株式会社アレックスの株式取得(100%子会社化)に関するお知らせ

プレスリリース発表元企業:株式会社エンファシス

配信日時: 2021-06-01 09:30:00

受託ソフトウェア開発会社の株式会社エンファシス(本社:東京都豊島区、代表取締役:有田 邦朗、以下 エンファシス)は、令和3年5月31日開催の臨時取締役会において、音声合成ミドルウェアを手掛ける株式会社アレックス(本社:東京都中央区、代表取締役:土屋 三郎、以下 アレックス)の全株式を取得して100%子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約書を締結したことをお知らせいたします。


【株式取得の目的】
当社は、長年、映像処理技術にまつわる受託ソフトウェア開発ならびにプロダクト開発・販売に携わって参りました。一方、アレックスは音声処理技術を得意とし、30年あまり音声関連のプロダクト開発・販売を手掛けてきました。映像処理技術と音声処理技術、つまり視覚と聴覚の技術融合により各社単独では難しかった事業領域を相互補完し、業容を拡大して行くと共に企業価値の最大化を目指してまいります。


【株式会社アレックス概要】(子会社化後)
社名 : 株式会社アレックス
代表者 : 代表取締役 有田 邦朗(新任)
本社所在地: 東京都中央区東日本橋2-16-7
設立 : 1998年12月
資本金 : 43百万円
URL : http://www.arexinc.co.jp/

アレックスは1988年の設立以来、自社のオリジナル技術による音声処理技術のエキスパートとして常に時代の先端を走りつづけてきました。
設立当初に開発した音声編集ツールにより、当時の合成音声の常識を変える品質を実現。この技術を活かし、音声専用LSIの半導体メーカのパートナー企業として、音声の録音・加工からソフト・ハード開発までトータルなサポートを提供しております。
現在は「マイコンから音声を」を合言葉に音声合成ミドルウェアSodiacにも力を入れており、さらに話速変換、音程変換、あるいはリップノイズ除去、背景ノイズ除去などの新しい技術開発やTTS、あるいは次世代の音声技術に挑戦しつつ、より幅広い業界にカスタムメイドの音声データベース、音声システム、音声ソリューションを提供し、一方で受託開発ビジネスにも挑戦しております。
音声はこれからの情報社会の中で、ますます重要なコミュニケーション手段になっていこうとしています。社会の幅広い分野において、人間に近い自然な合成音声による情報伝達をいかに効率的に実現するかが、大きなテーマとなっていくでしょう。そこには極めて高度な技術が必要であり、それを実現できる企業はごく限られています。
アレックスはこれからも音声加工技術の新たな地平を切り拓く様々なチャレンジを続けながら、情報社会の発展に貢献していきたいと考えています。


【株式会社エンファシス】
社名 : 株式会社エンファシス
代表者 : 代表取締役 有田 邦朗
本社所在地: 東京都豊島区西池袋5丁目8番7号
設立 : 2003年11月
資本金 : 30百万円
URL : http://www.emfasys.co.jp/

エンファシスは、2003年に「お客様の視点に立ち、お客様の未来を見据えた最適解のソリューションを提案する企業」を目指しスタートしました。
目まぐるしく変化する情報化社会において、当社はAV圧縮伸張技術をプラットフォームに持つアプリケーションシステムの開発に強みを持ち、長年 家電や車載情報機器に搭載される組込みソフトウェアの受託開発を行って参りました。
日々進化するIT技術により、我々の暮らしは便利で豊かなものになったのも事実ですが、一方でその恩恵に与れない方も大勢いらっしゃいます。「必要とされている方に必要な技術を」を目標に掲げ、近年、画像処理機器に関する企画開発部門を立ち上げました。その第一弾として「視線の向き」で操作するスイッチ「アイスイッチ」の製品開発をスタートしております。アイスイッチはALS(筋萎縮性側索硬化症)等の四肢が不自由な方を対象にした福祉機器で、当社が長年取り組んで参りました組込み技術、画像処理技術を基礎としています。
今後も、当社の柱であるAV機器関連技術をさらに伸ばしつつ、継続的な業績拡大を目指すと同時に関西を中心とした業務系アプリ開発やITインフラ関連業務など新たな柱の創造に尽力して参ります。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press