被災地の子どもたちは今… 生活クラブ東京が市民の手による甲状腺検査の報告会を開催
配信日時: 2013-10-15 13:28:54
東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故から2年半経過した今も、事故は収束に向かうどころか、汚染水の問題など、次々と課題が露呈しています。同時に、放射性物質の拡散により被害をうけた方への対策も遅れ、いまだ不安の中に多くの方が暮らしている現状です。
生活クラブ東京では、被災地に暮らす親子を支援する企画を実施するためのカンパを組合員に呼びかけ、約1900人から約270万円が集まりました。そのカンパをもとに、関連団体主催を含め計5回のリフレッシュツアーを実施。また、市民の手による甲状腺検査には62人の組合員が参加しました。
これまでの活動報告と、これからの被災地支援を考えるイベントを11月10日(日)に開催します。
■福島Cafe ~甲状腺検査報告とリフレッシュツアー報告~
【企画内容】
1) 甲状腺検査結果の報告
福島県が行なった子どもたちの甲状腺検査と他県の検査との比較をするために、昨年末から全国の組合員に甲状腺検査活動への協力を呼びかけました。東京でも62人の組合員から協力がありました。その検査結果の報告と今後の継続検査のお知らせをします。
2) 生活クラブふくしま 理事長より報告
福島県での甲状腺検査の実態と、福島で暮らす子どもたちの今を生活クラブふくしま 大津山理事長より報告いただきます。
3) 福島リフレッシュツアーの報告
子どもを外で遊ばせるか、地場の野菜を食べさせるのか。福島第一原発事故以降、被災地では、子どもたちを守るため切実な選択を強いられています。日々の不安や悩みを共有するとともに、子どもたちの被ばくをすこしでも低減させようと、生活クラブ東京と関連団体では組合員からのカンパをもとにリフレッシュツアーを開催。その報告を各団体から行ないます。
・ 東京単協主催のふくしま単協親子支援リフレッシュツアー「協同村で思いっきり遊ぼう!」
・ 運動グループ等関連団体の福島っ子元気村実行委員会(予定)
・ 福島の子どもたちを府中に招く市民の会(予定)
・ 協同村サークルネットワーク(予定)
さまざまな団体の活動をシェアしながら新たな被災地支援への糸口を見つけるきっかけとしていきます。
◆日時:2013年11月10日(日)14:00~16:00 参加費無料
◆場所:生活クラブ館 地下1F(小田急線経堂駅徒歩3分)
◆事前申込み不要です
詳しい内容はこちらから。
http://tokyo.seikatsuclub.coop/news/2013/10/fukusima_cafe.html
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