エイベックスの音声ARアプリ「SARF」が福岡市の観光ガイドに採用!
配信日時: 2021-11-25 11:01:32
博多の街を舞台にしたオリジナルの音声コンテンツの配信を、11月25日から開始。朝ドラ「エール」で俳優デビューした福岡市出身の坪根悠仁が、初の声優に挑戦!
エイベックス・エンタテイメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩克巳)は、スマートフォンの位置情報と音声コンテンツを組み合わせた音声ARアプリ「SARF(サーフ)」を、観光ガイドとして福岡市の博多旧市街に2021年11月25日(木)から導入します。観光客は「SARF」アプリを起動した状態で、博多旧市街に設置された博多駅を含む43スポットを周遊。アプリから流れる音声ドラマの世界に没入しながら、博多の歴史を味わうことができます。
音声ARは"位置情報"と"音声情報"を組み合わせた音の拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方を演出するソリューションです。当社が提供する「SARF」は、音声ARによる没入体験を、観光ガイドや謎解きなどのコンテンツとして簡単に制作・導入できる点が、最大の特長です。制作した音声ARコンテンツは、専用のアプリを介して、現地で利用することができます。
この度、福岡市が、博多を訪れる観光客に、歴史的に重要な寺社仏閣が多く連なる博多旧市街を周遊してもらうことを目的に、「SARF」の導入に至りました。
これに合わせ、福岡市と連携し制作したオリジナルコンテンツ「博多流(はかたながれ)」を含む、3つの街歩きコンテンツを、11月25日から「SARF」で公開いたします。NHK連続テレビ小説「エール」で注目を集めた福岡市出身の俳優、坪根悠仁が自身初の声優に挑戦します。
この他、没入感を持って音声コンテンツを楽しんでいただくため、AfterShokz社と連携し、博多駅総合案内所、アジア美術館、博多町屋ふるさと館の3箇所で、骨伝導イヤホンの貸し出しを行います。
▼オリジナルコンテンツ「博多流(はかたながれ)」について
「博多流」は、中世の博多の街を舞台にした音声ドラマです。「祇園山笠」をテーマに、博多の街を盛り上げる一人の青年の物語で、博多を発祥の地とする「うどん」や、「黒田官兵衛」など歴史上の人物も登場します。
観光客は、「SARF」を起動した状態で、博多旧市街に設置された博多駅を含む20のスポットを周遊。アプリから流れる音声ドラマの世界に没入しながら、博多の歴史を味わうことができます。この他、博多旧市街の観光モデルコースをベースに、観光ガイドやその場所のトリビアなどの情報を紹介する観光ガイドコンテンツの配信も行います。
NHK 連続テレビ小説「エール」で俳優デビューを飾り、注目を集めた俳優の坪根悠仁が、自身初の声優として「博多流」の主人公ナガマサを演じます。本作品の舞台である福岡出身の坪根悠仁の、普段は見せない、人情味あふれる熱のこもった演技は必聴です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25862/124/resize/d25862-124-3e2fc390d883ee05a130-0.png ]
【坪根悠仁コメント】
僕の地元、福岡市ということもあり携わらせていただきとても光栄です。今回初めてのアフレコ経験だったので、声で表現する難しさや楽しさを実感でき、良い経験をさせていただきました。ぜひ、福岡市を観光するときに聴いていただき、福岡の魅力をより多くの人に知ってもらえたら嬉しいです!
【プロフィール】
2000年3月16日生まれ、福岡県福岡市出身。
2018年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞と明⾊美顔ボーイ賞をW受賞し
芸能界入り。 NHK連続テレビ小説「エール」(2020/NHK)で俳優デビューし、その後ドラマ「その
ご縁、お届けしますーメルカリであったほんとの話ー」 (2020/MBS)、「ひみつのアイちゃん」( 2021/CX )、「悪魔とラブソング」(2021/Hulu)など、ドラマ・映画など活躍の場を広げている。現在MBSで放送中のドラマ「美しい彼」に出演中。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25862/124/resize/d25862-124-b269affbe6d142700290-2.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/25862/124/resize/d25862-124-0f794867f80547178521-3.png ]
<アプリケーション詳細>
音声コンテンツは、当社が開発運用する音声ARアプリ「SARF」から、ご利用いただけます。
「SARF」公式WEBサイト:https://sarf.jp/
「SARF」説明動画:https://www.youtube.com/watch?v=oUFuvd4BP0Q
[画像4: https://prtimes.jp/i/25862/124/resize/d25862-124-96036068dd5ded2c5d7d-1.jpg ]
概要については、福岡公式シティガイド「よかなび」をご覧ください。
「よかなび」:https://yokanavi.com/feature/215821/
