カーギル、垂直農法のリーダー企業のエアロファームズと提携し、カカオ生産に焦点を当てた初の研究に取り組む

プレスリリース発表元企業:AeroFarms

配信日時: 2021-08-19 03:05:00

カーギル、垂直農法のリーダー企業のエアロファームズと提携し、カカオ生産に焦点を当てた初の研究に取り組む

完全に制御された環境を利用して、植物の生物としての力を発揮させ、気候の影響を理解するとともに、新しい生産慣行を探求するための複数年にわたる協働

(ミネアポリス & 米ニュージャージー州ニューアーク)-(ビジネスワイヤ) -- カーギルは、より強靭で持続可能なカカオ・セクターを構築するための継続的な努力の一環として、垂直農法の先駆者でリーダーであるエアロファームズと、カカオ豆の収率を高め、気候変動に対する強靭性の高い農業慣行を開発することを目的とした複数年の研究契約を締結しました。

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カーギルが垂直農法のリーダー企業のエアロファームズと提携し、カカオ生産に焦点を当てた初の研究に取り組む(写真:ビジネスワイヤ)カーギルが垂直農法のリーダー企業のエアロファームズと提携し、カカオ生産に焦点を当てた初の研究に取り組む(写真:ビジネスワイヤ)

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カーギル・ココア・ヨーロッパのマネジングディレクターのNiels Boetjeは、次のように述べています。「環境の課題と、カカオ製品の需要の高まりにより、世界的なカカオのサプライチェーンにますます圧力がかかっています。私たちは、研究機関、大学、エアロファームズのような革新的企業とのパートナーシップを通じて、従来のカカオ栽培事業の生産性と回復力を向上させるべく、大胆な実験においてセクターを横断した協働を進めています。未来の世代に向けてカカオ・セクターの繁栄を保証するために、私たちの研究結果をカカオ・サプライチェーンの農業協同組合と共有することを楽しみにしています。」

この最新の研究協力は、エアロファームズの制御環境農業に関する専門知識と、カーギルのカカオ栽培学および生産慣行に関する幅広い知識を結び付けるものです。両組織は協力して、エアロポニックスとハイドロポニックス、光、二酸化炭素、灌漑、栄養、植物の間隔と剪定などのさまざまな屋内栽培技術を実験し、カカオの木の生長に最適な条件を特定していきます。

研究の知見は、木の生長の加速や収率の増加、害虫・病気への耐性を高めた品種の開発の加速、カカオ豆の風味と色の可能性を最大限引き出すことといった要因を対象とした新しい洞察をもたらします。これらの成果は、気候変動を前に、将来のカカオ豆の供給を確保する助けとなります。

エアロファームズの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のデビッド・ローゼンバーグは、次のように述べています。「エアロファームズは、安全で責任ある持続可能な方法で世界に食料を供給するというカーギルと同様のビジョンを共有しています。私たちは550種類以上の作物を栽培してきました。カーギルと共に今回はカカオに焦点を当てた新たなプロジェクトに取り組むことに大きな期待を抱いています。エアロファームズでは、その独自のテクノロジーを、植物の生物学、遺伝学、機械システム、運用システム、環境システム、デジタル制御、データ収集、分析を最適化するためのプラットフォームであると考えています。遺伝学とスピードブリーディングは、私たちが重点を置く分野の1つです。当社のプラットフォームを適用してカカオの成長を最適化することは、エアロファームズが世界により広いプラスの影響をもたらすための1つの方法です。」

最初の試験的作業はすでに、ニュージャージー州ニューアークにあるエアロファームズのグローバル本社で開始されており、2022年初頭にアラブ首長国連邦アブダビにオープンする予定の最新式のエアロファームズAgXリサーチ&ディベロップメントの屋内垂直農場に間もなく拡大されることが予定されています。

カーギルについて

70カ国にまたがるカーギルの15万5000人の従業員は、安全で責任ある持続可能な方法で世界に食料を供給するという当社の目的を達成することに絶え間なく取り組んでいます。日々、私たちは農業従事者と市場、お客さまと食材、人々や動物と健康に生きるために必要な食料を結びつけています。

