あの3D巨大ネコ街頭ビジョンに、明大1年生が制作の錯視CGが放映中!

プレスリリース発表元企業:学校法人明治大学広報課

配信日時: 2021-08-02 11:30:00

UVの投影展開を応用して歪ませた2次元映像

小野さんが開発したプレビューシステムの初期段階

「3D巨大ネコ」で話題になった、新宿駅東口ビルの街頭ビジョンに、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科1年生の小野源太さんが制作した、錯視を利用したCGが、8月2日(月)~8月8日(日)の7日間放送されています。明治大学創立140周年を記念したロゴやメッセージが、迫力ある縦方向の回転を見せます。

動画1:https://www.youtube.com/watch?v=Pdjs7xOoxmM



■ 「錯視」を利用したCG制作の難しさ
単に立体的に見えるだけではなく、本当に飛び出してくるように見える「錯視」のCG制作には高い技術力が必要です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/269949/img_269949_3.png
小野さんはこうした仕組みを工夫によって再現し、クロス新宿ビジョンでの映像広告としては2番目の早さでの放映となりました。錯視CGの制作においては、実際に放映されたときの見え方を確認することが難しいですが、小野さんはそのプレビューの仕組みも開発し、この曲面ディスプレイを特定の方向から見たときに、錯視によって飛び出て見える映像を制作しました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/269949/img_269949_2.png

■ きっかけはSlackでの教授の何気ない一言

先端メディアサイエンス学科では、学生・教員が全員参加するSlackで、日常的に気軽なコミュニケーションが行われています。オンライン授業を皆で見ながらコメントを書き合い、80分間で2,300件もの書き込みがあったこともあります。そうした中で、宮下芳明教授が発した「新宿の3D巨大ネコが面白い」という何気ない一言に反応したのが、小野さんでした。
それからCG完成までにかかった制作期間はわずか4日間。学生と教員が「気軽に、自由に」コミュニケーションを取りながら、「思いついたらすぐにモノとして作ってしまう」というスピード感が、先端メディアサイエンス学科の文化となっています。



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