シュルンベルジェ、2021年第2四半期の業績を発表
配信日時: 2021-08-09 02:07:00
世界全体の売上高は56億ドル(前四半期比8%増)
海外の売上高は45億ドル、北米の売上高は11億ドル
1株当たり利益は0.30ドル(前四半期比43%増)
営業活動によるキャッシュフローは12億ドル、フリーキャッシュフローは8億6900万ドル
取締役会は1株当たり0.125ドルの四半期現金配当を承認
(パリ)-(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2021年第2四半期の業績を発表しました。
第2四半期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高*
$5,634
$5,223
$5,356
8%
5%
税引き前利益(損失) - GAAPベース
$542
$386
$(3,627)
40%
n/m
純利益(損失) - GAAPベース
$431
$299
$(3,434)
44%
n/m
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失) - GAAPベース
$0.30
$0.21
$(2.47)
43%
n/m
調整EBITDA**
$1,198
$1,049
$838
14%
43%
調整EBITDA利益率**
21.3%
20.1%
15.6%
118 bps
561 bps
税引き前セグメント営業利益**
$807
$664
$396
22%
104%
税引き前セグメント営業利益率**
14.3%
12.7%
7.4%
162 bps
694 bps
純利益(特別費用・利益を除く)**
$431
$299
$69
44%
525%
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)**
$0.30
$0.21
$0.05
43%
500%
地域別売上高
海外部門
$4,511
$4,211
$4,224
7%
7%
北米部門*
1,083
972
1,097
11%
-1%
その他
40
40
35
n/m
n/m
$5,634
$5,223
$5,356
8%
5%
* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の一部の事業を売却しました。これらの事業の2020年第2四半期の売上高は1億5900万ドルでした。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の世界全体の売上高は前年同期比で8%の増加となりました。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の北米の売上高は前年同期比で15%の増加となりました。
** これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「部門別」、「補足情報」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
部門別売上高
デジタル&統合
$817
$773
$619
6%
32%
貯留層挙動*
1,117
1,002
1,170
12%
-4%
坑井建設
2,110
1,935
2,089
9%
1%
生産システム**
1,681
1,590
1,557
6%
8%
その他
(91)
(77)
(79)
n/m
n/m
$5,634
$5,223
$5,356
8%
5%
部門別税引き前営業利益
デジタル&統合
$274
$247
$108
11%
154%
貯留層挙動
156
102
22
52%
609%
坑井建設
272
209
180
30%
51%
生産システム
171
138
145
24%
18%
その他
(66)
(32)
(59)
n/m
n/m
$807
$664
$396
22%
104%
部門別税引き前営業利益率
デジタル&統合
33.5%
32.0%
17.4%
147 bps
1,606 bps
貯留層挙動
14.0%
10.2%
1.9%
373 bps
1,206 bps
坑井建設
12.9%
10.8%
8.6%
209 bps
427 bps
生産システム
10.2%
8.7%
9.3%
146 bps
84 bps
その他
n/m
n/m
n/m
n/m
n/m
14.3%
12.7%
7.4%
162 bps
694 bps
* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米のワンスティム(OneStim®)圧力ポンピング事業を売却しました。この事業の2020年第2四半期の売上高は1億4000万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の売上高は前年同期比で8%の増加となりました。
** シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の低流量人工採油事業を売却しました。この事業の2020年第2四半期の売上高は1900万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の売上高は前年同期比で9%の増加となりました。
n/m = not meaningful(非適用)
シュルンベルジェのオリビエ・ル・プェッシュ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「第2四半期の業績は、当社のポートフォリオの幅広い強み、北米および海外での市場参入度合い、活動の活発化を捉えて持続的な利益率向上と強力なフリーキャッシュフローにつなげる当社の能力の向上を示しています。当四半期は、通期の財務目標達成に向けて飛躍的に前進し、適切な条件が整えばさらに上向く可能性があります。昨年からの進展を振り返り、シュルンベルジェの全チームに感謝したいと思います。困難な状況にあっても、安全と業務執行に対する立派な取り組みが揺らぐことはありませんでした。あらためて、従業員の献身的努力と対抗力、そして好調な四半期業績を達成したことを非常に誇らしく思います。当社は明らかに好循環の始まりを捉えました。」
