シンガポールの地下鉄サービスの安全性と信頼性の向上を目指し、Bentley SystemsとSMART Trainsが提携

プレスリリース発表元企業:Bentley Systems, Incorporated

配信日時: 2021-10-13 03:03:00

シンガポールの地下鉄サービスの安全性と信頼性の向上を目指し、Bentley SystemsとSMART Trainsが提携

Bentley SystemsとStrides Engineeringが覚書(MOU)に署名、アジア太平洋地域に鉄道予知保全ソリューションを共同展開

(ペンシルベニア州エクストンおよびシンガポール)-インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業のBentley Systems, Incorporated (Nasdaq:BSY)と、シンガポールのマスラピッドトランジット(MRT)運営のパイオニアであるSMRT Trains は、シンガポールで最も古いMRT路線である南北線と東西線に、予知保全意思決定支援システム(PDSS)を導入しました。 BentleyのAssetWise Linear AnalyticsをベースにしたSMRT TrainsのPDSSにより、全長282kmに及ぶ2路線の信頼性が向上し、100万kmを超える故障間隔(MKBF)を達成しました。MKBFは、信頼性の指標として世界中の鉄道事業者に使用されており、1回の故障が「5分を超えるサービス遅延」と定義されています。

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覚書署名式にて、Bentley Asia SouthバイスプレジデントのKaushik ChakrabortyとStrides EngineeringプレジデントのGan Boon Jin氏覚書署名式にて、Bentley Asia SouthバイスプレジデントのKaushik ChakrabortyとStrides EngineeringプレジデントのGan Boon Jin氏

PDSSが南北線と東西線に無事導入されたことを受け、SMRT Trainsはシンガポールの環状線(CCL)にもPDSSソリューションの導入を開始しました。

アジア太平洋諸都市では、大規模な地下鉄ネットワークを運営する事業者の多くが、乗客に中断のないサービスを提供できるように信頼性の向上に力を注いでいます。 そうした状況の中、Bentley SystemsとStrides Engineering(旧SMRT Services。SMRT Corporationの事業部門として、駅ベースのエンジニアリングサービスを幅広く提供)は、アジア太平洋地域で鉄道予知保全ソリューションを共同展開するという覚書(MOU)への署名を発表しました。 この覚書によりパートナーシップを確立した両社は、高度なテクノロジーと鉄道運用能力を組み合わせ、都市部の鉄道・地下鉄事業者の支援に乗り出します。覚書の条項に基づき展開される鉄道予知保全ソリューションには、すべての鉄道資産情報を視覚化し、線路の状態を管理、監視、分析する機能が搭載されます。Bentley SystemsはAssetWiseソリューションの販売、導入、サポートを継続し、Strides Engineeringは保線において培ってきた領域経験とアドオンアプリケーションを展開、提供します。

SMRT Trainsは、Bentley SystemsのYear in Infrastructure 2021で、going digital(デジタル化)推進を紹介するプレゼンテーションの一環として11月に開催される、

「Infrastructure Spotlight Series」ウェビナーに登場します。ご登録に関する情報はyii.bentley.comにて後日ご案内します。SMART Trainsの革新性の詳細を、このウェビナーでぜひご確認ください。

SMRT TrainsプレジデントのLam Sheau Kai氏は、次のように述べています。「テクノロジーの活用と予防措置。この2つは、SMRT Trainsが運行する鉄道の信頼性を向上させ、維持していくうえで非常に重要です。この2つの要素を兼ね備えたPDSSが南北線と東西線に無事導入されたことで、他路線への拡張に向けて大きな弾みがつきました」。

新たなパートナーシップについて、Strides EngineeringプレジデントのGan Boon Jin氏は次のように述べています。「Strides EngineeringとBentley SystemsはPDSSを巡り協力し、固いパートナーシップのもと、豊富な領域経験と鉄道運用能力に実証済みのテクノロジーを組み合わせることができました。PDSSは、保線における意思決定を強化し、最適化します。PDSSのベストプラクティスと成果を、アジア太平洋地域の多くの鉄道事業者に提供できることを楽しみにしています」。

Bentley Asia SouthのバイスプレジデントであるKaushik Chakrabortyは、次のように述べています。「インフラストラクチャの発展という共通の目的のために、Strides Engineeringとパートナーシップを締結することができ、非常に嬉しく、光栄に思います。両社の強みと業界での経験を組み合わせることで、アジア太平洋地域の鉄道・地下鉄事業者を支援し、市民や居住者の生活を支えるインフラストラクチャの信頼性を向上できるでしょう」。

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SMRT Trainsについて

SMRT Trains Ltdは、シンガポールにおける最初で最大の鉄道サービスプロバイダーです。SMRT Corporation Ltd.の子会社として、南北線、東西線、環状線、新線であるトムソン・イーストコースト線、LRTブキ・パンジャン線などの鉄道サービスを管理、運営しています。

コアバリューとして尊敬、誠実、奉仕と安全、卓越を掲げ、安全で信頼できる快適なサービスの提供に努めています。

Strides Engineeringについて

高度かつ革新的なテクノロジー&デジタルソリューション

Strides Engineeringは、SMRT Corporation Limitedの事業部門として、高度かつ革新的なテクノロジー、デジタルソリューションおよびサービスの活用に確かな実績を持ち、鉄道利用者に安全、信頼、快適さを提供しています。

Bentley Systemsについて

Bentley Systems(Nasdaq:BSY)は、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業です。世界経済と環境の持続性を両立させつつ、世界のインフラを進化させる革新的なソフトウェアを提供しています。業界をリードするBentleyのソフトウェアソリューションは、専門家やあらゆる規模の組織によって、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、ビルディング・キャンパス、鉱業、産業施設の設計、建設、運用に活用されています。Bentleyの製品には、モデリングおよびシミュレーション用のMicroStationベースのアプリケーション、プロジェクトデリバリ用のProjectWise、資産およびネットワークパフォーマンス用のAssetWise、インフラストラクチャデジタルツイン用のiTwinプラットフォームなどがあります。Bentley Systemsは、172カ国に4,000人以上の従業員を擁し、年間売上高は8億ドルを上回ります。

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© 2021 Bentley Systems, Incorporated.Bentley、Bentleyのロゴ、AssetWise、AssetWise Linear Analytics、iTwin、MicroStation、ProjectWise、Seequentは、Bentley Systems, Incorporated、またはその直接または間接の完全所有子会社のいずれかの登録商標、未登録商標、または商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、それぞれの所有者の商標です。



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