独自開発のAI技術を活用したCAE自動化システム

プレスリリース発表元企業:インテグラル・テクノロジー株式会社

配信日時: 2021-09-28 14:40:00


現CAE自動化システムへのAI活用


弊社のAI技術では独自開発を行う端部やリブのような立ち上がり部の認識を行うパラメータを使用することで、形状認識精度・認識スピードを向上させることが可能となります。現在は以下のように現ソフトにAIを応用し、CAE自動化にお役立ちできる開発を行っております。詳しくは下記リンクよりご確認ください。
①中立面メッシュ生成ソフト
・AIによる形状認識(AI20%採用後、平均30%処理時間削減)
・樹脂部品の爪などの部品締結部をAI認識し、各社ニーズに沿った締結部学習機を作成することでアセンブル自動化
②シェルメッシュ生成ソフト
・AIによるメッシュフロー評価を行い、過去データと比較し問題箇所を自動で検出することで、高品質メッシュ生成を行う
・マグナ社様の溶接モデル(FEMFAT用)を標準搭載し、アッセンブルの省力化を行う
③ソリッドメッシュ生成ソフト
・AIによる形状認識(パワートレインにて認識率95%以上)
・形状認識結果を他社ソフトへ渡し、認識精度を上げながらメッシャーは御社で使用しているものを活用


https://integral-technology.co.jp/ja/text/CAEforum_20210921.pdf : https://integral-technology.co.jp/ja/text/CAEforum_20210921.pdf


各システムの機能紹介


①中立面メッシュ生成ソフト
樹脂部品に対応したマニュアルとフルオート操作を相互活用できる画期的な中立メッシュ生成ソフトLATONA8です。補助機能LATONAviを搭載することでこれまでのフル自動処理はもちろんのこと、毎Stepごとの確認/修正を行う操作が可能となりました。エラー修正をエラーが起きたStepで直ちに修正可能なため効率的に開発を進めることができます。エラー修正の際は中立メッシュの節点を中立面に関連づけている為メッシュを中立面上で修正可能にし、工数削減を見込めます。また独自の形状認識技術により形状の再現性が上がり、カウルではAIを採用したことでメッシュ作成とエラー修正を3時間台で完了。
②シェルメッシュ生成ソフト
FORTUNA8はシェルメッシュ自動生成ソフトです。結合モデル自動作成でホワイトボディ部品のアセンブル処理やスポット溶接作成も自動化し、全工程を18時間で完了致します。最小要素長エラーやタイムステップエラー・ヤコビアンエラー等を自動修正し、エラーが起きないようメッシュ生成を行うメッシュエラー自動修正機能や自動スポット溶接モデル生成のアセンブル機能では設定された板組(2枚〜4枚が多い)に対してスポット溶接を行います。スポットは何角形でも対応可能(8,12、18角形が多い)で、ナゲット径をご希望に応じて変えることも可能です。
③ソリッドメッシュ生成ソフト
FORTUNA8sはソリッドメッシュ自動生成ソフトです。結合モデル自動作成でパワートレイン部品のアセンブル処理やウォータージャケット、燃焼室、穴等を正確に認識し、各社のニーズにあった計算用データを自動作成致します。パワートレインアセンブリ処理は10時間前後で完了致します。面取り・フィレット面のピン角化処理機能や節点挿入・節点移動/節点ペースト(形状無視)より最適な修正を自動で行い、アスペクトエラー修正などを行うエラー自動修正機能、アセンブルされた各部品を認識し、節点が合うように調整する面合わせ機能、ボルト締結の自動アセンブリ機能などの機能が搭載致しております。




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