アート、デザイン、マンガ、分野を超えて空間をも表装する表具師の仕事展「Space Mounting|スペース・マウンティング」関連イベントの開催決定!

プレスリリース発表元企業:株式会社京都産業振興センター

配信日時: 2021-06-08 17:00:41

京都伝統産業ミュージアム(運営:株式会社京都産業振興センター)では、特別企画展「スペース・マウンティング」を6月12日より開催いたします。
本展の監修に表具師の井上 雅博氏(株式会社井上光雅堂)を迎え、さまざまなアーティストとコラボレーションした現代の表具をご覧いただき、工芸のみならず、アート、デザイン、マンガなどジャンルを横断した新たな文化体験を創出します。
会期中は、現代の表具師の仕事を通して、表具の世界をいろいろな切り口から広く多くの方に伝え、体感してもらえるイベントを多数開催いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-980240-14.jpg ]

特別企画展「Space Mounting|スペース・マウンティング」
会期:2021年6月12日[土]–8月29日[日]
(休館日:6月28日、7月26日、8月16日、17日)
開館時間:9:00–17:00(入館は16:30まで)
観覧料:800円(18歳以下無料)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
(〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
監修:井上 雅博(株式会社井上光雅堂)
協力:山内 徳太郎
グラフィックデザイン:Zamir Antonio
主催:京都伝統産業ミュージアム
共催:京都市


出展作品協力:衣紋道山科流若宗家 山科言親 / 梶岡美穂 / 加藤泉 / 株式会社龍村美術織物 / 株式会社SECAI / 株式会社細尾 / 川尾朋子 / 講談社モーニング山田芳裕「へうげもの」 / 品川亮 / 織楽浅野 / 豊和堂株式会社 / 長艸繍巧房 / 服部しほり / 細江英公 / 万美 / BAKIBAKI / CANDY BAR Gallery / GRAND COBRA / JUN INOUE / NAOTO SAKAMOTO / Savoir-faire des Takumi Project / TETSUO SUZUKA / 2yang / ZENONE(順不同)


[画像2: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-172239-9.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-271745-11.jpg ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-681540-10.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-309663-8.jpg ]




トークイベント1. 《スペース・マウンティング  オープニングトーク》



[画像6: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-280729-0.jpg ]


特別企画展「スペース・マウンティング」の展示作品全ての制作に関わり、本展の監修者でもある井上 雅博氏と、展示作品の作家たちによるトークセッションを開催します。
本イベントは、新型コロナウィルス感染対策のため、会場での開催のほかオンライン配信でもご視聴頂けます。

|日時:2021年7月3日[土] 14:00~15:30
|会場:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー(オンライン配信あり)
|ゲスト:井上 雅博 氏(株式会社井上光雅堂)、松村宗亮 氏(裏千家准教授)、万美 氏(書道家)
|定員:30名(会場のみ)
|参加費:無料
|お申込先: https://spacemounting-talk.peatix.com/

▶ゲストプロフィール
・井上 雅博 氏 (株式会社井上光雅堂 三代目 代表取締役 / 経済産業大臣認定: 京表具伝統工芸士 /厚生労働大臣認定: 一級表装技能士)
[画像7: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-365258-3.jpg ]

京都国立博物館内の国宝修理所にて数多くの文化財修復に携わっていた初代の技を受け継ぎ、神社・仏閣の表装をはじめ、日本画・書に関わる軸装・額装・屏風等、表装の新調と修復を手掛ける。伝統的な表装作品をはじめ、近年では、現代美術や新素材と表具の技術を融合させた作品の制作、ホテルや飲食店の室内装飾にも表具の技術や和素材を応用、現代建築様式へのアプローチとして伝統的材料と技法を活かした表装作品も数多く制作。京表具を通して伝統技術の継承、普及に務める。
https://www.instagram.com/kogado/

・松村 宗亮 氏 (The TEA-ROOM メンバー / 裏千家茶道准教授 / 茶道教室SHUHALLY代表 /へうげもの筆頭茶道)
[画像8: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-623168-13.jpg ]

