国土交通省サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)採択 東洋ハウジングが「東洋木のまちプロジェクト(高層棟)」始動 ~CLTパネル工法初の14層木造、地上15階建てを建設~
配信日時: 2021-11-01 11:30:00
株式会社 東洋ハウジング(本社:千葉県鎌ケ谷市、代表取締役社長:西峰 秀一)は、国土交通省サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択を受け、世界発のCLTパネル工法を14層で用いた地上15階建ての店舗・事務所併用の高層共同住宅を建設するプロジェクト「東洋木のまちプロジェクト(高層棟)」を始動いたしましたことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/282924/LL_img_282924_1.jpg
高層棟完成イメージパース
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/282924/LL_img_282924_2.jpg
構造イメージ
事業主体兼施工者は地域に根差した小規模工務店であり、今後の木造高層建築の可能性を提案いたします。また、施工中などの見学会も企画しており、皆さまのご来場をお待ちしています。
■「東洋木のまちプロジェクト(高層棟)」のポイント
・木造建築初の15階建て:RC1層(1階)、木造14層(2~15階)
・大地震での損傷を防ぐ基礎免振工法
・外壁2時間耐火大臣認証取得
■「東洋木のまちプロジェクト(高層棟)」について
1階をRC造、2~15階を木造(CLTパネル工法)として、店舗・事務所併用の高層共同住宅を建設するプロジェクト。
基礎部に免振装置を設置し、地震力を低減した上で、CLT耐力壁を放射状に配置して、引き抜き力を低減し、上階から下階の壁に直接圧縮力を伝えることで床へのめり込みを防ぐ等の構造面の工夫により、CLTパネル工法によるこれまでの階数を大幅に上回る14層分を木造とする計画。防火面については、外壁2時間の耐火の大臣認定を取得した上で、認定仕様をオープン化いたします。
地域の工務店による施工が可能なように接合方法等に配慮するとともに、壁には国産ヒノキCLTを、床版に国産スギCLTを用いる合理的な木材利用計画としています。
二酸化炭素の貯蔵量は、約1,678トンで、一般の約100m2の住宅の約100棟分にも相当します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/282924/LL_img_282924_3.jpeg
東洋木のまちプロジェクト計画地
■「東洋木のまちプロジェクト(高層棟)」概要
名称 :東洋木のまちプロジェクト(高層棟)
事業主体 :株式会社 東洋ハウジング
所在地 :千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷三丁目2番9号
敷地面積 :1142.78m2
延床面積 :2875.72m2
高さ :44.70m(地上15階)
用途 :共同住宅、商業施設
竣工 :2023年11月(予定)
施工 :株式会社東洋ハウジング
コンストラクションアドバイザー:一般社団法人日本木造耐火建築協会
設計 :株式会社腰越耕太建築設計事務所(意匠)
Structured Environment Limited(構造)
株式会社明野設備研究所(設備)
施工協力 :株式会社シェルター(木材供給、木工事)
株式会社ナカノフドー建設 他
※「東洋木のまちプロジェクト」においては、木造商業施設の低層棟とCLT住宅のモデルハウスも建設する予定。
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プレスリリース提供元:@Press
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