入塾待ち3千人「花まる学習会」代表が注意喚起 わが子を追いつめる親7つの特徴

プレスリリース発表元企業:株式会社PHP研究所

配信日時: 2021-09-22 14:00:00


株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2021年9月22日に『つぶさない子育て』(高濱正伸 著/税込1540円)を発売します。コロナ禍で通学もままならない状況は、親にとっても初めての経験です。不安にかられたり、熱心さのあまり過干渉に陥ったりしてとった言動が、子どもを傷つけてしまう場合もあります。本書は、全国に360教室以上を展開する「花まるグループ」創設者が「子どものために今、家庭でやるべきこと」をアドバイスする最新刊。子どもとの接し方や、家庭学習に疑問や不安を覚えている人に届けたい“親育て本”です。


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『つぶさない子育て』表紙


「伸ばすよりも、つぶさない」子育てが大切


加速する社会の変化、価値観の多様化により教育方針に悩んだ結果、子どもの気持ちは二の次にして、勉強や稽古事の成績ばかりを気にする保護者が増えています。「メシが食える大人を育てる」などユニークな教育法で知られる高濱正伸氏は、子どもをつぶしてしまう親がやりがちな、特徴的な7つのケースを紹介。いま大切なのは、「伸ばすよりも、つぶさない」子育てだと解説します。


【無意識に「子供をつぶす7つのケース」】 


1 (周囲に合わせて)なんとなく、小学3年生の2月から中学受験塾へ
2 両親の教育方針が違う
3 誰かと比較する
4 「早く宿題を終わらせなさい」と伝える
5 我が子を「かわいそうな子」にする
6 子どものイジメ問題に親が介入
7 転ばぬ先の杖を出す


頑張りすぎて空回りしたり、迷走したりしている親たちに「もう少し肩の力を抜いてみては?」と著者は語りかけます。子育ては、「伸ばすよりも、つぶさない」ことが大切。子ども自身の成長する力を信じられれば、子どもは世間の価値基準に振り回されず「自分の幸せを、自分の心で決められる大人」に育ちます。


子どもは、大体なるようにしかならないものです。もちろん、諦めでも放任主義でもありません。そうではなく、子ども自身の成長する力を信じて欲しいのです。     (本文より)

子育ては親の「価値基準」を明確にすることから始めよう


子どもが「自身の価値基準」を確立するために、親がまずすべきことは「子育ての軸」を明確にすること」と著者は提案します。本書では子どもが両親の板挟みにならないよう『夫婦間の「常識の壁」は早めに壊そう』、迷ったときに立ち返る原点として『家訓をつくろう』など、まずは親が「自身の価値基準」を見直し、「子育ての軸」を確立することの大切さを説いています。つまり本書は、子育て・教育の参考書であると同時に、“親育て本”でもあるのです。


『つぶさない子育て』について


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著者近影


【著者】


高濱正伸(たかはま まさのぶ)
1959年、熊本県人吉市生まれ。熊本高等学校卒業後、東京大学理科二類入学。同大学院修士課程修了。93年、「数学的思考力」「国語力」「野外体験」を柱とした学習教室「花まる学習会」を設立。ひきこもりや不登校児の教育も同時に開始。95年に小学4年生から中学3年生対象の進学塾「スクールFC」を設立。保護者などを対象にした講演会は、参加者が年間30,000人を超える。『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(廣済堂出版)、『中学受験に失敗しない』(PHP新書)、『算数脳パズルなぞぺー』(草思社)など、著書多数。


【書誌情報】


タイトル:つぶさない子育て
サブタイトル:どんな時代でも幸せをつかめる大人にする
著:高濱正伸
判型:四六判並製
定価:1540円(税込)
発売日:2021年9月22日
ISBN:978-4-569-84973-7
発売元:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84973-7




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