「第2四半期の世界全体の売上高は前四半期比で8%増加し、北米市場でも海外市場でもリグカウントの増加率を上回りました。4つの部門すべてで成長を達成し、前四半期比での売上高の成長率は、2017年第2四半期以後最高となりました。」
「北米の売上高は前四半期比で11%増加し。この地域の2017年第3四半期以後の前四半期比で最高の成長率となりました。この業績は米国陸上事業が牽引しました。米国陸上では掘削活動が活発化し、坑井システムと坑口生産システムの売上が増加したことで売上高が19%増加しました。米国陸上での坑井建設の売上高は前四半期比で30%以上増加し、リグカウント増加率の16%を大幅に上回りました。また、カナダ陸上事業では、春季の解氷期にもかかわらず、資産パフォーマンス・ソリューション(APS)プロジェクトの売上高が増加したことで、売上高が増加しました。北米の沖合事業では、海底生産システムの売上により売上高が若干増加しました。」
「海外の売上高は前四半期比で7%増加し、4つの部門すべてで売上高が増加しました。売上高の伸びは、海外のリグカウント増加率を上回り、当社ポートフォリオの深みと多様性が示されました。活動は、北半球における季節的な回復の影響を上回りました。多くの国で売上高が前四半期比で2桁の伸びを見せました。」
「世界全体で、第2四半期の売上高増加を牽引したのは貯留層挙動と坑井建設でした。いずれも活動は季節的な回復を上回って活発化しました。貯留層挙動の売上高は前四半期比で12%増加しました。これは、北半球で季節的に活動が回復したことと、探査活動と評価活動が増加したためです。坑井建設の売上高は前四半期比で9%増加しました。米国陸上および広範な海外市場、特に沖合で掘削活動が活発になりました。デジタル&統合ではデジタル・ソリューションの売上が増加し、APSプロジェクトの売上高が増加したことから、売上高が前四半期比で6%増加しました。生産システムでは、主に坑井、坑口、海底生産のシステムの売上が増加し、売上高が6%増加しました。」
「第2四半期の税引き前営業利益は前四半期比で22%増加しました。税引き前セグメント営業利益率は1.62ポイント上昇して14%となり、調整EBITDA利益率は1.18ポイント上昇して21%となりました。調整EBITDA利益率は2018年以後の最高となり、税引き前セグメント営業利益率は2015年以後の最高レベルに達しました。この業績は、当社の資本管理とコスト削減対策の効果を明確に示しており、これにより大きな営業レバレッジが得られました。」
「第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは12億ドル、フリーキャッシュフローは8億6900万ドルでした。これらの金額には、米国連邦税還付金の4億7700万ドルが含まれています。キャッシュフローの業績には大変満足しています。これは当社の通期目標に沿って順調に推移しており、当四半期にバランスシートの負債削減を開始することができました。」
「COVID-19デルタ株の拡大やこれに関連する混乱が再燃することで経済再開のペースに影響が及ぶ可能性はありますが、業界の石油需要予測には、予想されるワクチンによる回復の広がり、道路移動の増加、さまざまな経済刺激策の影響が反映されています。このようなシナリオの下、当社は、第2四半期に経験した世界的な活動活発化の勢いは、循環的な回復が展開する中で継続すると考えています。この考えは、リグカウントの動向、設備投資のシグナル、顧客企業の意見が裏付けています。北米では、活動の伸び率は緩やかになると予想していますが、民間のE&P事業者の支出により、掘削活動は依然として予想外に上振れする可能性があります。」
「その結果、回復にさらなる遅れがない限り、当社は引き続き、2021年下半期の海外の売上高は、昨年下半期から2桁の伸びを見せると見込んでいます。これは、2021年通期の海外の売上高増加につながり、2022年以降に向けての強力な基準となる土台が生まれます。」
「当四半期は、当社の技術と独自のパートナーシップを介したデジタルおよびニュー・エナジー分野での前進により、長期戦略を継続して実行しました。また、当業界の持続可能性と脱炭素化への取り組みを加速させました。特に、当四半期には明確な気候変動対策に取り組み、お客さまの気候変動対策を支援する移行技術のポートフォリオを立ち上げました。また、2050年までに排出量ネットゼロを達成する取り組みを発表したことを大変誇りに思っています。当社の排出量ネットゼロ目標は、検証可能な科学的根拠に基づくアプローチに基づいており、パリ協定の1.5℃目標に沿ったもので、スコープ3の排出量も含まれています。」
「全体として、第2四半期の業績と戦略的目標の達成状況は、当社の長期的な財務目標に非常に沿ったものです。当社は、コア事業の強みを活かして業界のアップサイクルを捉え、デジタルのプラスの影響を活用し、低炭素エネルギー・ベンチャーのポートフォリオを引き続き構築していきます。」
「この新たな業界環境の中でシュルンベルジェに心から期待しており、従業員、お客さま、株主、世界の地域社会のためにより高い価値と低炭素を実現する取り組みを楽しみにしています。」
その他の出来事
2021年6月28日、シュルンベルジェは満期2021年9月利率3.300%の発行済みシニア債のうち6億6500万ドルを買い戻しました。
2021年7月22日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.125ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2021年9月1日現在の登録株主に対し、2021年10月7日に支払われます。
地域別売上高
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
北米*
$1,083
$972
$1,097
11%
-1%
中南米
1,057
1,038
629
2%
68%
欧州/CIS/アフリカ
1,453
1,256
1,449
16%
-
中東・アジア
2,001
