積水ハウス、分譲マンション「グランドメゾン」2023年度にすべてZEH仕様に 「Race to Zero」参加企業として脱炭素の取り組みを加速

プレスリリース発表元企業:積水ハウス株式会社

配信日時: 2021-10-29 11:00:00

積水ハウス株式会社は、2023年以降に販売する分譲マンション「グランドメゾン」の全住戸をZEHに、また全棟をZEH-M(ゼッチ・マンション)にします(※1)。すでに2021年度の新規着工案件はすべてZEH、ZEH-M基準をクリアする仕様としており、目標達成に向けて着実に取り組みを進めています。今後販売する物件のZEHおよびZEH-M比率は、2021年度が35%、2022年度が85%、そして2023年度には100%を達成する計画です。戸建住宅や賃貸住宅でZEHを推進してきた当社ですが、今後は分譲マンションも含めた全ての主要な建て方においてZEHを積極的に推進することで、家庭部門の脱炭素化に貢献いたします。

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平成31年度 超高層ZEH-M実証事業に初採択されたグランドメゾン上町一丁目タワー(大阪市)

集合住宅では住戸単位で基準を満たす住戸ZEHと、住棟単位で基準を満たすZEH-Mの2種類の定義があります。積水ハウスは、住まい手のメリットが明確な住戸におけるZEH Orientedと、住棟におけるZEH-M Oriented以上の基準(※2)を満たす集合住宅の普及を目指しています。

そして、家庭用燃料電池「エネファーム」の標準採用や太陽光発電パネルの設置が可能な低層分譲マンションにおける太陽光発電の積極的搭載、超高層マンションの大開口からの眺望確保と高い断熱性能を両立する真空複層ガラスの導入など、快適に暮らせる住まいを実現させています。

これまで、分譲マンションにおいては、一次エネルギー収支で100%以上削減する『ZEH』基準を全住戸で満たす日本初の低層分譲マンション「グランドメゾン覚王山菊坂町」を2019年に名古屋市で建設しました。超高層分譲マンションについても、2019年に「グランドメゾン上町一丁目タワー」(大阪市)が経済産業省「平成31年度 超高層ZEH-M実証事業」に採択されています。
また、賃貸住宅においても、『ZEH』基準を全住戸で満たす日本初の賃貸住宅を2018年に金沢市で建築。ZEHの賃貸住宅は累積で7,292戸を超えました(2021年8月1日時点)。
新築戸建住宅のZEH「グリーンファースト ゼロ」においては、2020年度に採用率91%となっています。

なお、積水ハウスは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局によるカーボンニュートラルを目指す国際キャンペーン「Race to Zero」にも参加しました。
ZEHを始めとした事業全体の脱炭素化への取り組みを加速し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

(※1)一次エネルギー削減率に応じて分けられた『ZEH』、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedの4区分(次ページ表)を含めた広い概念を表す場合はZEH、一次エネルギー削減率100%以上ということを限定的に示す場合は『ZEH』と表現しています。ZEH-Mについても同様です。

(※2)基準の詳細は以下URLよりご参照ください。
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2021/20211028/


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