警察官が毒を用いて悪人を(殺さず)粛清する、危険極まりない悪童警察小説!『毒警官』

プレスリリース発表元企業:株式会社小学館

配信日時: 2021-11-09 13:39:00

「盛り盛りの毒が全開!」――相場英雄氏(作家)



[画像: https://prtimes.jp/i/13640/1391/resize/d13640-1391-947d6c3a45360c790dc0-0.jpg ]

すぐには、死ねないぜ。
窃盗の罪で横浜刑務所横須賀刑務支所に収監されていた利根太作は、身柄引受人の保護司が見つかったことで仮釈放された。社会復帰後は、保護司の娘・小海友紀が営む辻堂のレストランを住み込みで手伝うことになる。
友紀の同居人である阿久津晴也は、窓際警官“ごんぞう”として鳩裏交番に勤務する傍ら、立件しづらい家庭内暴力や性虐待の加害者を、“毒”を用いて命を奪わずに粛清していた。

«目の前に現れた苦境にある子を、助けたいってのが50パーセント。残りの50パーセントは、毒を使いたいからかな。毒が思い通りに作用すると面白い。»

利根が見込まれたのも、このミッションに不可欠なピッキング、住宅侵入のスキルを期待してのことだったのだ。

【本書に登場する毒】
ベラドンナ、ローレルジンチョウゲ、ドクゼリ、トリカブト、チオペンタール、アヤメなど多数。

現代の黙示録『震える牛』の著者・相場英雄氏が震えに震えた危険極まりない悪童警察小説。

作家・相場英雄氏による『毒警官』についてのレビューはこちら▶▶▶https://shosetsu-maru.com/review/oshiteke/13


「多彩な毒を使って、家庭内に潜んで法の網で捕らえられない悪漢を(殺さず)懲らしめられないか、と考え始めた。ところが進まない。毒が万能過ぎて逆に障壁になった。担当編集の方に相談すると「その毒使いを警官にしたらどうですか」と即妙な答え。“警官”という縛りか! 目を開かれた。だが警官は家庭内の犯罪になかなかアクセスできない。そんな中、とある呑み会で交番勤務の男性警官を紹介された。相談すると、明確に答えてくださった。児童相談所と警官は連携する、と。フィクションも交えてこの設定を強化することで“毒警官”が成立した」(著者)

著者による『毒警官』ついてのコラムはこちら▶▶▶https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/poisonpolice



[表: https://prtimes.jp/data/corp/13640/table/1391_1_25e4a1ea64e84f0f2c191c26cd0a9620.jpg ]



【著者プロフィール】
佐野 晶(さの・あきら)
東京都中野区生まれ。会社勤務を経て映画ライターに。ノベライズ作品に『そして父になる』『三度目の殺人』『アルキメデスの大戦』『シグナル 長期未解決事件捜査班』など多数。『ゴースト アンド ポリス GAP』で、第1回警察小説大賞を満場一致で受賞しデビュー。本作『毒警官』が本格的長編第2作となる。

PR TIMESプレスリリース詳細へ