日本初・CO2濃度に合わせて自動ドアを開閉する「換気用IoTドア」の開発と実用化に成功 ~コロナ禍における店舗・施設運営の悩みを解決~

プレスリリース発表元企業:株式会社リンクジャパン

配信日時: 2021-06-04 14:00:00

換気用IoTドア

IoT Paas企業、株式会社リンクジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:河千泰 進一、以下「LinkJapan」)と自動ドアを核とした、エントランスクリエイト企業、株式会社エントラック(本社:東京都北区、代表取締役:村山 健、以下「エントラック社」)が、国内で初めて店舗・施設向けに「換気用IoTドア」の共同開発を行い、実用化に成功しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/261769/LL_img_261769_1.png
換気用IoTドア


■共同開発の背景
緊急事態宣言の延長が決定される等、コロナ収束の目処が未だ立たない中、厚生労働省は飲食店及び施設等に於いて三密を回避する為、定期的な空気の入れ替えを推奨しております。しかしながら、大部分の飲食店及び施設では自動ドアを開けた状態に固定しての換気が行われている為、空調効率が低下し、無駄な電気代が発生するだけでなく、「夏は暑すぎて、冬は寒すぎる」といった室内環境の悪化や、害虫・ネズミ・埃の侵入など、様々な問題が併発しています。
また、忙しい時間帯ではスタッフが換気をし忘れるなど、気付かないうちに三密状態になってしまうことがあり、空気質の管理は飲食店及び施設スタッフの大きな負担となっております。

そういった問題を解決するべく、IoT専門企業であるLinkJapanと、自動ドアのメンテナンス専門企業であるエントラック社が技術提携することで、日本初の「換気用IoTドア」が実現いたしました。


■自動換気の仕組み
CO2センサーeAir(イーエアー)が、室内のCO2濃度が1,000ppmに上昇した事を検知するとスマートプラグePlug(イープラグ)が稼働し、自動ドアの制御装置に信号を入力させてドアを開き、換気後、CO2濃度が900ppmに下降した事を検知すると自動ドアの信号を止めて、通常のドアとして作動させます。電源制御していないため、安全に自動ドアを使用できます。(※開閉を開始するCO2濃度の数値は自由に設定可能。)
eAirとePlugの連動でサーキュレーターとの連動も可能なため、CO2濃度を意識せずとも室内の空気を最適な状態に保ちます。


■製品及び企業詳細
1. LinkJapanのCO2センサーeAir(イーエアー)は、2020年11月の西村経済担当相の発言以来、テレビやネットで話題になり、CO2センサーの代名詞となっております。高い精度(*1)、CO2濃度及び温湿度が一目で確認できる抜群の視認性、そしてスマートホーム統合アプリHomeLink(ホームリンク)ならではの使いやすさが評価され、厚生労働省や各自治体・飲食店等に多数の導入実績があります。

2. 昨今の状況を受け、多くのCO2センサーが発売されておりますが、eAirはLinkJapanのスマートホーム技術の応用により、数ある製品の中で唯一、他の機器や建具との自動連動が可能です。

3. エントラック社は自動ドアを核としたエントランスクリエイト企業として、「適正な価格で全メーカーの自動ドアを迅速に修理」をモットーに他社との差別化を図り続け、関東一円に多数の実績があります。

4. 2社の技術提携により、CO2濃度の上昇と下降に連動し開閉する、自動ドア「換気用IoTドア」という、コロナ禍のニーズにマッチした新たな価値を生み出しました。

(*1) 第三者による校正証明取得済み


■換気用 IoT自動ドアで店舗や施設がこう変わる
1. ドアの開け放しによる空調効率の低下を防ぎ、無駄な電気代を削減。また、「夏は暑すぎて、冬は寒すぎる」といった室内環境の悪化を防止します。
2. 安心・安全な店舗(施設)として利用者からの支持を獲得できるだけでなく、スタッフも安心して働く事ができます。
3. 各店舗のCO2濃度や温湿度情報をパソコンによる一括監視が可能に。
4. CO2濃度、温湿度の推移及びドアの開閉回数を記録し、データを活用した安心・快適な店舗作りが可能に。
5. IoT自動ドアによる自動換気で、定期的な換気の必要がなく、スタッフの負担を軽減します。

【コロナ対策】自動換気セット eAirとePlugの紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=53PIow4XjNE


※「日本初」「国内で初めて」については当社調べ


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