Geek +とOSAROがDHLのアジア太平洋イノベーション・センターに

プレスリリース発表元企業:OSARO

配信日時: 2021-11-30 09:23:00

Geek +とOSAROがDHLのアジア太平洋イノベーション・センターに

産 業オートメーションの未来をもたらす「未来の倉庫」展示では、完全なeコマース自動化ソリューションで連携するロボットのデモを実施


(香港)-(ビジネスワイヤ) -- 世界的なAMRリーダーのGeek +(ギークプラス)は、DHLシンガポールのアジア太平洋イノベーション・センターに自動化の未来をもたらすデモを実施すると発表しました。今年、Geek +は、シングル・トートピッキング・ロボットのRoboShuttle RS2と協働ロボットアーム技術を用いた完全自動化向けの統合ロボット・ソリューションを展示し、ロボット研究開発の最前線に立つ啓発者およびイノベーターとしての役割を強化します。

この展示は、Geek +と産業自動化AIのパイオニアであるOSARO、そしてDHLシンガポールのアジア太平洋イノベーション・センターとの共同プロジェクトです。協働ロボットアームのMOTOMAN-HC10DTは、ロボット・メーカーの安川電機が提供しています。

Geek +の馮家浩APAC・英国・米州担当副社長は、次のように述べています。「OSAROやDHLと共に、ロボット工学とAIを組み合わせることで得られる幅広い機会について、サプライチェーンのリーダーを啓蒙していきたいと思います。私たちのソリューションを組み合わせることで、「GTP(Goods to person)」から「GTR(Goods to robot)への新たな境地に到達し、柔軟で安全・効率的な物流業務を実現しています。」

DHLアジア太平洋地区イノベーション・センターでは、DHLのお客さまや技術・サプライチェーンのリーダーが、物流の最新の技術革新やソリューションを体験できるようになります。「未来の倉庫」展示では、AMR技術に基づいて作られたトートピッキング・ロボット Geek + RoboShuttleが、OSAROの画像認識AIシステムが制御する安川電機の協働ロボットアームといかに統合され、完全に自動化された物流プロセスを提供するかを紹介します。

このソリューションは、出庫と入庫の両方の物流業務をサポートできます。注文履行については、RoboShuttleが注文された商品があるカゴ棚に自律的に移動し、荷物カゴを取り出し、フォークアームを使ってピッキング・ステーションに運びます。ピッキング・ステーションでは、OSAROを搭載したロボットアームが荷物カゴから商品を取り出し、注文品を梱包し、出庫できるようにします。この手順の開始から終了までを通じて、作業の様子がダッシュボードに表示されます。

RoboShuttleは、注文品が入っている箱を自律的に探して移動できるため、人間が行う歩行時間を75%削減できます。協働ロボットのアームには、OSAROの優れた画像認識AIシステムが搭載されています。これにより、協働ロボットは整頓されていない散らばった状態で置かれた商品を認識できます。

OSAROのデリク・プリッドモア最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ロボットが完全な自動化ソリューションの一部として、それぞれが最適化されて共に働くという物流ロボットの未来を紹介できることをうれしく思います。Geek+ RoboShuttleと卓越したOSAROのピック&プレース能力の組み合わせは、労働集約的な作業を削減できるだけでなく、固定インフラなしに柔軟でスケーラブルなソリューションも提供します。」

DHLアジア太平洋イノベーション・センターのYingChuan Huangイノベーションマネジャーは、次のように述べています。「DHLでは、お客様中心の技術革新が非常に重要な位置を占めており、大手技術企業、新興企業、アイデアを生む業界人、そしてもちろん当社のお客さまとの密接な連携を通じてこれを推進しています。Geek +の展示は、AI、コンピューター・ビジョン、ロボットなどの技術がいかにお客様の課題を解決するかだけでなく、それぞれの技術の強みを生かして、お客さまのサプライチェーンにいかにさらなる大きな価値を提供するかも余すところなく紹介します。」

物流の世界が進化する中で、Geek+、OSARO、DHLは協力して、業務の柔軟性を高めて世界的なサプライチェーンに順応性をもたらす実用的なロボット・ソリューションを実証しています。

Geek +について

Geek+は、インテリジェント物流革命をリードする世界的技術企業です。高度なロボット技術やAI技術を応用し、倉庫・サプライチェーン管理のための柔軟で信頼性の高い高効率ソリューションを実現しています。ギークプラスは世界に300社の顧客を有し、世界で2万台以上のロボットを販売しています。2015年に設立されたGeek +は、1,500人以上の従業員を擁し、北京に本社を置き、ドイツ、英国、米国、日本、香港、シンガポールにオフィスを構えています。

OSAROについて

OSAROは、物体認識のための高度な機械学習と強力な制御ソフトウエアを備えたソフトウエア定義のロボットを使用して、マテリアル・ハンドリング業界でロボティック・オートメーション・ソリューションを設計・展開しています。当社のロボットによるピースピッキング・ソリューションは、食料品、化粧品、eコマースの市場に向けて最適化されています。これらの市場での主な課題として、SKUが多い在庫、複雑な梱包、慎重な取り扱いが必要な壊れやすい品物などが挙げられます。OSAROソリューションは、世界の第一級の小売企業やシステム・インテグレーター、3PL 企業に よってその有効性が認められています。

DHLについて

DHLは、物流業界をリードする世界的ブランドです。DHLの各部門は、国内・国際宅配便、eコマースの配送・フルフィルメント・ソリューション、国際速達便、道路・航空・海上輸送から、産業サプライチェーン管理まで、比類のない物流サービスのポートフォリオを提供しています。世界220カ国・地域以上に約40万人の従業員を擁するDHLは、人々と企業を安全・確実に結びつけ、世界の持続可能な貿易の流れを実現しています。技術、生命科学、医療、エンジニアリング、製造・エネルギー、自動走行、小売などの成長市場や業界に特化したソリューションを提供するDHLは、「世界の物流企業」として確固たる地位を築いています。

安川電機について

安川電機は、運転技術、産業オートメーション、ロボット工学の分野で世界有数のメーカーであり、3890億円の売上高を誇り、世界で1万4000人以上の従業員を擁しています。

Geek +に関する詳細情報については、https://www.geekplus.com/をご覧ください。

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