1,917
2,146
4%
-7%
その他
40
40
35
n/m
n/m
$5,634
$5,223
$5,356
8%
5%
海外部門
$4,511
$4,211
$4,224
7%
7%
北米部門*
$1,083
$972
$1,097
11%
-1%
* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の一部の事業を売却しました。これらの事業の2020年第2四半期の売上高は1億5900万ドルでした。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の世界全体の売上高は前年同期比で8%の増加となりました。売却したこれらの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の北米の売上高は前年同期比で15%の増加となりました。
n/m = not meaningful(非適用)
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
北米部門
北米の売上高は11億ドルで、前四半期比11%増となりました。米国陸上事業では、掘削活動が活発化し、坑井システムと坑口生産システムの売上が増加したことから、売上高は19%増加しました。北米での売上高の増加は、2017年第3四半期以後の前四半期比で最も高い成長率となりました。米国陸上での坑井建設の売上高は前四半期比で30%以上増加し、リグカウント増加率の16%を上回りました。また、カナダ陸上事業では、春季の解氷期にもかかわらずAPSプロジェクトの売上高が増加したことで売上高が増加し、沖合事業では、海底生産システムの売上により売上高が若干増加しました。
海外部門
海外の売上高は45億ドルで、前四半期比で7%増加し、リグカウントの増加率を上回りました。4つの部門すべてでの売上高の増加は、北半球の季節的な回復の影響を上回り活動が活発になったためで、いくつかの国では売上高が前四半期比で2桁の増加となりました。
中南米の売上高は11億ドルで、前四半期比2%増となりました。これは、アルゼンチンとガイアナで貯留層挙動介入活動が活発になったことから、売上高が前四半期比で2桁の伸びを見せたためです。また、エクアドルでは、坑井建設活動が活発になり売上高が増加しましたが、メキシコで掘削活動が減少したことや、ブラジルで前四半期に売上が好調だったことから生産システムの売上高が減少したことで、その効果は部分的に相殺されました。
欧州/CIS/アフリカの売上高は15億ドルで、前四半期比16%増となりました。この大幅な売上高の増加は、北半球の季節的な回復の影響を上回って活動が活発になったためで、この地域のほとんどの国で売上高が前四半期比で2桁の成長を果たしました。4つの部門すべてがこの地域で前四半期比2桁の売上高の伸びを達成しました。これは主に、デジタル・ソリューション、坑井刺激、ワイヤーライン、計測を含む坑井掘削、流体での活動が活発化したためです。
中東・アジアの売上高は20億ドルで、前四半期比4%増となりました。COVID関連の混乱の影響を受けたインドを除き、この地域のすべての国で売上高が増加しました。前四半期比で売上高が2桁の伸びを見せたのは、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、および東アジアで、貯留層挙動および坑井建設の活動が活発になりました。売上高が増加した要因は、ワイヤーライン、坑井介入、坑井刺激、計測を含む坑井掘削、流体で活動が活発になったことです。
部門別業績
デジタル&統合
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
海外部門
$625
$610
$470
2%
33%
北米部門
191
161
145
19%
32%
その他
1
2
4
n/m
n/m
$817
$773
$619
6%
32%
税引き前営業利益
$274
$247
$108
11%
154%
税引き前営業利益率
33.5%
32.0%
17.4%
147 bps
1,606 bps
n/m = not meaningful(非適用)
デジタル&統合の売上高は8億1700万ドルで、前四半期比6%増となりました。これは、デジタル・ソリューションの売上が好調だったことと、APSプロジェクトの売上高増加によるものですが、マルチクライアント地震探査データ・ライセンスの売上高減少により、その効果は部分的に相殺されました。売上高増加を牽引したのはカナダ陸上事業で、APSの売上高が増加し、欧州/CIS/アフリカでデジタル・ソリューションの売上が増加しました。
デジタル&統合の税引き前営業利益率は33%で、前四半期比で1.47ポイント上昇しました。これは、利益率の高いデジタル・ソリューションの売上高が増加したことと、APSプロジェクトの収益性が向上したためです。
貯留層挙動
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高*
海外部門
$1,038
$922
$952
13%
9%
北米部門*
79
78
215
-
-63%
その他
-
2
3
n/m
n/m
$1,117
$1,002
$1,170
12%
-4%
税引き前営業利益
$156
$102
$22
52%
609%
税引き前営業利益率
13.9%
10.2%
1.9%
373 bps
1,206 bps
* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米のワンスティム(OneStim)圧力ポンピング事業を売却しました。この事業の2020年第2四半期の売上高は1億4000万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の世界全体の売上高は前年同期比で8%の増加となりました。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の北米の売上高は前年同期比で5%の増加となりました。
n/m = not meaningful(非適用)
