デルタ変異株の拡散防止を支えるSETiのバイオレッズ技術ソリューション
配信日時: 2021-08-10 10:12:00
(米サウスカロライナ州コロンビア)-(ビジネスワイヤ) -- UV LED技術を提供する世界一流企業にしてソウル半導体子会社のセンサー・エレクトロニック・テクノロジー(SETi)とソウルバイオシス(KOSDAQ: 092190)は、表面消毒試験の結果を発表しました。その内容はVioleds(バイオレッズ)ソリューションがCovid-19デルタ変異株を1秒で99.3%、5秒で99.9999%完全に不活化するというもので、2021年8月4日のオンライン記者会見で報告しました。またSETiおよびソウルバイオシスが独自に実施した実験で、バイオレッズは60㎥および120㎥の空間において、細塵を除去したのみならず、空気中のウイルスを5~7分間で90%、30分で99.9%不活化しました。つまり、バイオレッズ技術が空気感染の予防に役立つことが改めて証明されたのです。
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SETiおよびソウルバイオシスのバイオレッズ空気消毒装置(画像:ビジネスワイヤ)
SETiおよびソウルバイオシスのバイオ研究チームは、一般的な多目的施設の規模に適した実験を実施するために、独自の120㎥の空気消毒ラボを建設し、最小限の空気循環で高い消毒力を実現する最適ソリューションを導入・運用しました。研究チームは、伝染性のCovid-19ウイルスが長時間にわたり室内を循環していることを考慮し、120㎥の空間にいる空中浮遊ウイルスを捕集し、バイオレッズの光を照射しました。その結果、ウイルスを7分で90%、30分で99.9%不活化しました。本実験に関し、SETiおよびソウルバイオシスは延世大学校のKun Sub Chung教授と、ノーベル賞受賞者が在籍する米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)固体照明・エネルギー電子工学センター(SSLEEC)に助言を求めました。
SETiおよびソウルバイオシスが導入したバイオレッズ空気消毒ソリューションは、絶対的に清浄な空気が必須である半導体クリーンルームの空気清浄機で、粉塵とウイルスを同時に除去するため、バイオレッズモジュールと共に装備されています。本ソリューションの原理は、HEPAフィルターが粉塵をろ過する際に、バイオレッズが粉塵と共に捕集されたウイルスを不活化するというものです。
今回の空気消毒実験の順序として、ウイルスを微粒子の形で空気中に噴射した後、研究チームはバイオレッズ消毒モジュールを搭載した空気清浄装置のスイッチを入れました。その結果、ウイルスが90%以上不活化されたことを確認しました。本実験で使用したウイルスはPhiX-174です。
SETiのChae Hon Kim最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「SETiは、特に毎日薄氷を踏む思いをしている中小企業経営者が安心して生活できるよう、本ソリューションができるだけ早く使用されることを期待しています。また当社は、COVID-19の世界的流行病が原因で仕事や日常生活で困難に直面している人々の役に立つことを希望しています。」
** PhiX-174
本ウイルスは多くの点でCOVID-19(SARS-CoV-2)に非常に似ていることが判明し、韓国産業技術試験院(KTL)など国内外の認定検査機関で空中浮遊ウイルスの試験に使用されています。
** バイオレッズ
UV LED光のみで細菌とウイルスを不活化するクリーンな技術です。
** 実験方法
研究チームはウイルスを微粒子の形で空気中に噴霧した後、バイオレッズ消毒モジュールを搭載した空気循環装置を稼働させ、ウイルスが90%以上不活化されたことを確認しました。本実験で使用したウイルスはPhiX-174です。
SETiについて
センサー・エレクトロニック・テクノロジー(SETi)はソウル半導体とソウルバイオシスの一部門で、サウスカロライナ州コロンビアを拠点とし、1999年に4人の博士号取得者が米国における化合物半導体の研究開発を目的に設立しました。2005年にSETiはソウル半導体とソウルバイオシスから投資と研究開発資金の提供を受けました。またSETiは開発プロジェクトのために、サウスカロライナ大学およびカリフォルニア大学サンタバーバラ校とも提携し、研究開発を一層深いものにしています。
現在のところ、SETiは200nmから430nmまでのUV LEDを製造できる世界唯一の企業です。詳細についてはhttp://www.s-et.com/en/をご覧ください。
ソウルバイオシスについて
ソウルバイオシス(KOSDAQ: 092190)は、化合物半導体素子の専門企業としてUV LEDと次世代3Dセンサー/レーザー光源」のVCSEL (Vertical Cavity Surface Emitting Laser)とディスプレイ用のマイクロLED (Micro Clean Pixel)などの光半導体ソリューション専門企業である。2002年に設立され、現在UV LED分野で世界1位の市場シェアを占めており、世界で唯一の紫外線(UV)から可視光線、赤外線までのすべての波長帯(200nm〜1600nm)のチップを生産してソリューションを提供し、関連技術の特許4000件を保有している技術企業である。ソウルバイオシスは、世界初の紫外線化合物半導体であるUV LEDの生産のために親会社ソウル半導体と日本のNS社の協力契約で、2002年に設立された会社であり、2005年に米国UV LEDベンチャー企業SETi社に投資し、以後3社で連携して、紫外線LED分野で技術開発に専念してきた。詳細は、ソウルバイオシスのウェブサイト(www.seoulviosys.com)を参照。
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連絡先
Media Contacts:
Seoul Semiconductor Co., Ltd.
Jeonghee Kim
Tel: +82-70-4391-8311
Email: jeonghee.kim@seoulsemicon.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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