地域住民が利用しやすい施設環境の整備に向けたスマートロックを活用した取り組みについて

プレスリリース発表元企業:株式会社構造計画研究所

配信日時: 2021-05-28 10:32:47

 構造計画研究所(代表執行役社長:服部 正太)と山口県宇部市(市長:篠崎 圭二)は、公共施設管理の課題解決とスマート化を相互協力のもとに推進するため、ICTを活用した持続可能な公共施設の管理の試験運用に関する基本協定を締結しました。
 宇部市は「スポーツを楽しむ元気なひとの元気なまち」を基本理念とし、市民が身近な場所でスポーツができる環境づくりのために、市内の学校体育施設の開放を促進するなどの取り組みを進めています。その運用にあたっては、施設利用状況の実態把握や鍵管理の負担が大きいという課題を抱えており、その課題解決に向けて、スマートロック「RemoteLOCK」を小学校の体育施設に設置し、予約管理システム「まちかぎリモート」を用いてその運用を行う実証実験を実施します。この実証実験を通じて、市民が利用しやすい施設環境の整備に寄与してまいります。



■基本協定の概要
・締結日
2021年5月28日

・取り組み内容
宇部市内の小学校の5つの体育施設の入口および施設館内の備品庫に「RemoteLOCK 8j」を設置します。予約・利用を一元管理できる構造計画研究所が開発した予約管理システム「まちかぎリモート」を用いてその運用を行う実証実験を実施します。「RemoteLOCK 8j」と「まちかぎリモート」の連携には、文部科学省「GIGAスクール構想(※)」の取り組みの一環で宇部市が構築したWi-Fi環境を用います。実証実験は2021年5月28日から10月31日まで実施し、その効果を確認できれば、期間の延長も検討します。

(※)1人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する構想のこと。

・対象施設
見初(みぞめ)小学校、琴芝(ことしば)小学校、上宇部(かみうべ)小学校、鵜ノ島(うのしま)小学校、厚南(こうなん)小学校


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■RemoteLOCKについて
「RemoteLOCK」はLockState社(本社:米国コロラド州)が開発し、日本国内では構造計画研究所が提供するテンキー型のスマートロックです。Wi-Fi接続により暗証番号・入室を遠隔から管理することが可能です。暗証番号のみによる入室が可能となるため、海外の方を含む不特定多数の方による公共施設の利用と非常に親和性が高く、またセキュリティの担保と施設の省人化運用の両立についても、宿泊施設や店舗等において、多くの実績があります。
RemoteLOCKウェブサイト: https://remotelock.kke.co.jp/case/public-facilities/

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