貯留層挙動の売上高は11億ドルで、前四半期比12%増となりました。これは、北半球での季節的回復の影響を上回って活動が活発になり、海外で売上高が前四半期比で2桁の増加となったためです。売上高増加の要因は、ロシア、中国、欧州で季節的に活動が回復したことや、ガイアナとアンゴラで沖合探査活動が活発になり、ワイヤーラインと坑井試験の活動が増加したことです。また、アルゼンチン、カタール、UAEでも活動が活発になりました。
貯留層挙動の税引き前営業利益率は14%で、前四半期比で3.73ポイント上昇しました。北半球では季節的な回復が見られ、沖合での活動と探鉱活動が増加し、アフリカと中東ではワイヤーラインの活動で技術構成が有利になり、収益性が向上しました。
坑井建設
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
海外部門
$1,708
$1,577
$1,704
8%
-
北米部門
352
310
331
13%
6%
その他
50
48
54
n/m
n/m
$2,110
$1,935
$2,089
9%
1%
税引き前営業利益
$272
$209
$180
30%
51%
税引き前営業利益率
12.9%
10.8%
8.6%
209 bps
427 bps
n/m = not meaningful(非適用)
坑井建設の売上高は、前四半期比で9%増加して21億ドルとなりました。北米と海外では、北半球の季節的な回復を上回って活動が活発になり、リグカウントが増加しました。北米の売上高増加の要因は、米国陸上の売上高が30%以上増加し、米国陸上でのリグカウントの増加率16%を上回ったことです。しかし、カナダでは春季の解氷期により売上高が減少したことから、その効果は部分的に相殺されました。海外で売上高が増加した要因は、エクアドル、英国、アルジェリア、アンゴラ、ガボン、ナイジェリア、ロシア、カタール、イラク、東アジア、オーストラリアで2桁の成長を達成したことです。
坑井建設の税引き前利益率は13%で、前四半期比で2.09ポイント上昇しました。北半球での季節的な回復に伴い掘削活動が活発になり、米国陸上で掘削が増加し、欧州・アフリカおよび中東での活動量が増加し、アフリカで利益率の高い沖合探査活動が増加しました。
生産システム
(単位:100万)
四半期
変化率
2021年6月30日締め
2021年3月31日締め
2020年6月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高*
海外部門
$1,220
$1,161
$1,146
5%
6%
北米部門*
458
420
409
9%
12%
その他
3
9
2
n/m
n/m
$1,681
$1,590
$1,557
6%
8%
税引き前営業利益
$171
$138
$145
24%
18%
税引き前営業利益率
10.2%
8.7%
9.3%
146 bps
84 bps
* シュルンベルジェは、2020年第4四半期に北米の低流量人工採油事業を売却しました。この事業の2020年第2四半期の売上高は1900万ドルでした。売却したこの事業の影響を除くと、2021年第2四半期の世界全体の売上高は前年同期比で9%の増加となりました。売却したこの事業の影響を除くと、第2四半期の北米の売上高は前年同期比で17%の増加となりました。
n/m = not meaningful(非適用)
生産システムの売上高は、前四半期比で6%増加して17億ドルとなりました。売上高が増加した要因は、ロシア、英国、ノルウェー、カザフスタン、トルコ、アルジェリア、中国、クウェート、カタール、UAE、メキシコで売上高が2桁の成長を達成したことです。また、米国陸上事業でも売上高は2桁の成長を達成しました。坑口システムと坑井生産システムの売上が好調で、掘削件数と完成した坑井数の増加を上回りました。全体的な売上高の増加は、坑口、海底、坑井生産の各システムの売上高の増加によるものです。
生産システムの税引き前営業利益率は10%で、前四半期比で1.46ポイント上昇しました。これは、坑口、坑井および海底生産の各システムの売上高増加により収益性が向上したためです。
四半期ハイライト
シュルンベルジェの技術統合は、深い分野知識と性能の差別化により、引き続き世界の顧客企業から信頼を得ています。このことは、あらゆる地域でかなりの件数の新規契約が得られていることに反映されており、これが坑井建設と貯留層挙動の今後の成長促進につながるでしょう。当四半期に獲得した主な契約には以下があります。
ノルウェーでは、エクイノールASAがシュルンベルジェと、北海のブライダブリック開発区において最大23本の坑井で統合契約を結びました。シュルンベルジェは、掘削サービス、坑井建設用流体、セメンチング、電気ワイヤーライン検層、坑井仕上げサービスを提供します。貯留層が複雑なことと、エクイノールが人員と資産の可能性を最大限に引き出すことを重視していることから、このプロジェクトでは、デジタル坑井計画、自動化、高度遠隔操作を実施します。また、GeoSphere HD* 掘削同時貯留層マッピング・サービスのデータを用いてエクイノールと共同開発したクラウド利用の3Dワークフローを使用して、坑井配置をリアルタイムに最適化します。また、この契約には、ワンサブシー(OneSubsea®)のPhaseWatcher* 海中多相流量計18台も含まれており、さらに8台の追加オプションもあります。作業は2022年春に開始される予定です。イラクでは、シュルンベルジェはエクソンモービルと、イラク南部の96本の坑井を掘削する総額4億8000万米ドルの契約を結びました。エクソンモービルはバスラ・オイル・カンパニーが所有する巨大な西クルナ1油田を運営しています。シュルンベルジェは、イラクでの統合的な坑井建設の実績に基づいて、4年半かけてこれらの坑井を掘削する予定で、坑井設計は、2000mを超える枝坑、大型の大坑径坑井、裸孔仕上げなど多岐にわたります。シュルンベルジェは、プロジェクト管理の豊富な経験と最先端の技術に加え、デジタル能力を活用することでプロジェクト全体の遂行をさらに強化し、操業の安全性と掘削効率の最適化をサポートします。バーレーン王国では、シュルンベルジェはバーレーン油田で総額1億5000万米ドルの3年の生産増強契約を獲得しました。