9月10日~16日は「自殺予防週間」いましんどくなっている子どもたちへ、児童館の子どもたちから呼びかけ「#じどうかんもあるよ」

プレスリリース発表元企業:一般財団法人 児童健全育成推進財団

配信日時: 2021-08-17 13:30:00

子どもたちからのメッセージ

全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、各地の児童館とともに夏休み明けに生きづらさを抱える子どもたち、特に小学生や中高生世代へ向けたメッセージ「#じどうかんもあるよ」を8月25日(水)~9月16日(木)の期間にウェブサイトおよびSNS等で発信します。本メッセージの発信は、厚生労働省が提唱する9月10日(金)~9月16日(木)の「自殺予防週間」に向けて、子どもたちの自殺予防の一助となることを目指しています。

■子どもの自殺者数は夏休み明けがピーク、コロナ禍で子どもたちのストレスも増加傾向に
文部科学省が2021年2月に公表した分析結果(※1)によると、2020年に自殺した小中高生が過去最多の479人にのぼることが明らかになりました。夏休み明けの8月は、前年同月の2倍超と突出しています。また厚生労働省が2021年3月公表した調査(※2)によると、「友人関係がしんどくなっている」「親からストレスをぶつけられている」「はっきりと子どもたちの口からストレスという言葉が出ている」など、コロナ禍の影響で子どもたちの心労は増加しているとみられます。
※1『コロナ禍における児童生徒の自殺等に関する現状について』より
※2『新型コロナウイルス感染症対応からの気づき 児童館における実践事例・データ集 令和2年度版』より

■いましんどくなっている子どもたちへ、全国の児童館からメッセージを呼びかけ
全国に約4,400か所ある児童館は、18歳未満のすべての子どもたちとその保護者を対象とし、自由に無料で利用することができる施設です。家でも学校でもない子どもたちの「第3の居場所」の一つとして、子どもたちが気軽に立ち寄り、安心して過ごせる居場所づくりに取り組んできました。児童館を通じて、コロナ禍または夏休み明けでの憂うつな気分が少しでも和らぎ前向きになるきっかけとなることを目指し、「#じどうかんもあるよ」のメッセージを発信するとともに、児童館を利用する子どもたち自ら児童館の良いところを紹介するメッセージを発信します。
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児童館の良いところを「#じどうかんもあるよ」とともに発信


<「#じどうかんもあるよ」実施概要>
1.いましんどくなってる子へのメッセージ
・期間:2021年8月25日(水)~9月16日(木)
(※8月上旬頃から発信を開始している児童館もあります)
・場所:児童健全育成推進財団ウェブサイト、SNS(Facebook,Twitter)および、
各児童館のウェブサイト、SNS(Facebook,Twitter)、館内外の掲示板など
・対象:主に児童館を利用したことがない18歳未満の子どもたち(小学生・中高生世代)
・内容:オンラインでの発信、ポスター掲示、チラシやカードの配布
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「じどうかんもあるよ」ポスター
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「じどうかんもあるよ」カード裏面


2.子どもたちからの児童館の良いところの紹介メッセージ
・期間:2021年8月25日(水)~9月16日(木)
・場所:児童健全育成推進財団ウェブサイト、SNS(Facebook,Twitter)
・対象:主に児童館を利用したことがない18歳未満の子どもたち(小学生・中高生世代)
・内容:オンラインでの発信 (「#じどうかんもあるよ」とともに発信)
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「ようち園の時の友達と会える」(コトコト 10才)
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「相談にものってくれるからとても楽しいよ!」(ネーピ 10才)
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/271532/img_271532_7.png
「春夏秋冬楽しめるよ」(あおい 11才)
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/271532/img_271532_8.png
「暑い日でも涼しい」(彩海 14才)

※上記ともに、全国の児童館職員をネットワークする全国児童館連絡協議会、全国児童厚生員研究協議会の協力を得ています。


■自殺予防週間について
自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して「いのち支える自殺対策」という理念を前面に打ち出した啓発活動を推進しています。本企画は厚生労働省「令和3年度自殺予防週間の主な取り組みについて」において、関係団体の取り組みとして登録されています。

■児童館について
18歳未満の子どもたちとその保護者が、自由に無料で利用することができる施設です。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によるさまざまなプログラムが実施され、遊びや運動をすることができます。児童福祉法で規定された児童福祉施設で、日本全国に約4,400か所の児童館があります。子どもたちの健全な成長を推進する活動を実施することで地域社会に貢献しています。
(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」:https://www.kodomo-next.jp )

■児童健全育成推進財団(FPSGC)について
児童健全育成推進財団は、子どもたちの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。子どもたちの健やかな成長を支える遊びを児童館で提供することによって全国各地の子どもを育む環境を創ることに尽力しています。また、児童館スタッフの継続的な学びや人材育成の重要性を認識し、研修会等を実施しています。
(児童健全育成推進財団公式サイト:https://jidoukan.or.jp )



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