LOMA、車載用EVバイクを搭載した新カーシェアサービス「LOMACA」プロジェクトを発展させることを目的に東京海上日動と業務提携契約を締結

プレスリリース発表元企業:株式会社LOMA

配信日時: 2021-11-24 09:00:00

株式会社LOMA(本社:福岡市中央区、代表取締役:中川 善智、以下、LOMA)は、車の所有から必要な時に車を利用する社会変革を体現する為~好きな場所で借りて好きな場所で返す~日本初!「車載用EVバイク」を搭載し、新カーシェアサービス「LOMACA」プロジェクトを発展させることを目的に、東京海上日動火災保険株式会社 福岡中央支店(支店長:小坂 正道、以下、東京海上日動)と業務提携契約を締結いたしました。


1. 背景
モノ・サービス・場所などを多くの人と共有して利用するシェアリングエコノミーやMaas(Mobility as a Service)は、社会課題の解決や利便性向上に資する仕組みとして、国の成長戦略にも掲げられるなど、様々な分野で注目が高まっています。
なかでも「自動車は所有から利用へ」の社会変革が急速に進展しています。LOMAは~好きな場所で借りて好きな場所で返す~新カーシェアサービスによりユーザーの利便性を向上させ、カーライフやモビリティサービスにおいて新しい価値提供を行ってまいりました。
LOMAは、こうした取り組みをさらに加速させ、日本の損害保険分野のリーディングカンパニーである東京海上日動と業務提携し、それぞれが持つ資源・知識・技術・経験を提供し合い、相互に協力して社会課題の解決や、ユーザーの安心・安全や利便性を向上させることで各企業のブランド価値の向上と事業拡大、潜在需要の開拓につなげてまいります。

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写真左:東京海上日動 福岡中央支店長 小坂 正道、写真右:LOMA 代表取締役 中川 善智

2. 具体的な取り組み
日本初!「車載用EVバイク」を搭載した新カーシェアサービス「LOMACA」プロジェクトを支援するLOMAの革新的サービスの強みと、東京海上日動のリスクマネジメント力や全国ネットワークを有する強みをコラボレーションさせ、以下の取り組みを行います。

(1) 「LOMACA」マッチングプラットホームの共同展開を通じたオーナー数・利用数の拡大を図り、オーナーの遊休自動車・駐車場の収益化とユーザーの利便性向上に貢献してまいります。

(2) オーナー・ユーザー双方への安心・安全と快適なカーライフをご提供することを目指し、カーシェアサービスにおけるリスクの調査や保険・サービスのご提供を進めてまいります。


3. 今後について
LOMAは今後もカーシェアリングとMaas領域の取り組みを加速させ、様々なパートナーと共に社会課題の解決と利便性の向上に取り組んでまいります。


<LOMAの取り組みについて>
■好きな場所で借りて好きな場所で返す「LOMACA」の実現する5つの特徴
(1) 顧客の指定する場所へカーシェアのお車をお届け
LOMACAは営業拠点とするエリアから半径5キロ圏内を商圏と捉え注文後30分以内にカーシェアのお車をお届けします。

(2) 顧客の返却を希望するエリアの近隣のコインパーキングに駐車することで返却完了。SONYのELTRESを活用してGPS情報に基づきカーシェアの駐車位置を特定(福岡市内限定)してLOMACAの車の回収を行います。

(3) LOMACAはレンタカーとは異なり無人で貸出、無人で返却も可能です。東海理化が提供するDigitalkeyとFREEKEYアプリを活用してカーシェアの使用時間を管理し、LOMACAの鍵の開閉時間の権限をアプリより一時的に顧客に変更してカーシェアのサービスを提供します。顧客の希望する駐車場へ車をお届けして無人で受付・返却を完了でき、非対面・非接触でLOMACAのサービスを提供しています。

(4) 2020年3月に3台でLOMACAをスタート。現在70台を突破(福岡市内のみ)
2022年3月期までに福岡市内10拠点200台の増車計画をしています。既存のレンタカー店はコロナ禍により旅行者の往来の減少を受け廃業もしくは業績の伸び悩みが発生していますがLOMACAは拠点より半径5キロに商圏を絞ることで周辺住民の潜在的な需要を取り込むため安定的な営業活動を行っています。車の所有から必要な時に車を利用する社会変革を体現しています。2期目の2022年3月期には年商3億円を目指します。

(5) 車の清掃・除菌について
新型コロナウイルスの影響により一般的なカーシェアサービスは顧客の使用後の清掃・除菌が社会問題となりつつあります。LOMACAは一般的なカーシェアサービスとは異なり常に顧客がLOMACAのサービス使用後の清掃・除菌作業をスタッフが必ず1台1台丁寧に行います。


■協業・実証実験概要
(1) 好きな場所で借りて好きな場所で返す「LOMACA」
駅前レンタカーは事前予約が必要で必要な時にはすぐには借りられません。また、個人間カーシェアは事前コミュニケーションに時間と手間がかかります。定額カーリースは使用しない月でも毎月の支払いや駐車コストが発生します。駐車場型カーシェアはコロナ禍の滅菌対策が不透明で人気エリアでは在庫がないことがあります。LOMACAは借りたい車を希望の場所へすぐにお届け、好きな場所(時間貸駐車場)で返却できます。返却の際は、アプリでロックして車を駐車します。自動運転が始まる前にカーシェア顧客を囲い込みます。

(2) 当社は物流スタートアップとして半径3キロ圏内を20分以内で配送するAI仮想スーパーの仕組みをカーシェアに応用しました。AIが需要予測したカーシェアの車を需要予測したエリアへ事前配置、日本初 車載型EVバイク搭載、注文後30分以内にカーシェアの車をお届けするSaaS型カーシェアです。

(3) SONYのELTRESと東海理化のFREEKEY BOXの大手2社の技術提供を受け福岡市内限定の実証実験を行っています。自動車に搭載し、ハード・ソフトとしての機能確認、実フィールドでユーザーが利用して結果が得られた、課題や利用状況等を確認しています。


■今後の展開 LOMACAが実現する未来
(1) ラストワンマイルをアシストするLOMAが提供するサービス「LOMACA」
近い未来すべての車が自動運転化する前に車の利用のプラットホームを目指します。「LOMACA」はカーシェアの優位点(非対面・非接触)+レンタカーの優位点(清掃・除菌・点検整備)をハイブリッド化した新しいサービス「LOMACA」となります。

(2) 現在は福岡市内限定で実証実験を行っていますが政令指定都市を中心に2027年までに500拠点250億円を目指します。

(3) LOMACAは車の所有から利用への社会変革ニーズを取り込んでいきます。


■株式会社LOMA 会社概要
代表取締役 : 中川 善智
設立年月 : 2020年3月3日
資本金 : 5,000,000円(2021年4月現在)
所在地 : 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目1-29 WeWork大名
〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-6-11 FGN福岡
(福岡市が運営するスタートアップ支援施設)
福岡事業内容: カーシェア「LOMACA」のプラットホーム開発
URL : https://www.loma.jp


■中川 善智 プロフィール

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/283735/LL_img_283735_2.jpg
株式会社LOMA 代表 中川 善智

株式会社LOMA 代表取締役
株式会社誠善 代表取締役
2000年株式会社誠善創業。当初は物流会社であったが物流事業からリース事業へ展開トラック1台から様々な車両のリース事業に拡大し現在は航空機リースまで行う。
2020年ラストワンマイルをサポートするプラットホームLOMAを新会社として設立。
時価総額1,000億円(ユニコーン)を目指す。


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