このプロジェクトは、試験段階の成功を受けて、タトウィアー・ペトロリアムと共同で実施され、高度な検層・コア分析、極度大偏距掘削、破砕刺激技術などの目的に応じた技術を統合して、この油田の重要な貯留層の潜在能力を引き出します。ADNOCオフショアは、シュルンベルジェと、UAE沖合の人工島での統合リグレス・サービスについて総額3億8100万米ドルの大型5年契約を結びました。この契約は、高速刺激、生産検層、坑口試験、コイルドチュービングなどのすべてのリグレス・サービスを統合するためにADNOCが獲得した初めての契約です。シュルンベルジェは、最新の技術とハイスペック機器を採用し、大偏距枝坑での増産という独自の課題を克服します。シェルは、シュルンベルジェと坑井サービス提供の契約を結びました。これには、メキシコ湾、トリニダード、西アフリカでのシェルの多くの活動での坑井建設、評価、ポンピングなどの坑井サービスが含まれます。この複数年契約に基づき、掘削、評価、仕上げの各部門から成るシュルンベルジェの共同チームが、独自の盆地適合型技術、標準的作業プラットフォーム、高度遠隔操作を組み合わせて、シェルの深海操業で統合性、信頼性、効率性の向上を図ります。沖合市場では、シュルンベルジェ生産システムは、海底技術、国内での価値創造、分野サポート、統合能力を生かし、回復から大きな利益を得られる立場にあります。このような差別化されたアプローチが評価されて契約件数が増加した結果、当四半期の出荷受注比率は大幅に上昇しました。獲得契約には以下があります。
ペトロブラスはワンサブシー(OneSubsea)と総額1億8000万米ドルを超える設計・調達・建設・据付(EPCI)契約を結びました。この契約では、ブラジル沖合の深海ブジオス油田の4つの開発段階で海底生産システム機器と関連サービスを提供します。このプロジェクトの範囲には、目的に応じた21基の垂直海底ツリー、制御システム、7台の海底配電ユニット、および油田寿命にわたる据付、試運転、サービスが含まれます。このプロジェクトは、ワンサブシー・ブラジル海底生産システム(SPS)センター・オブ・エクセレンスの支援を受け、機器とサービスの両方で国内の価値を高めます。ブジオス油田はサントス盆地のプレソルト層に位置する世界最大級の深海油田です。エクイノールは、サブシー7とワンサブシー、シュルンベルジェの海底技術、生産、処理システム事業との非法人戦略的グローバル・アライアンスであるサブシー・インテグレーション・アライアンスと、ブラジル沖合185km、水深2050mに位置するバカルハウ油田のプロジェクトで大型の契約を結びました。この海底生産システム(SPS)開発には、19基の海底ツリーと、海底ウェルヘッド、海底制御・接続システム、完全仕上げ改修ライザーなどの関連海底機器が含まれます。OKEAは、サブシー・インテグレーション・アライアンスと、ノルウェー海南部のハッセルマス油田の開発に関わる大型契約を結びました。契約範囲には、海底ウェルヘッド、海底制御装置、仕上げ設置システム、仕上げ設備ツールの設置を含むSPSのEPCIが含まれます。この開発では、ピーク時に原油換算で4400bbl/日の生産量の増加が見込まれており、ワンサブシーの構成可能な垂直ツリー・プラットフォームとレンタルツール群を利用することで、ツールの設計とリグ固有のインターフェースを切り離し、石油の生産開始を迅速化することができます。生産開始は2023年第4四半期を予定しています。ワンサブシーは、以前に発表したシェブロンU.S.A.(シェブロン)とのメキシコ湾を対象とする20年間の海底機器・サービス・マスター契約に基づく2回目の契約を獲得しました。契約範囲には、4基の生産ツリー、生産マニホールド、フローライン接続システム、海底制御・分配装置の供給が含まれています。シェブロンとワンサブシーは、契約の効率化とコストの削減、および海底での操業向上を目指し、事前承認された標準的海底機器のカタログを利用して協力的アプローチを採用しています。世界の顧客企業が自社の資産からより高い価値を引き出すことにますます注力する中、シュルンベルジェの技術革新はその可能性を引き出し続けています。第2四半期にはシュルンベルジェの新しい技術の採用が加速しました。例として、初めて導入された注目すべき技術は次の通りです。
中国では、シュルンベルジェが中国で初めてCMR-MagniPHI* 高解像度NMRサービスを採用し、ペトロチャイナ向けに同国内最大のシェールオイル探査プロジェクトである大慶油田での検層キャンペーンを完了しました。CMR-MagniPHIサービスの孔隙率と流体マッピング・データに、FMI-HD*高解像度地層マイクロイメージャーとLitho Scanner*高解像度分光法サービスのデータを組み合わせることで、ペトロチャイナはシェールオイル評価の鍵となるムーバブルオイルの存在を確認することができました。これにより、ペトロチャイナは埋蔵量を計上することができ、今後は地層に最適な刺激計画により生産量を最大化できるようになります。インドネシアでは、シュルンベルジェは同国で初めて光ファイバー分散型音響センシング(DAS)技術を採用し、高品質の地震探査データを取得するとともに、エニの深海リグの作業時間を20時間短縮しました。エニは独自の高強度光ファイバー・ワイヤーライン搬送を用いて、石油物理検層実施中に垂直方向の地震探査プロファイル・データを取得することで、独立した地震探査降下法の必要性がなくなりました。また、光ファイバー技術で貯留層区間全体の高周波データを取得し、より解像度の高い画像を得るとともに、従来の地震探査ソリューションより効率を高めました。これらの結果により、より高いレベルの貯留層定義を行うことができ、油田評価と開発計画が向上します。マレーシア沖合では、シュルンベルジェはレプソル向けに、世界初のダンプフラッド水攻法でZEiTECS Shuttle* リグレス電動水中ポンプ(ESP)交換システムを設置し、生産効率を向上させました。この技術は、上部の帯水層の砂から生まれる水を下方に向けて原位置で圧送し、貯留層の圧力を維持するよう設計されており、これにより、効率が向上し、運転コストが削減され、生産延期は数カ月から数日まで短縮することができます。ZEiTECS Shuttleシステムを用いて標準的ESPアセンブリをワイヤーラインで回収し再配置することで、レプソルは、生産効率を高め、油圧式改修ユニットやコイルドチュービング・バージを用いた従来の設置方法と比べて、坑井介入のコストを削減し、生産延期を大幅に縮めることができます。北米では、坑井建設の技術、市場参入、デジタル技術は、幅広い顧客層が多くの盆地で新たな業績基準を達成できるよう引き続き支援しています。これらの基準となる業績には、新しい掘削記録の達成、貯留層との接触の増加、効率向上などがあります。当四半期の例を以下に示します。
