滅菌機器の市場規模、2026年に200億米ドル到達予測
配信日時: 2021-11-12 16:00:00
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「滅菌機器の世界市場 (~2026年):製品&サービス (機器 (乾熱)・サービス (エチレンオキサイド・ガンマ・蒸気)・消耗品・付属品 (滅菌インジケーター))・エンドユーザー (病院&診療所・製薬) 別」(MarketsandMarkets)の販売を11月11日より開始いたしました。
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滅菌機器の市場規模は、2021年の138億米ドルからCAGR7.7%で成長し、2026年には200億米ドルに達すると予測されています。市場成長の主な要因は、院内感染の発生率の上昇、外科手術の増加、食品の滅菌・消毒への注目の高まり、製薬・バイオテクノロジー産業の成長、滅菌サービスのアウトソーシングの増加などが挙げられます。一方で、エンドユーザーによる滅菌基準への不適合がこの市場の大きな課題となっています。
COVID-19による滅菌機器市場への影響
パンデミックにより、世界中の医療システムが混乱し、患者の増加により病院が手狭になっています。また、患者数の増加に対応するために仮設病院も建設されています。COVID-19の流行により、病院内でのHAI(医療関連感染)の発生が増加しているため、滅菌機器やサービスの需要が急増しています。北米における医療費の増加や、臨時病院の増加は、同地域における滅菌製品やサービスの需要と導入を促進する主な要因のひとつです。
トッド・セモナイト中将(米国陸軍工兵隊長官、米国陸軍工兵隊司令官)によると、米国陸軍工兵隊は341もの仮設病院の建設に、ホテル、寮、コンベンションセンター、広いオープンスペースをあてがいました。報告されているCOVID-19陽性症例のうち、少なくとも10%はICUへの収容が必要で、多くの患者は重篤で低酸素症のために緊急の気管挿管が必要となります。米国ではCOVID-19陽性患者の約21~31%が入院を必要とし、5~11%が集中治療を必要としました。病院のベッドやICUの需要の増加、隔離施設の普及、医療機器や使い捨ての滅菌製品およびサービスに対する消費者の意識の高まりが、滅菌製品・サービスの需要を大きく押し上げています。パンデミックによる負担の増大を考慮して、世界中の規制機関が対策を講じています。例えば、FDA(米国食品医薬品局)は、Sterigenics社に対し、酸化エチレンベースの滅菌工場の再開を勧告しました。この工場は、発がん性があるとされる有害な排出物のために閉鎖されていました。しかし、2020年3月には、COVID-19パンデミックの際に医療従事者のPPEを滅菌するため、21日間の工場再開の許可を得ました。こうした動きが、同市場の成長を後押しすると期待されています。
牽引要因:院内感染症の発生率の上昇
院内感染は、世界各国で罹患率や死亡率を高める主な原因となっています。院内感染には、中心静脈ライン関連血流感染症、カテーテル関連尿路感染症、人工呼吸器関連肺炎などがあります。HAIに関連する最も一般的な細菌は、C. difficile、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、クレブシエラ、大腸菌、腸球菌、およびシュードモナス種が含まれます。世界的なHAIの流行の高まりが、滅菌機器市場の主な成長要因となっています。
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