【再エネ】約3,600台のエネファームを活用!電力の安定供給にもつながるVPP実証事業とは?
配信日時: 2021-08-02 17:00:00
実証事業を通して、電力のレジリエンス向上や再エネ普及貢献に期待
大阪ガスは、お客さま宅の家庭用燃料電池「エネファームtype S」約3,600台を活用したバーチャルパワープラント(VPP:仮想発電所)を構築し、系統需給調整に貢献するための技術検証や、太陽光発電のインバランス回避の技術検証を実施するVPP実証事業を開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3079/48/resize/d3079-48-1af8ffd5e71263e7ec8d-0.jpg ]
バーチャルパワープラント(VPP)とは?
複数の発電・蓄電設備等をまとめて制御することで、あたかも1つの発電所のように活用する「仮想発電所」のことです。
FIP制度導入を見据え、エネファームの特性を活かした技術検証を実施
太陽光発電や風力発電のような再生可能エネルギーは、日射量や風の強弱などにより発電出力が変動します。一方、エネファームは発電出力を自由に制御できる特徴があり、再生可能エネルギー大量導入社会における系統需給調整に貢献できるリソースとして注目されています。
今回の実証では、当社保有の由良太陽光発電所の出力に応じてエネファームの発電量を制御。2022年に開始されるFIP制度※導入に向けて、再エネのインバランス回避の技術検証を行います。
※フィードインプレミアム(Feed in Premium)制度の略。再生可能エネルギー発電事業者が発電した電気を卸電力取引市場や相対取引で売電をした場合に、基準価格(FIP価格)と市場価格の差額をプレミアム額として交付する制度。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3079/48/resize/d3079-48-5cf963de708e6b6a16d9-3.jpg ]
Daigasグループは、今後も低炭素・脱炭素社会の実現に貢献し、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指します。
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