ミッドランド盆地では、オキシーとシュルンベルジェのチームが協力して、Performance Live* デジタル接続サービスとPowerDrive Orbit* 回転操行性システムを用いて24時間で9506フィートを掘削し、新たな掘削記録を達成しました。この水平区間の掘削は、会社全体であらゆる区間の24時間の掘削記録を更新しました。操業実績は大きく変わり、従来の記録を20%以上上回ると同時に、水平区間全体を対象区間内に維持しました。この記録は、顧客企業の開発、資産、操業のチームと、シュルンベルジェの掘削および遠隔操作の専門家が協力して、安全に達成することができました。テキサス州東部では、シュルンベルジェが難しいコットンバレー地層で、KJエナジー史上最速で1マイルの曲線・水平生産井を配置しました。PowerDrive Orbit G2* 回転操行性システム、xBolt G2* 加速掘削サービス、盆地適合型ソリューションとしてAxeBlade* 条付きダイヤモンド・エレメント・ビットなど、シュルンベルジェのすべての技術で構成される1基の坑底アセンブリで、Performance Liveデジタル接続サービスにより、10.6日で6.75インチの曲線・水平区間を遠隔掘削しました。この操業により、顧客企業は平均的実績を28%上回り、以前の坑井記録を24時間上回ることができました。シュルンベルジェは引き続き、クラス最高のパートナーと共にデジタル・プラットフォーム戦略を拡大して採用の障壁を取り除き、すべての盆地ですべての顧客企業が利用できるようにしています。当四半期の例を以下に示します。
カタール石油開発株式会社(日本)(QPD)は、シュルンベルジェと、カタール沖合のアル・カルカラ油田、A-ノース油田、A-サウス油田を対象としたオンデマンドの貯留層シミュレーション機能の提供に関する契約を結びました。QPDは、DELFI*コグニティブE&P環境を活用することで、拡張性のあるクラウドベースの貯留層シミュレーション・リソースにアクセスできるようになり、シミュレーションのピーク需要に対応するためのインフラやソフトウエア・ライセンスを追加する必要がないため、プロセスの実施時間と資本コストを削減することができます。マレーシアでは、シュルンベルジェはペトロナスと、DELFIコグニティブE&P環境を活用し、OSDU™ データ・プラットフォームと統合した高度なデジタル・ソリューションを企業規模で導入する契約を発表しました。この契約の前に、マレーシアでペトロナスのLiveFDPプログラムの導入を成功させています。このプログラムでは、シュルンベルジェの石油技術ワークフロー向けデジタル・ソリューションの集積であるDELFI Petrotechnical Suiteと、FDPlan*アジャイル油田開発計画ソリューションを活用しました。この技術の導入により、ペトロナスのチームは、多数のデータと機能分野にまたがる競争力のある開発シナリオを迅速に生成し、油田開発計画を加速させ、資産の生産性能を最適化することができました。カタール石油(QP)は、シュルンベルジェと、デジタル・リアルタイム掘削最適化サービスの提供に関する3年契約を結びました。この契約に基づき、リアルタイムの掘削データがリグ現場からQPの最先端のリアルタイム・オペレーション・センターに送られ、そこで掘削最適化の専門家が掘削データをリアルタイムに可視化し、Techlog*坑井ソフトウエア・プラットフォームなどのシュルンベルジェの最新技術を用いてQPの掘削と仕上げを自動化します。このプロジェクトは、生産量を増やしつつコストを削減することを目的とするQPのインテリジェント・オイルフィールド・プログラムの重要な節目となります。シュルンベルジェの移行技術ソリューション・ポートフォリオは、顧客企業が、フレアリングをなくし、漏洩排出量を削減し、CO2フットプリントを最小限に抑え、電化を拡大することで操業において脱炭素化できるよう支援しています。また、シュルンベルジェの技術は、隣接する低炭素エネルギーやゼロカーボン・エネルギーの機会にも適用されるようになっています。
テキサス州西部では、北米最大規模の川中事業者のキンダー・モルガンが、シュルンベルジェのCO2回収技術であるCYNARA*酸性ガス除去膜システムを使用して、200メガトン以上のCO2を天然ガスから分離することができました。キンダー・モルガンのSACROC施設は、原油増進回収用途としては世界初の商用CO2プラントであり、CO2を回収して生産中の貯留層に再注入することで、ガス・フレアリングや排気ガスの発生を防止しています。CYNARAシステムには、市場で最も効率的な表面積を有する独自の膜設計が採用されています。これはCO2の分離・回収の拡大に不可欠な要素です。これにより、化学薬品を使用せずにCO2をより効率的に分離することができ、コストと環境への影響を低減できるとともに、35年以上の施設の操業において稼働率99.5%の実績を達成しています。ロシアでは、シュルンベルジェがロスネフチ向けに、Ora*インテリジェント・ワイヤーライン地層試験プラットフォームのサンプリングおよびワイヤーラインでの深層過渡試験サービスと、地表試験を世界で初めて組み合わせて適用し、ロスネフチの初回生産までの時間を短縮しました。この盆地適合型アプローチにより、ロスネフチのチームは遠隔油田の多区画の貯留層を効果的かつ効率的に試験でき、7104トン以上のCO2換算排出量を削減し、操業時間を短縮すると同時に、より迅速な油田開発の指針となるデータを収集することができました。