【ダウンロード】
【App Store】https://apple.co/2Oycouo
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.avex.sarf&hl=ja&gl=US
【対応言語】
博多寺社めぐりコース、博多伝統文化めぐりコース:日、英、韓、中(繁体、簡体)
博多流:日
【対応】
<Android版>・Android 7.0 以上
<iOS版>・iPhone 6 以上(iPadでは使用できません)/iOS 11.0 以上
※端末によっては正常に動作しない場合がございます。予めご了承ください
▼音声ARとは
音声ARとは、"位置情報"と音楽をはじめとする"音声情報"を組み合わせた音声による拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方、新しい体験を演出するソリューションです。
▼音声ARの仕組み
GPSやビーコン等を使い、特定の場所に紐づけた音声コンテンツを専用アプリから多言語で配信する仕組みです。美術館の音声ガイドを、アプリを使って街中に設置していく取り組みです。視覚に依存したARと異なり、利用者の歩きスマホを誘引しない高い安全性や、観光地や文化財などの景観を損なわないなど、音声+ARならではのメリットがあります。
▼音声AR導入の背景
福岡市では、観光においては「食」というイメージが強く、他の様々な観光アセットが散在するものの、食を中心とした点の観光となってしまうことを課題と捉えてきました。一方で、祇園や呉服町方面の博多旧市街地には歴史的に重要な寺社仏閣が多く、博多を訪れる観光客を、天神、中洲などの繁華街だけでなく旧市街地まで周遊してもらうための仕組みが必要と考えていました。
また、コロナ禍における、密を避けた安全性の高い観光ソリューションとして、ツアーガイドを伴わずに、臨場感、没入感を演出できる、非接触型の音声ARによる観光ガイドに着目し、今回の導入に至りました。
▼「SARF」事業に関して
【「SARF」とは】
Sound Augmented Reality Formatの略。現実空間に音楽や音声情報を重ねて表示することで、Society 5.0をスマートに実現する、新しいARの活用方法です。
これまで主なARコンテンツ及びデバイスの開発は、現実空間上に新たなビジュアル情報を重ねて表示する"視覚"の拡張を前提にするもので、スマートフォンなど既存のデバイス画面に依存することで生じる視聴範囲の制限、また、それを解消するデバイスが開発段階のため、ARを最大限享受できないシチュエーションが散在していました。
一方で、音声ARは、デバイスの制約や利用シーンの制約を受けない"聴覚"による拡張を前提とするため、現段階では"視覚"によるARと比べて、幅広いシチュエーションでの導入が可能です。視覚と比べた、音声ARの特長は、以下の通りです。
1. 利用障壁が低い(スマートフォンとイヤホンを利用するため、3Dメガネ等、特別な機器が不要)
2. 視覚と比べて注意喚起特性が高く、歩きスマホにならない(都市等公共空間における高い安全性)
3. 映像と比べて最小限のコンテンツ制作・運用コスト
4. GPSによる実装が基本のため、導入が容易
【今後の展開について】
「SARF」による音声・音楽をベースとした地方創生支援、地域課題の解決、ブランディングを、政令指定都市、中核市、観光都市に対して行っていきます。
音声ARによる没入体験を、観光ガイドや謎解きなどのコンテンツとして簡単に制作・導入できる管理システムと、専用のスマートフォンアプリを展開していくことで、自治体や企業は、独自のアプリやシステムを開発することなく、低コストで音声ARコンテンツを制作し、効率よく運用していくことが可能になります。また、利用者は「SARF」をダウンロードするだけで、自治体や企業が制作した様々な音声ARのコンテンツを、気軽に楽しむことができます。
▼参考:自治体との取り組み実績
当社では、音楽・イベント制作で培ったノウハウを活用した地方創生事業を行なっています。本事業では、地域に散在する、小さな観光スポット、文化財、昔話などを集めて、専門スタッフが編集し、地域オリジナルの「物語(コンテンツ)」を制作。音声AR「SARF」を活用して地域に配置することで、新しい聖地巡礼観光を、自治体や地域企業と共同で開発していきます。
【自治体との取り組み実績】
会津若松市:2021年7月
会津の街全体を舞台とした、音の肝試しコンテンツを、音声ARを用いて展開。同じ場所でも、昼は音声による観光ガイド、夜は肝試しとして、コンテンツを出し分ける「多層化」を本格的に実装。県立博物館の妖怪展や地域のレストランと、音声コンテンツを連動することで、観光客が数日かけて地域を周遊する立体的なルート観光を実現。
名古屋市:2021年3月
観光ガイドでは紹介しきれない名古屋城のトリビアやマニアックな歴史について、音声ARで解説。劇場版名探偵コナンとのコラボレーション企画として、コナンくんの音声で名古屋城の謎を解いていく謎解きコンテンツを期間限定で実施。
和歌山市:2020年11月
和歌山の2大観光地である、和歌山城と友ヶ島の音声観光ガイドを、和歌山市のオリジナルアプリとして展開。和歌山城を、築城と徳川吉宗の2つの時代でタイムリープする音声コンテンツ「オトガタリ」を、バスキュール社と共同で制作。
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