当社は155年の経験と新しいテクノロジーおよび洞察を組み合わせ、125カ国以上の食品、農業、金融および産業のお客さまの信頼されるパートナーとしての役割を果たしています。共に、私たちはより強く持続可能な農業の未来を築いています。詳細情報については、Cargill.comおよび当社のニュース・センターをご覧ください。

カーギルの世界的なカカオおよびチョコレート事業について

カーギル・ココア&チョコレートは、質の高いカカオとチョコレートをより持続可能な方法で世界中に提供し、お客さまに安心と誠実さ、刺激をお届けします。供給の安全性、持続可能性プロジェクト、感覚に関する専門知識についてのバランスのとれた取組みによって、当社は幅広い優れた標準化されたカスタムメイドの製品とサービスを創り出しています。さらに、当社はお客さまに対して市場に関する幅広い知識を提供しています。当社は、豆からバーまで、堅固で公正かつ透明なサプライチェーンを実現し、継続的に業界の標準を形作ろうとしています。質の高いカカオ豆のこれまで以上に持続可能な供給を確実にするために、カーギルはブラジル、カメルーン、コートジボワール、ガーナ、インドネシアの原産地において独自の調達および取引事業を確立しました。当社のカーギル・ココア・プロミスは、農業従事者やそのコミュニティーが収入と生活水準の向上を達成できるようにすることへの当社の取組みを明確に示しています。当社の4100人の熱心なカカオとチョコレートの専門家から成るチームは57カ所の拠点で仕事をし、世界中のカーギルの15万5000人の従業員の一部を成しています。詳細情報については、cargillcocoachocolate.comをご覧ください。

エアロファームズについて

2004年より、エアロファームズは屋内垂直農法を先導し、農業のための変革的革新を推進してきました。エアロファームズは、人類の向上のために可能な限り良い植物を栽培するという使命を負い、ニュージャージー州ニューアークにグローバル本社を構える認定Bコーポレーションです。ファスト・カンパニーによって2年連続で世界で最も革新的な企業の1つに選ばれ、TIMEの食品における最も優れた発明品の1つに選ばれたエアロファームズの受賞歴のある屋内垂直農業特許技術は、健康な植物が育つための完全な条件を提供し、従来の圃場での農業と比べて使用する水の量を最大95%削減して農薬を一切使用せずに、農業を新しいレベルの精度、食品安全性、生産性へと導いています。エアロファームズは、垂直農法を利用して風味を高めながら、地域の作物が一年中安全に生長できるようにしています。さらに、その独自の栽培テクノロジー・プラットフォームを通じて、エアロファームズは550種類以上の品種を栽培し、政府から主要なフォーチュン500企業まで、農業サプライチェーンのニーズを独自の方法で解決するための複数年の戦略的パートナーシップを構築しています。詳細情報については、https://aerofarms.com/をご覧ください。

2021年3月26日にエアロファームズは、スプリング・バレー・アクイジション(Nasdaq:SV)との最終的な企業結合契約を発表しました。企業結合が完了すると、エアロファームズは、新しいティッカーシンボル「ARFM」でナスダックに上場します。この取引に関する詳細情報については、https://aerofarms.com/investors/をご覧ください。