Oraプラットフォームを組み入れたこの新しい貯留層試験手法により、試掘井の建設期間が短縮され、油田評価のライフサイクルを最適化することで、ガス生産を早めることができます。アンゴラ沖合では、エニがシュルンベルジェのQuanta Geo* フォトリアリスティック貯留層地質調査サービスとOraプラットフォームの深層過渡試験機能を組み合わせ、2021年の最初の坑井で、フレアリングを発生させずに最小炭化水素埋蔵量と貯留層の生産量をわずか6週間で確認することができました。従来の方法と比べ、フレアリングに関連する温室効果ガスの排出を完全に排除することができました。英国では、コーンウォール州にある英国初の地熱発電所であるユナイティッド・ダウンズ深層地熱発電プロジェクトの発電所坑井の概念実証試験で、シュルンベルジェのREDA*ポンプ技術を用いた高温地熱電動水中ポンプ(ESP)が導入されました。この地熱ESP技術の採用で熱水が生成され、これが後に発電所で電力に変換されて配電網に送られると同時に、直接熱は1万人が居住する予定の新しい不動産開発地に送られる予定です。このプロジェクトでREDAポンプ技術が採用されたことで、英国の深層地熱資源がゼロカーボンの電気と熱の両方を生産する可能性があることが実証されるでしょう。REDA Thermal*高電力効率地熱ポンプは、地熱エネルギー・システムの厳しい坑井条件下でも付随的電力負荷を最小限に抑えて生産できるよう設計されているため、ゼロカーボンの電気と熱の両方を生産する地熱ESP用途の世界的増加に対応します。財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
第2四半期
上半期
6月30日締め
2021
2020
2021
2020
売上高
$5,634
$5,356
$10,857
$12,811
利息およびその他の収入
16
33
35
72
経費
売上原価
4,768
4,925
9,274
11,548
研究・エンジニアリング
134
142
268
315
一般管理費
70
81
150
208
減損その他(1)
-
3,724
-
12,247
利息
136
144
272
281
税引き前利益(損失)(1)
$542
$(3,627)
$928
$(11,716)
税金費用(税金軽減)(1)
99
(199)
173
(920)
純利益(損失)(1)
$443
$(3,428)
$755
$(10,796)
非支配持分に帰属する純利益
12
6
25
14
シュルンベルジェに帰属する純利益(損失)(1)
$431
$(3,434)
$730
$(10,810)
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)
$0.30
$(2.47)
$0.51
$(7.79)
平均流通株式数
1,398
1,388
1,398
1,388
希薄化後平均流通株式数
1,421
1,388
1,420
1,388
経費に含まれる減価償却費(2)
$526
$604
$1,058
$1,396
(1)
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。
要約連結貸借対照表
(単位:100万)
6月30日
12月31日
資産の部
2021
2020
流動資産
現金および短期投資
$2,682
$3,006
売掛金
5,347
5,247
棚卸資産
3,267
3,354
その他の流動資産
781
1,312
12,077
12,919
関連会社への投資
2,035
2,061
固定資産
6,473
6,826
のれん
12,987
12,980
無形資産
3,311
3,455
その他の資産
4,025
4,193
$40,908
$42,434
負債および株主資本の部
流動負債
買掛金・未払負債
$7,635
$8,442
概算所得税債務
924
1,015
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
36
850
未払配当金
189
184
8,784
10,491
長期債務
15,687
16,036
退職後給付
956
1,049
その他の負債
2,422
2,369
27,849
29,945
株主資本
13,059
12,489
$40,908
$42,434
流動性
(単位:100万)
流動性内訳
2021年6月30日
2021年3月31日
2020年12月31日
2020年6月30日
現金および短期投資
$2,682
$2,910
$3,006
$3,589
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
(36)
(749)
(850)
(603)
長期債務
(15,687)
(15,834)
(16,036)
(16,763)
純負債(1)
$(13,041)
$(13,673)
$(13,880)
$(13,777)
流動性増減の詳細を以下に示します。
上半期
第2四半期
上半期
6月30日締め
2021
2021
2020
純利益(損失)
$755
$443
$(10,796)
特別利益・費用(税引き後)(2)
-
-
11,230
755
443
$434
減価償却(3)
1,058
526
1,396
株式報酬費用
156
72
213
運転資金の増減
(758)
(303)
(423)
米国連邦税還付金
477
477
-
その他
(39)
5
(33)
営業活動によるキャッシュフロー(4)
1,649
1,220
1,587
設備投資
(421)
(243)
(658)
APS投資
(188)
(103)
(224)
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ
(12)
(5)
(61)
フリーキャッシュフロー(5)
1,028
869
644
支払配当金
(349)
(175)
(1,386)
自社株買い戻しプログラム
-
-
(26)
従業員持株制度による受取金
62
-
69
事業買収・投資(取得した現金と負担した負債を控除)
(35)
(22)
(20)
資産売却による正味受取金
-
-
