児童英語講師とトイピアニストが体験の場を欲する親子のためのワークショップ「音で旅するエイゴ」企画を始動!
配信日時: 2021-09-30 09:30:00
アートやサイエンスでわくわくしながら、女性の生き方や地域の豊かさにつながるワークショップを企画・実現するプロジェクトworkshop space Apprendre(所在地:大阪府豊中市)は、コロナ禍でも質の高い体験の場を求める親子向けに「音で旅するエイゴ」の企画をスタートしました。
児童英語講師のMackeyとトイピアニストのMusiKaが、音を通して自分を表現するワークショップを行っています。次回は、2021年10月11日(月)16:30より、Zoomでの双方向ワークショップ「音で旅するエイゴ~カタチ編」を開催します。
公式WEBサイト: https://www.workshop-apprendre.com/
■「音で旅するエイゴ」とは
完成された正しい言語を話すことより、音で言語を感じ、伝えたい気持ちを表現する力を育てるワークショップです。英語教育が盛んな昨今、言語は日本語と英語の2つだけという錯覚を起こしがちですが、さまざまな言語の中の一つに過ぎない「エイゴ」は、目的ではなく道具であることを体感していただきます。
Society5.0(超スマート社会)に向けて、教育する側の感覚はまだSociety3.0(大量生産の工業社会)で立ち止まっている状況も見受けられる教育現場。たった一つの正解を求めるよりも、デジタルネイティブの子どもたちと、オンラインで遠い場所とつながって旅をし、音楽や感性を重視するSTEAM教育を取り入れながら、ワクワク探究する環境を一緒につくっていくことを狙いとしています。音楽を用いて伝えることや自分を表現することの面白さを体感することで、英単語や文法が、自分の味方になる英語教育を目指しています。
今は実際に海外に行くことは難しいですが、心はどこまでも自由です。
音とエイゴで楽しく旅をしながら、はじめて会う人に自分を表現することに挑戦することを通して、新しい自分に会いにいきませんか?
新しい自分に出会う時、眠っていた好奇心がめざめ、さらによりよい自分を目指して好奇心を満たしたくなります。英語は一つの言葉として自分の好奇心を刺激し、自分自身をブラッシュアップしてくれる便利なツールです。
■「音で旅するエイゴ」の特長
“感じる”“やってみる”“伝えてみる”“相手の想いを汲み取ろうとする”を軸に、以下3つを大切にしています。
(1)均一的な数値評価ではなく、個々の存在としてのその人らしさを発掘する教育
(2)受動的に教えられるのではなく、主体的に「感じて、やってみる」態度の育成
(3)知識を詰め込むのではなく、得意分野でがんばりたくなるエンライトニング
これらの特長を実現するために、参考にしているのは、子どもの幸福度世界一のオランダで始まった「イエナプラン」がベースとしている個性の尊重を重視した教育方法、ワクワクすることで扁桃体を刺激させ、その隣に位置する海馬での学習効果を高めるメカニズムによるアプローチなど、様々な教育学的、科学的方法論です。
■コロナ禍で懸念される児童の学びの環境
突然の休校や、対面でのやり取りに制限がかかることにより懸念されること、それは「学ぶべき事項をしかるべき期間に学ぶことができない」のはもちろん、「未来への希望をもちにくい児童が増える」ことです。
学習の遅れに関しては、学びたいスイッチが入れば、いくらでも遅れを取り戻すことができます。しかし、「どうせ何をやっても変わらない」「また変更になるかもしれないし」「休校中に出された課題に頑張って取り組んだけど、結局(思うように)評価されなかった(学校側も日々の対応に精一杯なことが多いため)」と半信半疑で、不安を感じる子どもが増えているとしたらどうでしょうか?心の安全基地を失っては、伸ばせる個性も生かすことができません。
では、「学びたいスイッチ」とは何でしょうか?それは、自分を信じる力です。「自分はできる」と信じる自己効力感、その積み重ねが自己肯定感につながっていくのです。
世界幸福度ランキングがどんどん低迷していく日本ですが、それを打開するポイントは「選択できる実感」と「人とのつながり」といわれています。どんなに小さなことでも自分で選択し、決めたことをやり遂げること、そのプロセスを喜び合ったりうまくいかないことを感じ合ったりしてつながることのできる教育の場を作りたいと考えています。
■小さいときに取り組んでほしいのは、英語学習としての習い事ではなく、音と言語のおもしろさを味わう素地
Society5.0(超スマート社会)では、自動翻訳機も普及するでしょうし、ただ暗記に頼る学習では太刀打ちできません。藤原 和博著「僕たちは14歳までに何を学んだか-学校では教えてくれない新時代のスキル」では、次の力を補完することが必要だと唱えています。
(1)communication 人の話が聴ける
(2)logical thinking 筋を通せる
(3)simulation 先を読んで行動する
