イベントレポート「正しい手洗いが楽しく学べる!インフルエンザ予防接種」 親も知らなかった、数秒のさっと手洗いでは不十分!

プレスリリース発表元企業:バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ

配信日時: 2013-11-25 13:00:00

「バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ」( http://tearai-lab.com/ )は、インフルエンザが流行するこれからのシーズンに備えるため、新たに作成した手洗いを楽しく分かりやすく学べる「手洗い評価キット」を用い、実際に保育園や幼稚園に出張しての手洗い指導を展開いたします。

まず1回目として、みやのこどもクリニック(江戸川区南葛西)と協力し、「正しい手洗いが楽しく学べる!インフルエンザ予防接種」を2013年11月9日(土)に実施いたしましたので、ご報告申し上げます。
なお、次回は粂川 好男先生(杉並堀ノ内クリニック小児科院長)による幼稚園での手洗い教室(11月29日(金)13:50~14:30、久我山幼稚園)の開催を予定しております。


■イベントの目的:予防接種と“正しい手洗い”指導を同時に受け、万全な予防対策
11月に入りインフルエンザ予防接種のピークとなりました。インフルエンザ予防対策としてインフルエンザ予防接種と同様に大事なのが「正しい手洗い」です。しかし、手洗いの仕方は予防対策として見落とされがちです。そこで、本イベントはインフルエンザ予防接種を受け終わったお子様に、予防対策として重要な「手洗い」をお子様、そして親御様に習得いただくことを目的として開催いたしました。


■イベントの内容:参加者全員のお子様が効果的な手洗いをできなかった!
本イベントでは随時、洗い残しを目で見て確認できる「手洗い評価キット」と、洗い残した部分に押すことで楽しく手洗いができる「バイ菌スタンプ」を活用し、感染症予防に有効な、「6つのステップ」を踏んだ、徹底的な手洗いを指導いたしました。結果、全員のお子様が正しい手洗いをできていないことが分かりました。


■参加者の声
・「正しい手洗いを習ったことがない」― これまでに手洗いを習ったことのないお子様が100%
・「帰宅したら手を洗うものの、数秒で簡単に済ませていた」― 正しい手洗いを知らない大人も多数
・「このくらい家でもしっかりと手を洗わせたい」― 家でも効果的な手洗いを実践したいとの親御様の声

<「徹底!手洗い教室」当日の様子>
http://www.atpress.ne.jp/releases/40646/1_1.jpg

手洗い指導では汚れを光でチェックできることに興味をもつお子様が多く、バイ菌スタンプを活用することで自身の洗い残していた部分を確認しながら手洗いについて楽しく学んでいる様子でした。

自己流の手洗いでは洗い残しの目立つお子様がほとんであり、「これまで手洗いについて教えてもらったことがない」などのコメントも見受けられ、手洗いを簡単に短時間で済ませるお子様の様子が伺えました。

親御様からは「子どもをもつ親として勉強になる。」「普段からこのくらい洗ってほしい」などの感想をいただくと同時に「6つのステップで家でも洗ってほしい」との声が上がりました。


■手洗いは「徹底!手洗い6つのステップ」で。薬用石けんでしっかりとこまめに30秒かけて洗いましょう。
感染症を防ぐ基本は手をしっかりとこまめに洗うことです。特に家に帰った食事の前には、薬用石けんや薬用ハンドソープなどをつけてよく泡だて、「徹底!手洗い6つのステップ」に沿って30秒以上時間をかけて隅々まで洗うことが重要です。その後、流水で石けんをしっかり洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルで、きちんと手を拭いて乾燥させましょう。

今後も「バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ」とみやのこどもクリニックは、感染症予防に有効な正しい手洗い方法を伝えてまいります。


