クロス・ラミネーティッド・ティンバー市場、2021年から2026年の間、13.2%のCAGRで成長見込み
配信日時: 2021-07-16 10:00:00
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「直交集成板(CLT)市場:世界の業界動向・シェア・市場規模・成長・機会・予測 (2021~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を7月15日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/imarc988313-cross-laminated-timber-market-global-industry.html
市場の概要
クロス・ラミネーティッド・ティンバー市場は、2020年に10億7,000万米ドルの価値に達しました。今後、2021年から2026年の間に同市場は13.2%のCAGRで成長すると予想されています。
クロス・ラミネーティッド・ティンバー(CLT)は、商業施設や集合住宅において、コンクリートや鉄骨造に代わる持続可能な建築物として、世界中で急速に普及している人工木材製品です。CLTは、無垢材の板を横方向に積層して接着した多層パネルで構成されています。この積層構造により、剛性、寸法安定性、機械的特性が向上します。構造的には、コンクリートや鉄に匹敵する性能を持ち、壁、床、屋根などの用途に適したパネルです。
[画像: https://prtimes.jp/i/71640/161/resize/d71640-161-0abb2eef9ca54e37381b-0.png ]
CLTパネルは、強度と剛性に優れているため、幅広い用途に使用することができます。CLTパネルの使用は、1990年代初頭に初めて導入されて以来、ヨーロッパでは成功した人気のある建築方法となっています。現在、住宅、納屋、送電線塔、教会、橋梁から高層マンションやオフィスビルまで、あらゆる構造物に使用されており、このシステムに知名度と評価を与えています。
市場の動向
クロス・ラミネーティッド・ティンバーを使用した構造物は、コンクリートやレンガなどの伝統的な建築材料に比べて、建設期間が短くて済みます。これは、クロスラミティッドの軽量性と、簡単かつ迅速な施工に起因します。建設期間が短く、建設コストが低いため、CLTは建築業界において、プレキャストコンクリートなどの他の一般的な建設資材よりも安価な選択肢を提供しています。
CLTは、建物全体に使用することも、壁、床・天井、屋根などを組み合わせて使用することもできます。軽量であることやその他の特性により、様々なタイプのプロジェクトやデザイン、軟弱な土壌や近隣の建物との密接な関係などの敷地条件にも高い適応性を持っています。また、CLTは他の建築材料と組み合わせることができるため、デザインやスタイル、仕上げの建築に柔軟性を持たせることができます。さらに、CLTの変更は現場で簡単な道具を使って行うことができます。
クロス・ラミネーティッド・ティンバーは、その誕生以来、主にヨーロッパに限定されていました。しかし、他の伝統的な建築材料と比較した場合のクロス・ラミネーティッド・ティンバーの利点についての認識が高まっていることから、中国、日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどのいくつかの市場において、建築家や建築業界の関係者がクロス・ラミネーティッド・ティンバーをプロジェクトの建築材料として検討するようになっています。
クロス・ラミネーティッド・ティンバーは長年にわたり、主に教育機関や住宅などの低・中層建築物を建設する際の建材として使用されてきました。 しかし、近年の技術進歩により、10階建てまでの建築物がクロス・ラミネーティッド・ティンバーで建てられるようになりました。そのため、この技術的進歩とCLTが構造物に与える美的価値により、いくつかの建設会社が大規模な商業空間の建設にこの製品を検討しています。
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