アジアのストリーミングは引き続き成長、Convivaの新しいデータによれば第3四半期は46%増加
配信日時: 2021-11-17 20:38:00
Convivaの最新の報告書「ストリーミングの現状:アジア」で、ストリーミング品質の不均一な改善と、この地域での小型画面の人気が明らかに
(米カリフォルニア州フォスターシティ)-(ビジネスワイヤ) -- ストリーミング・メディアの継続測定プラットフォームのConvivaによる報告書「2021年第3四半期のストリーミングの現状:アジア」によれば、「パンデミックのピーク」の予測にもかかわらず、ストリーミングの採用は世界で拡大し続けており、アジアも例外ではなく、2021年第3四半期に前年比で46%の成長を遂げました。アジアのストリーミングの成長はアジアの西部地域と南東地域がけん引しており、それぞれ200%と164%の増加を示し、東部地域と中央地域の成長はより緩やかで、それぞれ34%と22%の増加です。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20211117005765/ja/
Q3 2021 Conviva's State of Streaming Asia Report (Graphic: Business Wire)
Convivaのデータはさらに、アジアが一貫して小型画面でストリーミング・コンテンツを消費しており、第3四半期のデバイス別の視聴時間でデスクトップ(49%)とモバイル(33%)の視聴が上位を占めていることも示しています。コネクテッドTV、スマートTV、ゲーム機で構成される大画面での視聴は、アジアは世界の他の地域と比較して少なく、視聴時間の割合はわずか14%でした。西アジアは大画面での視聴が大勢を占めている唯一の地域でした。
Convivaのキース・ズプチェビッチ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「アジアおよび世界のストリーミング視聴率が減速する兆しは皆無であり、パブリッシャーにとっては、この地域で最高の視聴体験を提供することに重点を置いて手を尽くすことが必要不可欠となります。エクスペリエンスと視聴者エンゲージメントの最適化に重点を置くことで、パブリッシャーは視聴者を国際的に拡大するだけでなく、アジアにおける消費者の忠誠心を高めて今後何年間も利益を生み出すことができます。」
アジアではアンドロイドTVが引き続き優勢
大画面での視聴時間はアジアの全視聴時間の14%しか占めていませんが、大画面のシェアの52%を占めるアンドロイドTVは、確実にアジアで好まれたテレビでした。アマゾンファイアーTVが22%で第2位であり、それに大きな差でサムスンTV(8%)とLG TV(6%)が続いています。
アジアは引き続き品質が問題
この地域の品質は玉石混交のままでした。アジアは0.98%という世界で最悪のバッファリング率を記録しましたが、世界の全地域が初めて1%を下回り、重要な成果となりました。また、アジアは前年比で画質が向上していない唯一の地域であり、ビットレートはどの地域よりも低い2.20Mbpsでした。幸いにも、アジアでは動画の再生開始時の失敗は大幅に改善され、44%から1.13%に下がりましたが、動画の再生にかかる時間は35%悪化しました。
アジアのスポーツリーグは動画を活用してエンゲージメントを促進
インディアン・プレミアリーグ(IPL)、日本プロ野球(NPB)、韓国プロ野球(KBO)などのアジアのスポーツリーグは、ソーシャル動画を使用してファンに訴求するメリットを認識し、エンゲージメントが前年比で大幅に増加しました。投稿された動画が19%減少したにもかかわらず、クロスプラットフォームのエンゲージメント合計は前年比で36%増加しました。IPLは、エンゲージメントが前年比で最大の増加を示し、7月は201%、8月は32%、9月は23%増加しました。
調査方法
Convivaのデータは主に独自のセンサー技術を使用して収集されており、世界に広がる5億人以上のユニーク視聴者が、デバイスでストリーミング受信する40億近くのアプリケーションで年間1800億件のストリームを視聴しています。ストリーミング・ビデオ・アプリケーションに直接組み込まれているセンサーはコンテンツと広告を測定し、お客さまのために、1日当たり3兆件近いリアルタイム・トランザクションを分析します。「ストリーミングの現状」報告書では、2020年第3四半期と比較した2021年第3四半期の前年同期比データがConvivaの顧客層に基づいて標準化されています。2021年第3四半期のソーシャルメディアのデータは、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、ユーチューブの2800個以上のアカウント、2100万件以上の投稿、180億件以上のエンゲージメントのデータで構成されています。
Convivaについて
Convivaは、ストリーミング・メディア向けの調査、継続的測定、エンゲージメントのプラットフォームです。当社の特許取得済みのStream Sensor™およびStreamIDを搭載したリアルタイム・プラットフォームにより、マーケッター、広告主、技術運用、エンジニアリング、顧客ケアのチームは、オーディエンスの獲得、エンゲージメント、収益化、保持を行うことができます。Convivaは、CCTV、DAZN、ディズニープラス、フールー、パラマウントプラス、ピーコック、スカイ、スリングTV、TED、ワーナーメディアなどのブランドが、ストリーミング・メディアがもたらす素晴らしい機会を活用できるよう支援することに注力しています。当社のプラットフォームは現在、約3兆件のストリーミング・データ・イベントを毎日処理し、5億人以上のユニーク視聴者が40億のストリーミング・アプリケーションをデバイス上で使って年間2000億本のストリームを視聴できるようにしています。Convivaはあらゆる規模のデジタル・ビジネスが、すべての配信、すべての画面、すべての瞬間において、ストリーミングを改善できるようにしています。詳細については、www.conviva.comをご覧ください。
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businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20211117005765/ja/
連絡先
Paula Mantle
pr@conviva.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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