オープン・グループの10月の仮想イベントがオープンな技術標準の25周年を祝す

プレスリリース発表元企業:The Open Group

配信日時: 2021-10-20 17:13:00

オープン・グループの10月の仮想イベントがオープンな技術標準の25周年を祝す

オープン・グループの10月の仮想イベントがオープンな技術標準の25周年を祝す

(サンフランシスコ)-(ビジネスワイヤ) -- ベンダー中立技術標準コンソーシアムのオープン・グループは、来る2021年10月25~27日に「オープン・デジタル標準」イベントを開催します。

オープン・デジタル標準イベントには、世界中のベンダーとエンドユーザー組織が参集し、企業がデジタル・ファーストになる上で、業界を超えたオープン標準の開発がどのように貢献しているかを議論します。

この仮想イベントは、上海の現地時間10月26日(火)午前11時30分(太平洋夏時間10月25日午後8時30分)に開始して、ボストンの現地時間10月27日(水)午後1時30分に閉幕します。各地域のセッションは、世界各地のオープン・グループのオフィス(上海、ムンバイ、ロンドン、サンパウロ、サンフランシスコ、東京、ヨハネスブルク、ボストン)にて、それぞれの言語で実施されます。

火曜日のプレゼンテーションは、TOGAF®標準の活動とUNIX®標準の影響に焦点を当てます。終日にわたり、シェブロン、NGINX、キャップジェミニ・インサイト&データ、ナショナル・エア・トラフィック・サービスなどの組織の講演者が、TOGAF®標準製品マネジャーのソニア・ゴンザレスと、オープン・グループのArchiMate®フォーラム議長のJean-Baptiste Sarrodieに加わり、エンタープライズ・アーキテクト(EA)の変わりつつある役割と、ArchiMate®の進化および影響について探ります。プレゼンテーションでは、さまざまな業界でビジネス効率を向上させるために、これらの標準がどのように応用されているか、実践的な例を紹介します。

参加者は水曜日に、オープン・グループのCDOのデイブ・ラウンズベリーと、マイクロ・フォーカスのCTOを務めるラーズ・ロッセン博士から、デジタル・エンタープライズとアジャイルの世界におけるオープン標準について話を聞くことができます。午後のセッションでは、L3Harrisとロッキード マーティンの講演者が登壇し、FACE™コンソーシアムSOSA™コンソーシアムなど、軍用・商用センサー・システムに適用できるオープンな技術標準の影響を探り、SOSA™レファレンス・アーキテクチャーのエディション1.0向けに最近発表された技術標準を取り上げます。

午後の部では、VisibleRiskのサイバー・リスク・メソドロジー責任者のジャック・フロインド博士がリスク分析の価値について議論し、情報リスクを理解、分析、測定するモデルおよび分類法であるOpen FAIR™アプローチについて、実用的な指針を提供します。

本イベントの主な講演者は、以下の通りです。

スティーブ・ナン、オープン・グループのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)James de Raeve、オープン・グループのバイスプレジデント藤枝純教、オープン・グループ日本、日本代表・会長パラブ・サハ博士、オープン・グループ・インド、ゼネラルマネジャースチュアート・マクグレガー、オープン・グループ南アフリカ、リアルIRMソリューションズの最高責任者ロベルト・セベロ、オープン・グループ・ブラジル、カントリーマネジャーAndras Szakal、オープン・グループのCTO羽深宏樹氏、日本・経済産業省(METI)、グローバルデジタルガバナンス副ディレクターRegine Deleu氏、ニュージーランド政府、オークランド交通局のデジタルアーキテクチャー担当ゼネラルマネジャーパトリック・ケリー氏、シェブロンの製品リーダーKartik Ravel氏、富士通のデジタル変革サービス担当シニアディレクターChe Haiping博士、華為技術、最高デジタル変革責任者、シニアバイスプレジデントその他の主な議題は以下の通りです。

データ経済における標準の役割 – 火曜日には、C4IRインドのチーフアドバイザーで世界経済フォーラムのメンバーでもあり、オランダのサイバー専門技術グローバル・フォーラム(GFCE)の諮問委員会に在籍するJ. Satyanarayana氏が、データ経済およびデジタル経済への移行を加速する上で、データ・ライフサイクルの全体にわたる標準の使用がいかに戦略的に重要であるかについて議論します。標準の使用:TOGAF、Open FAIR、Open Agile Architecture – 火曜日に、Angle Finance最高情報・執行責任者のピーター・ハビランド氏が、過去15年間にオープン・グループの標準に貢献し、標準を使用してきた中で経験した成功例と失敗例について語ります。製品の完全性と世界的なサプライチェーンのセキュリティー – 水曜日に、NASAのSEWPプログラムディレクターのJoanne Woytek氏が、米国政府による「ITソリューション調達におけるサプライチェーンのリスク管理」について主要因の概要を提供し、世界市場における同種の調達業務への適用性を取り上げます。環境フットプリントと持続可能性に対するデータ主導型アプローチ:オープン・フットプリントがGHG整合性に与える影響 – さまざまな地域セッションで、オープン・フットプリント(Open Footprint™)フォーラム(OFP)の専門家パネルが、課題と現在の格差に対処することがビジネス上の急務である理由について議論し、さらに世界的・地域的課題の概要や、OFPが対処しようと目指していることについて取り上げます。議題と参加登録の詳細については、こちらをご覧ください。

-以上-

オープン・グループについて

オープン・グループは、技術標準を通じてビジネス目標の達成を実現する世界的なコンソーシアムです。当グループの多様な会員は850以上の組織から成り、複数業界にわたる顧客、システムおよびソリューション・サプライヤー、ツールベンダー、インテグレーター、学術機関、コンサルタントが含まれます。オープン・グループの詳細情報については、www.opengroup.orgをご覧ください。

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