを長らく使用してきた最高のセキュリティーを誇る軍事ネットワークに導入されています。そして不動産、金融サービス、鉱業、消費財を中心とする商業分野の企業も、世界的な変化を監視するためにGOを利用しています。

Tellefsen氏はさらに、次のように述べています。「我々がサービスを提供するエンドユーザーは似ていて、重なっているほか、当社の分析結果はしばしばArcGISシステムと組み合わされ、視覚化されています。この提携により、当社のアプリケーションにArcGISのベースマップを追加し、Orbital Insight GOとArcGISの間で一貫したユーザー体験を提供しています。ArcGISデータをネイティブにサポートすることで、ユーザーは数回のクリックで簡単に、当社の分析結果を直接ArcGISに追加できるため、地理空間アナリストは生産性を大幅に改善できます。」

両社間で顧客の重なりが増えていることが、オービタルインサイトがArcGISプラットフォームを導入する主たる要因となりました。

あらゆる業界のユーザーが位置情報をアプリケーションに統合する際にArcGISプラットフォームがどのように役立っているかについて、詳細をご覧ください。

オービタルインサイトについて

地理空間ソフトウエア・分析企業のオービタルインサイトは、地球上で、また地球に対して何が起こっているかを組織が理解できるように支援しています。ユニリーバ、エアバス、RBCキャピタル・マーケッツ、世界銀行、米国防省などの顧客は、オービタルインサイトのセルフサービス型分析プラットフォームを使用して、ビジネス上の意思決定を改善し、持続可能なサプライチェーンを構築し、国家安全保障を強化しています。詳細情報については、www.orbitalinsight.comをご覧ください。

Esriについて

地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのEsriは、顧客がデータの潜在力すべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしています。1969年に米国カリフォルニア州レッドランズに設立されたEsriのソフトウエアは、フォーチュン500企業、政府機関、非営利組織、大学など、世界全体で計35万を超える組織に、また米州、アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東の計20万を超える機関に導入されています。Esriは、6大陸100カ国以上に現地サポートを提供する地域事業所、国際的販売業者、パートナーを有しています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriのエンジニアはデジタル変革、モノのインターネット(IoT)、高度アナリティクスに対する最も革新的なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。

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