■薬用石けんを利用した30秒間の徹底した手洗いの効果:雑菌は86.4%減少!
薬用石けんを使用し、「徹底!手洗い6つのステップ」に沿って30秒かけて手洗いをし、手洗い前と手洗い後の右の手の平の生菌数を比較しました。手洗い前は723個確認された生菌数に対して、徹底した手洗い後は98個となり、雑菌が約86.4%減少しました。

<薬用石けんを使用した手洗い前後の生菌数>
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手洗い前 / 菌数723個 手洗い後 / 菌数98個

この実験からも、薬用石けんやハンドソープを使用し、30秒以上の時間をかけて“正しい手洗い”をすることが、感染症予防には重要であることがわかります。

*手形のソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地(SCDA)にスタンプしたものを35±1℃、48時間培養し、生菌数を換算
*実施機関:衛生微生物研究センター


■「徹底!手洗い6つのステップ」 監修:東北大学大学院医学系研究科 賀来 満夫先生

<徹底!手洗い6つのステップ>
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1. 手のひらを合わせてよくこすろう
2. 手の甲を伸ばすようにこすろう
3. 指先や爪の間も念入りにこすろう
4. 指の間も十分に洗おう
5. 親指と親指のつけ根を洗おう
6. 手首を軽く握りながら洗おう

・手を洗う前は、腕時計やアクセサリーは外しましょう。
・タオルはひとりずつ個人用に、清潔なものを用意しましょう。
・特に汚れが落ちにくい、指の先、手首、親指、手のしわに注意してください。
・お子さんが手を洗う時には、大人が付き添い、確認をすることが重要です。


■「正しい手洗いが楽しく学べる!インフルエンザ予防接種」のイベント概要
◆「手洗い評価キット」による洗い残しチェック
・汚れに見立てた蛍光パウダーを手に万遍なくつけた状態で、「手洗い評価キット」で手を見て、汚れが光っている状態をチェック
・普段通りに石けんで手洗いをしていただく
・再度「手洗い評価キット」で手を見て、洗い残した部分を把握していただく

◆手洗いの有効性を確認
・「手洗い30秒で、菌はおよそ100分の1にまで減る」という事実を紹介
・「ハッピーバースデーを2回歌うと30秒」であることを紹介

◆「バイ菌スタンプ」を活用した手洗い指導
・洗い残し部分に「バイ菌スタンプ」を押し、「徹底!手洗い6つのステップ」で手洗いを指導
・スタンプが消えるまで、「徹底!手洗い6つのステップ」を実践

<「徹底!手洗い教室」で活用している「手洗い評価キット」と「バイ菌スタンプ」>
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■次回開催の予定
次回は、粂川 好男先生(杉並堀ノ内クリニック小児科院長)による幼稚園児を対象にした手洗い教室を予定しております。

【日時】  11月29日(金)13:50~14:30
【場所】  久我山幼稚園
【所在地】 東京都杉並区久我山3-37-24
【アクセス】東急井の頭線 久我山駅より徒歩3分


■みやのこどもクリニック 医師プロフィール
医師紹介:宮野 孝一(みやの たかかず)先生
青森県出身。医学博士。1980年弘前大学医学部小児科教室に入局。
主に小児血液、悪性腫瘍の研究に従事。同大助手講師。
秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、1994年墨田区 賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、1998年12月みやのこどもクリニックを開業、院長に就任。
医学博士、小児科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分泌学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。


■「バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ」について
『バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ』(事務局:東京都渋谷区、以下『徹底!手洗いラボ』)は、インフルエンザウイルス、RSウイルス、ノロウイルスなどの感染症や食中毒について、接触感染による発症リスクの意識を高め、感染症・食中毒を防ぐための正しい手洗い方法を伝えていくことを目的に設立された研究所です。
『徹底!手洗いラボ』では、東北大学大学院医学系研究科 賀来 満夫先生を中心とした感染症学の専門家が小児科医、幼稚園・保育園、企業などと連携しながら、感染症・食中毒の接触感染のリスクと正しい手洗い方法を生活者の方々に伝えてまいります。

ホームページ: http://tearai-lab.com/

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