希土類金属の供給は次なるマイクロチップ危機か?
配信日時: 2021-12-01 17:00:00
トゥーラのDMD技術が電気自動車メーカーに代替選択肢を提供
(米カリフォルニア州サンノゼ)-- (ビジネスワイヤ) -- 自動車による気候変動への影響に向けられる目が厳しくなる中、自動車メーカーにとっての大きな関心は電気自動車(EV)に集まっています。運輸の電動化は、化石燃料への依存度を減らし、排気ガスを排出せず、気候変動の緩和に役立ちます。しかし、電気自動車には、モーターで使用される希土類金属という課題があります。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20211201005061/ja/
Tula’s DMD™ Dynamic Motor Drive paired with synchronous reluctance motors (pictured here) could help lower EV production costs. (Photo: Business Wire)
希土類材料は自然界では珍しいものではありませんが、採取や加工が経済的に実現可能な量で集積していることはまれです。電動化の未来への移行に伴い、希土類金属の需要が高まっています。需給不均衡、サプライチェーンマネジメントの問題、コストの上昇が予想されるため、自動車メーカーは他の選択肢を追求しています。
推進効率の分野におけるリーダー企業であるトゥーラ・テクノロジーは最近、「希土類材料とそれが電気モーターの未来に及ぼす影響」と題するホワイトペーパーを執筆しました。このホワイトペーパーでは、EV用モーターに使用される希土類金属に関連する課題を明らかにし、実用的な代替選択肢を提案しています。
トゥーラのダイナミック・モーター・ドライブ(DMD™)は、特許取得済みのDMDパルス密度戦略で、一般的に希土類材料を使用しないシンクロナス・リラクタンス・モーター(SynRM)を導入することで、EV用モーターでの希土類金属の使用を回避します。DMDに導入されている当社独自の制御アルゴリズムは、SynRMの効率を向上させることで、今日の大多数のEVに使用されている永久磁石モーターに取って代わる実現可能な選択肢となっています。
トゥーラの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるR・スコット・ベイリーは、次のように述べています。「希土類材料の供給は限られており、需要の増加と相まって、価格の上昇は今後も続くでしょう。価格だけでなく、希土類材料への依存はサプライチェーンのリスクを増大させ、自動車業界にとって次なるマイクロチップ危機となる可能性が高くなっています。電気自動車メーカーは、シンクロナス・リラクタンス・モーターとDMDを組み合わせることで、希土類材料の問題を回避しながら、経済的なソリューションを実現することができます。私たちのソリューションは、コストを下げることで、さらなる消費者に電気自動車を普及させることにつながるでしょう。」
DMDは、バッテリーの容量や走行距離が懸念される電気自動車のようなオフグリッドアプリケーションに最大の利点をもたらします。また、家電製品や産業用モーター、風力発電機など、モーターや発電機を使用する場合にも、DMDは大きな利点となります。
EV技術をめぐる議論や認識を深めるために、トゥーラのエンジニアは最近、ドイツのアーヘンで毎年開催されている会議「2021年持続可能な移動手段に関するアーヘン・コロキウム」と「アーヘン・チャイナ・コロキウム」で、「ダイナミック・モーター・ドライブによる電気モーター制御の最適化」のプレゼンを行いました。両会議とも、世界中から自動車分野の専門家と研究者が集まり、次世代型の移動手段に関して意見交換を行うものです。
ダイナミック・モーター・ドライブの詳細情報については、tulatech.com/dmdをご覧ください。
トゥーラ・テクノロジーについて
シリコンバレーを拠点とするトゥーラ・テクノロジーは、ガソリン車、ディーゼル車、代替燃料車、ハイブリッド車、電気自動車を含め、幅広い移動手段における推進効率と排出量を最適化する革新的な制御ソフトウエアを提供しており、これらのソフトウエアで賞を獲得しています。トゥーラ・テクノロジーの革新の文化は、画期的な技術を生み出し、380件以上の登録特許および出願中特許という充実した世界的特許ポートフォリオをもたらしました。トゥーラ・テクノロジーは、セコイア・キャピタル、シグマ・パートナーズ、コスラ・ベンチャーズ、GMベンチャーズ、ボルグワーナー、フランクリン・テンプルトンの支援を受けている非公開企業です。詳細情報についてはwww.tulatech.comをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20211201005061/ja/
連絡先
Tula Technology, Inc.
Ram Subramanian
Principal Marketing Strategist
ram@tulatech.com
Media: Financial Profiles
Debbie Douglas, SVP
ddouglas@finprofiles.com
949-375-3436
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
スポンサードリンク
「Tula Technology, Inc.」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 【IRIEBEACH(アイリービーチ)/Lufine(ルフィーネ)】両ブランド初となるPOP UPを渋谷にて4日間限定で開催11/16 09:45
- 今年結成15周年のthe HIATUS8月に日比谷野外大音楽堂で開催したワンマンライブ『Sunset on the Rails』をスペースシャワーTVで独占放送!11/16 09:45
- 雑誌『PECHE 008』2024年11月29日(金) 発売!11/16 09:45
- 【初心者向け】ビジネスで使うメディアの特徴を理解して使い分けよう!12/6(金)無料セミナー「初心者のためのマーケティング勉強会Vol.5 ~メディアの種類と受け手への効果~」11/16 09:45
- 「miwa 15th SPECIAL ARTIST BOOK」2025年2月14日発売決定! 予約もスタート!11/16 09:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る