(4)role playing 他人の身になって考える
(5)presentation 気持ちや考えを表現できる
「ジグソーパズル型学力」とよばれる情報処理力と「レゴ型学力」とよばれる情報編集力。藤原氏は、新時代を生き抜く上で理想の比率は7:3なのに、現状では9:1であるという見方をしています。学校の勉強で養いやすい情報処理力は、情報編集力を磨いてこそ、さらに生かしていくことができます。音と言語のおもしろさを味わう素地が整えば、上の(1)から(5)の段階を順調に積み上げていくことができます。一方で、感覚の土台が築かれないままトレーニングを続けても残念ながら無意味なものとなってしまいます。
最後に。
子どもを授かったら、その子の可能性を広げたいと思うのは当たり前のこと。それは我が子でなくても、出会った人その人が持つ能力を生かして社会の中で発揮してほしい、とMackeyとMusiKaは切に願っています。しかしながら、親の世代が長年引き継がれてきた思考を変えるのは簡単なことではありません。時代が変わっているのに教育に対する親のアップデートが追いつかず、暗記型、詰め込み型教育で子どもが苦しむ様子もたくさん見てきました。新しい時代に向けて必要な言葉の力を、親子や家族でバージョンアップしたい方々と一緒に、新しい未来を切り拓いていこうと考えています。
■コラボレーション記念!「音で旅するエイゴ」開催!
開催日時 : 2021年10月11日(月)16:30~17:00
対象者 : 未就学児親子
参加費 : ¥1,500(税込)(オープン記念につき300円OFFの¥1,200(税込))
ご利用方法 : Zoomにて実施
申込方法 : サイトよりお申し込みください
https://www.workshop-apprendre.com/
■講師プロフィール
【Mackey/児童英語講師】
「違い」を知って「伝える」力を磨く教室~Mackey's Lessonを主宰。英会話スクール勤務、個人教室、小学校での外国人児童の日本語指導、教育委員会英語指導コーディネーター(小中学校)、こども園でのETM(Education Through Music/人を育むえいごの歌あそび)を担当。
転勤族のため、山形、茨城、宮城、福島、三重、大阪、広島、愛知、沖縄での居住経験と中国への語学留学の経験により、その人の想いを伝えたり相手を理解したりするためのツールとしての言語や方言の存在に改めて気づきました。一方で、親世代の英語教育への切実な悩みと、その期待を過剰に感じてしまう子ども世代のギャップも肌で感じてきました。ちょっとしたきっかけで、親子間のパイプの詰まりは解消できます。双方の想いが通じ合えば、英語教育に限らず、生活全般、親子関係において「その子らしさ」「その親(の人柄)らしさ」を活かせると信じて活動を続けています。
●保有資格
英検準1級
J-SHINE小学校英語指導者
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/277019/LL_img_277019_1.jpg
Mackey/児童英語講師
【MusiKa/絵本トイピアニスト】
トイピアノ(おもちゃのピアノ)を演奏しながら、絵本を読み語る絵本トイピアニスト、MusiKa(ムジカ)としてカフェやイベント、園、学校、子育てサークルなどでライブ活動をしています。
また大阪府豊中市にて「MusiKaMate音楽教室」を主宰。やりたいことが多い現代人。きちんと習うか全く習わないかの1か0ではなく、その間の0.5の音楽教室として、もっと気軽に「音楽って楽しい!」という子どもたちや大人が増えることを願って開講しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/277019/LL_img_277019_2.jpg
MusiKa/絵本トイピアニスト
■workshop space Apprendre(ワークショップスペースアプロンドル)について
デザイナーや大学研究者、教師や主婦など、さまざまなメンバーが、アートやサイエンスでわくわくしながら、女性の生き方や地域の豊かさにつながるワークショップを企画・実現するプロジェクトです。経済成長によって豊かになった日本。けれど、幸福度や生活満足度は先進国の中では低いという現実。日本人のもつ、まじめで誠実な特徴を活かしながら、日本らしい幸せに暮らす方法を追求します。地域コミュニティの希薄化、育児の孤立化、女性の就業支援、男性の働き方改革、格差問題、経済に依存しない幸福社会、など様々な問題にワークショップで取り組みます。
といっても、大きな社会問題を解決するのは大変なので、アートやサイエンスによって楽しく学び、力をつけていく場所として、ティール組織のようなコミュニティを目指しています。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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