申し出や勧誘の否定

本プレスリリースは、いかなる法域においても、スプリング・バレーとエアロファームズの間で提案されている潜在的な企業結合または関連する取引に関係して、売り出しの申し出や買い付けの申し出の勧誘、または、何らかの投票や承認の勧誘を形成するものではありません。また、申し出、勧誘または売り出しが違法である可能性がある法域において、またはそれが違法である可能性がある人に対して、証券の売り出し、発行または譲渡は一切行われません。提案された取引に関する証券の募集または投票の勧誘は、米国1933年証券法(改正を含む)(「証券法」)および米国1934年証券取引所法(改正を含む)に基づいて公布された適用規則および規制に準拠する委任勧誘状/目論見書によって、または、証券法の免除に従って、もしくは証券法の登録要件の対象とならない取引においてのみ行われます。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースに含まれる歴史的事実ではない特定の記述は、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー条項の意味における将来見通しに関する記述です。将来見通しに関する記述は通常、「考える」、「かもしれない」、「可能性がある」、「つもりである」、「推定する」、「継続する」、「企図する」、「予見する」、「意図する」、「期待する」、「はずである」、「だろう」、「あり得る」、「計画する」、「予測する」、「予想する」、「可能性」、「思われる」、「しようとする」、「将来」、「見通し」といった言葉や、将来の出来事や動向を予測もしくは示唆する類似表現、歴史的事実の言明でない類似表現を伴います。本プレスリリースに含まれる現在または過去の事実の言明以外のすべての記述は、スプリング・バレーによるエアロファームズの買収提案および臨時総会に関するものも含め、将来見通しに関する記述です。これらの記述は、本プレスリリースで特定されているか否かにかかわらず、さまざまな仮定と、エアロファームズおよびスプリング・バレーのそれぞれの経営陣の現在の予想に基づいており、実際の業績を予測するものではありません。これらの将来見通しに関する記述は、例示目的のためにのみ提供され、保証、断言、予告、または事実や可能性に関する確定的な記述となることは意図されておらず、またそのように依拠されるべきではありません。実際の出来事と状況は、予測が困難または不可能であり、仮定とは異なります。多くの実際の出来事と状況は、エアロファームズとスプリング・バレーの管理の及ばないものです。これらの将来見通しに関する記述には、数多くのリスクと不確実性が伴い、それには、国内外の事業、市場、金融、政治、法律的状況の変化、両当事者が取引案を首尾よくあるいは適時に完了できない可能性(規制当局の承認が得られないか遅延するリスク、または統合会社や取引案で予想される利益に悪影響を及ぼす可能性がある予期せぬ条件が付けられるリスク、スプリング・バレーまたはエアロファームズの株主から承認が得られないリスクを含む)、取引案で予想される利益を実現できないこと、エアロファームズの事業の拡大および予想される事業の節目のタイミングに関連するリスク、エアロファームズの事業に対する競争の影響、スプリング・バレーまたはエアロファームズが取引案との関連または将来において株式や株式連動証券を発行する能力またはデット・ファイナンスを確保する能力、スプリング・バレーのフォーム10-Kによる年次報告書、フォーム10-Qによる四半期報告書、2020年11月25日付けの最終目論見書および2021年7月26日付けの正式な委任勧誘状/目論見書の「リスク要因」という表題の項、およびスプリング・バレーがSECに提出したか今後提出するその他の文書に説明される要因が含まれます。これらのリスクのいずれかが実際に発生した場合や、私たちの仮定が誤っていることが判明した場合、実際の結果はこれらの将来見通しに関する記述により暗示された結果と大きく異なるものになる可能性があります。また、スプリング・バレーおよびエアロファームズが現時点では知らないか、スプリング・バレーおよびエアロファームズが現時点では重要でないと考えるその他のリスクにより、実際の結果が将来見通しに関する記述に記載されている結果と異なるものになる可能性があります。さらに、将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付におけるスプリング・バレーおよびエアロファームズの将来の出来事に関する予想、計画、予測および見解を示しています。スプリング・バレーおよびエアロファームズは、今後の出来事や進展により、その評価が変化することを予想しています。しかし、スプリング・バレーおよびエアロファームズは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、それを行う義務を明確に否定します。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付以降のスプリング・バレーおよびエアロファームズの評価を表すものとして、依拠されるべきではありません。したがって、これらの将来見通しに関する記述に過度の信頼を置くことのないようにしてください。

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Media Contacts:
Kelly Sheehan, kelly_sheehan@cargill.com, 952-742-4204
Marc Oshima, marcoshima@aerofarms.com, 1-917-673-4602

AeroFarms Investor Relations Contact:
Jeff Sonnek, Jeff.Sonnek@icrinc.com, 1-646-277-1263

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