ミリ波対応5Gチップセットの市場規模、2026年に563億米ドル到達予測
配信日時: 2021-11-16 17:00:00
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ミリ波対応5Gチップセット市場 - RFICとベースバンドプロセッサー/モデムが2026年までに560億米ドルの市場機会、モバイルデバイス、モバイルデバイス以外、自動車、通信インフラ (マクロセル、スモールセル、CPE) が牽引」(LogisticsIQ)の販売を11月15日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/logi1033649-5g-mmwave-chipset-market-opportunity-worth-56b-by.html
[画像: https://prtimes.jp/i/71640/1669/resize/d71640-1669-9c53756d2aab21a18724-0.png ]
ミリ波対応5Gチップセットの市場規模は、2021年から5年間CAGR37.3%で成長し、2026年には563億米ドルに達すると予測されています。ミリ波対応5Gチップセットには、ベースバンドプロセッサー/モデムと、RFトランシーバーやRFフロントエンドなどのRFICコンポーネントが含まれます。モバイル機器は、ミリ波対応5Gのスマートフォンやその他のコンシューマ機器の普及により、同市場の主要な牽引要素になると予想されています。
mmWaveは、5Gの最短距離で広いスペクトルと容量を提供し、低遅延を実現します。5Gの通信インフラには、24GHz以上の高帯域が割り当てられています。新しい周波数帯を利用できるかどうかは、規制当局がサービス事業者の利用のためにどれだけの周波数帯を開放するかによります。mmWaveでは、サービスプロバイダーやバンドごとに800MHz以上の極めて広い周波数帯が割り当てられていることが多く、広い周波数帯を利用することで、大容量の配信が可能となり、ピークレートへの対応も向上します。米国市場は、5GのためのmmWaveスペクトラムの使用において世界的なリーダーであり、米国のすべての主要通信事業者がすでにこのバンドを使用した商用5Gサービスを提供しています。一方、アジア太平洋地域では、5Gのミリ波帯の導入は限られており、さらに欧州は大きく遅れています。
5Gチップセットは、スマートフォン、タブレット端末、C-V2X機器、CPEなどの5G対応製品に欠かせないものになると考えられます。5Gチップセットのコンポーネントは、ベースバンドプロセッサー/モデムとRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)に分類されます。RFICはさらに、RFトランシーバーとRFFフロントエンドに分類されます。Qualcommなどの企業は、ミリ波対応5Gアンテナモジュール(QTM525)とミリ波対応5GチップセットSDX50MおよびQTM052を搭載したsnapdragon X55 5Gモードのようなモデムからアンテナへのソリューションを提供しています。他にも、Analog DevicesやMediaTekなどの企業が5Gシステムオンチップ(SoC)を提供し、Samsungは28GHz帯と39GHz帯をサポートする5GRFICおよびデジタル/アロングフロントエンド(DFE)ASICを提供しています。
同市場では、スタートアップのエコシステムも急速に成長しています。最近では、Sivers Semiconductors社が、1億3,500万ドル相当の取引でスタートアップ企業のMixComm社を買収することを発表しました。この買収は、スウェーデンを拠点とするSivers社が、ミリ波帯の5G市場に投資したことを意味します。
今後、5GのmmWaveベースバンドプロセッサは、主にモバイル機器が牽引し、2026年までに38億台のインストールベースになると予想されています。24GHz~39GHzの周波数帯は、2026年までに90%以上の市場シェアを占め、ミリ波対応5Gチップセットの最大市場になると考えられます。
【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.gii.co.jp/report/logi1033649-5g-mmwave-chipset-market-opportunity-worth-56b-by.html
【本件に関するお問合せ先】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
E-mail:dbm@gii.co.jp
URL:https://www.gii.co.jp
【株式会社グローバルインフォメーション 会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界6カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社250社以上が発行する調査資料約10万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。
創立:1995年
所在地:215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
事業内容:市場調査レポート/年間契約型情報サービスの販売、委託調査の受託、国際会議/展示会の代理販売
市場調査レポート/年間契約型情報サービス:https://www.gii.co.jp
委託調査:https://www.gii.co.jp/custom_research/
国際会議/展示会:https://www.giievent.jp/partnering.shtml
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社グローバルインフォメーション」のプレスリリース
- 【株式会社グローバルインフォメーション】コーポレートロゴ刷新のお知らせ04/04 12:00
- コネクテッドマイニングの市場規模、2027年に236億米ドル到達予測03/31 19:00
- マッサージオイル市場、多忙なライフスタイルが成長を牽引03/31 18:00
- 「株式会社グローバルインフォメーション」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 【長野県富士見町】諏訪地域の観光PRイベントを10月5日(土)と6日(日)に名古屋で開催!諏訪地域の特産品があたる抽選会やカヤックのVR体験、アルクマとの撮影会等楽しい企画が盛りだくさん!10/06 22:45
- ASTY岐阜2階リニューアル開業について10/06 22:45
- -5℃の氷点下で熟成した型破りな日本酒「零輝 -REIKI- 氷熟2019」の抽選販売を開始10/06 22:45
- 北海道ボールパークFビレッジのコミュニティ「Fビレッジと愉快な仲間たち」によるイベント「FUN!FUN!ハロウィン~ゆかいなハイタッチ~」10/27(日)開催!10/06 22:45
- びわこ成蹊スポーツ大学が株式会社コードミーと共同でオリジナルフレグランスを開発 ― 大学の象徴として使用し「香りによるブランディング」を推進10/06 20:05
- 最新のプレスリリースをもっと見る