298
その他
(30)
31
(130)
為替レートの変動の影響を除く純負債の変動
676
703
(551)
為替レートの変動が純負債に及ぼす影響
163
(71)
(99)
純負債の減少(増加)
839
632
(650)
純負債(期首)
(13,880)
(13,673)
(13,127)
純負債(期末)
$(13,041)
$(13,041)
$(13,777)
(1)
「純負債」は、負債総額から現金と短期投資を差し引いた額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
(2)
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(3)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。
(4)
2021年6月30日締め上半期および第2四半期にそれぞれ1億8400万ドルと7200万ドル、2020年6月30日締め上半期および第2四半期にそれぞれ4億2600万ドルと3億7000万ドルの退職手当が含まれます。
(5)
「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、APS投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
特別費用・利益
2021年第2四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。「流動性」の項目に示された非GAAP財務指標に加え、特別費用・利益を除く純利益(損失)、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、特別費用・利益を除くシュルンベルジェの純利益(損失)、調整EBITDA)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようしてください。これらの非GAAP財務指標の一部と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。調整EBITDAと対応するGAAP指標の差異調整は、「補足情報」の項(9項)をご覧ください。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
2020年第2四半期
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS*
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)
$(3,627)
$(199)
$6
$(3,434)
$(2.47)
人員削減
1,021
71
-
950
0.68
資産パフォーマンス・ソリューション投資
730
15
-
715
0.52
固定資産減損
666
52
-
614
0.44
棚卸資産の評価減
603
49
-
554
0.40
使用権資産減損
311
67
-
244
0.18
一部の活動からの撤退に関連する費用
205
(25)
-
230
0.17
マルチクライアント地震探査データ減損
156
2
-
154
0.11
債券買い戻し
40
2
-
38
0.03
退職後給付削減による利益
(69)
(16)
-
(53)
(0.04)
その他
61
4
-
57
0.04
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$97
$22
$6
$69
$0.05
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
2020年上半期
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS*
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)
$(11,716)
$(920)
$14
$(10,810)
$(7.79)
のれん
3,070
-
-
3,070
2.21
無形資産減損
3,321
815
-
2,506
1.81
資産パフォーマンス・ソリューション投資
1,994
11
-
1,983
1.43
人員削減
1,223
78
-
1,145
0.82
固定資産減損
666
52
-
614
0.44
棚卸資産の評価減
603
49
-
554
0.40
北米圧力ポンピング減損
587
133
-
454
0.33
使用権資産減損
311
67
-
244
0.18
一部の活動からの撤退に関連する費用
205
(25)
-
230
0.17
マルチクライアント地震探査データ減損
156
2
-
154
0.11
債券買い戻し
40
2
-
38
0.03
退職後給付削減による利益
(69)
(16)
-
(53)
(0.04)
その他
140
13
-
127
0.09
評価引当金
-
(164)
-
164
0.12
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$531
$97
$14
$420
$0.30
* 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
2020年上半期に計上されたすべての特別費用・利益は、添付の要約連結
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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「Schlumberger Limited」のプレスリリース
- シュルンベルジェ、2022年第3四半期の業績を発表11/06 08:17
- シュルンベルジェ、2022年第2四半期の業績に関する電話会議を開催06/22 12:06
- シュルンベルジェ、2022年第1四半期の業績と増配を発表05/05 22:41
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