学生時代のヨーロッパ放浪中に日本人でありながら日本文化を知らないことに気づき、帰国後に茶道を開始。「SHUHALLYプロジェクト」として ”茶の湯をもっと自由に、もっと楽しく” をモットーに茶道教室やお茶会を主宰。
茶の湯の基本を守りつつ現代に合った創意工夫を加えた独自のスタイルを構築し、これまでに海外10カ国、首相公邸などから招かれ多数の茶会をプロデュース。コンテンポラリーアートや舞踏、ヒューマンビートボックス、漫画等、他ジャンルとのコラボレーションも積極的におこなう。
裏千家十六代家元坐忘斎に命名されたオリジナル茶室「文彩庵」はグッドデザイン賞を受賞。
http://www.shuhally.jp/

・万美 氏(書道家)
[画像9: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-837778-12.jpg ]


9歳で筆を持ち、高校時代より書家を志す。
古典に立脚した書道と、様々なカルチャーとの共通点を見出し、数多くのコラボレーションを実現。
独自のスタイルである "Calligraf2ity" を信念に日本各地、世界各国を巡る。
https://www.instagram.com/66mami66/



トークイベント2.《スペース・マウンティング × 源鳳院 特別講演》


[画像10: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-700070-1.png ]


京都伝統産業ミュージアムから徒歩15分ほどのところに、大正時代に山科伯爵邸として建てられました「源鳳院」という文化施設があります。
この源鳳院にて、本展を監修する井上氏が2回にわたり特別ゲストをお招きし、トークイベントを開催いたします。1回目は長艸繍巧房の長艸 真吾氏と京繍の作品、2回目は金剛流能楽師の宇高 竜成氏と能にまつわる掛け軸コレクションを囲みながら、それぞれの文化的観点から表装の魅力と可能性について鼎談します。


「刺繍と表具」

|日時:2021年7月11日[日]  1部 10:30~12:00 / 2部 14:00~15:30
|会場:山科伯爵邸 源鳳院
|ゲスト:長艸 真吾氏、井上 雅博氏、山科 言親氏
|参加費:5,000円(展示観覧券付)
|定員:20名 / 各回
|お申込先:https://www.genhouin.com/(源鳳院のWEBサイトからお申し込みください)


▶ゲストプロフィール
・長艸 真吾 氏(株式会社繍司長艸 代表取締役)
[画像11: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-619153-4.jpg ]


1983年京都生まれ。京都市立芸術大学卒。『株式会社繍司長艸』代表取締役。
能衣装や文化財修復新調を主とする京繍の長艸に生まれる。
京繍作品を生み出すとともに、現代芸術・工芸作品のプロデュース、伝統的製造業の商品開発や地域振興などを手掛ける。


・山科 言親 氏(衣紋道山科流若宗家)
[画像12: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-942049-5.jpg ]


平成7年生まれ。京都大学大学院在籍。山科有職研究所代表理事、同志社大学宮廷文化研究センター研究員。代々宮中の衣装である“装束”の調進・着装を伝承している。企業や歴史番組への風俗考証・企画監修等、宮廷文化の普及に務める。
https://www.genhouin.com/


「表装の世界と御能」

|日時:2021年7月18日[日] 1部 10:30~12:00 / 2部 14:00~15:30
|会場:山科伯爵邸 源鳳院
|ゲスト:宇高 竜成氏、井上 雅博氏、山科 言親氏
|参加費:5,000円(展示観覧券付)
|定員:20名 / 各回
|お申込先:https://www.genhouin.com/(源鳳院のWEBサイトからお申し込みください)


▶ゲストプロフィール
・宇高 竜成 氏(能楽師シテ方金剛流)
[画像13: https://prtimes.jp/i/77909/2/resize/d77909-2-894119-2.jpg ]

昭和56年生まれ。二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇高通成に師事。
初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。
平成27年より自主公演「竜成の会」を主宰。平成29年よりYoutube「竜成の会」チャンネルで動画配信を開始し、より幅広く普及活動に勤める。現在京都を中心に活動中。
http://www.tatsushige3.com

*今後の社会状況によっては、イベント内容の変更または中止することがあります。あらかじめご了承ください。


「お茶会」や「こども向けワークショップ」などのイベントも企画中

7~8月にかけて、表具の世界を気軽に楽しんでいただけるようなお茶会や子ども向けのワークショップを企画中です。詳細につきましては、決定次第WEBサイトにて公開いたします。

PR TIMESプレスリリース詳細へ