MSCIがMSCIパキスタン指数を新興国市場からフロンティア市場に分類変更
配信日時: 2021-09-11 11:06:00
MSCIがMSCIパキスタン指数を新興国市場からフロンティア市場に分類変更
(ニューヨーク)-(ビジネスワイヤ) -- 世界の投資コミュニティーに重要な判断支援ツールとサービスを提供する大手企業のMSCI(NYSE:MSCI)は本日、MSCIパキスタン指数を新興国市場からフロンティア市場に分類変更すると発表しました。
この決定は、MSCIパキスタン指数の市場分類変更の提案に関する最近の協議における市場参加者からの意見を受けて行われました。MSCIは、2021年11月の半期指数見直し(SAIR)に合わせて、MSCIパキスタン指数を新興国市場からフロンティア市場に一回のステップで分類変更します。そうなった場合、2021年8月31日時点のプロフォーマ・データを使用したシミュレーションに基づけば、MSCIフロンティア市場指数に4銘柄が組み入れられ、指数に占める推定ウェイトは1.90%になります。
パキスタンの株式市場は、新興国市場の分類枠組みにおける市場アクセス性の要件を満たしていますが、規模と流動性の基準を満たさなくなっています。具体的には、2018年11月の半期指数見直し以降、MSCIグローバル・インベスタブル・マーケット指数手法の2.4項に記載の指数の連続性規則が適用されてMSCIパキスタン指数に必要な3つの構成銘柄が維持されている状態にあります。2019年11月のSAIR以降、MSCIパキスタン株式市場には、MSCI市場分類枠組みにおける新興国市場の規模と流動性の基準を満たす株式は存在していません。
2021年11月のSAIRから、MSCIグローバル・インベスタブル・マーケット指数手法の5.2項に記載の小規模で流動性が平均的なフロンティア市場の規模および流動性要件に基づき、MSCIパキスタン指数の入れ替えが行われます。
-以上-
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