世田谷のギャラリーカフェ ジョルジュ コロナにより発表の場を失うアーティストを救済する会員制のコミュニティを発足
配信日時: 2021-05-20 09:30:00
ギャラリーカフェ「ジョルジュ」(東京都世田谷区、代表:森 真弓)では、コロナで発表の場を無くし生活が苦しくなっているアーティストを救済する会員制のコミュニティを立ち上げました。
6月1日からタブレット書道体験もできる「佐久間甫祐書院展~書は世界に飛ぶ」を開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/259486/LL_img_259486_1.jpeg
グループ展打ち上げ(ジョルジュ・アートフェスタ2021)
【コロナで日本の文化芸術が危機に】
コロナでアーティストたちは展示や公演などの発表の場を失い、絶体絶命の危機です。文化庁長官は、コロナが収束するまでに才能ある若者が芸術分野から離職してしまい、担い手がいなくなってしまうという窮状を訴えています。政府も文化芸術活動の継続支援事業を行っていますが、昨年に引き続き三回目の緊急事態宣言が発令され、その先の支援は未定となっています。
東京都では、「アートにエールを!東京プロジェクト」という補助金が昨年より設置されました。しかし、今年4月5日の時点で約8,000件あった案件のうち、約6,000件が不採択となり、補助が行き届いていない状況です。そもそも、芸術活動だけで食べていけない人たちは、飲食店などでアルバイトをしています。補助金も申請できない上、アルバイトも削られ困窮しています。収入が激減する中、生活していくことに精一杯で材料購入など活動への出費の余裕はありません。
そんな中、このGWには全国で二年越しの様々な展示が、感染対策の上開催されたとの報道が多く見られました。久しぶりに仲間と会って話すことで「刺激を受けた」、オンラインでは売れなかった作品も売れたり、オーダーを受けたりすることで「励みになった」という声があちこちで聞かれています。
【アーティストを集めチームでコロナを乗り切る】
世田谷区のウルトラマン商店街にある、ギャラリーカフェ「ジョルジュ」に関わるアーティストたちも、計画していた個展や収入源であったイベントが軒並み中止になったりするなどの影響を受けています。コロナ新時代にどう活動すればいいのかわからず、またSNSでの発信も苦手で自信を無くしている人も多々見受けられました。数々の窮状を聞き、「一人では難しくても、集まってチームになればこの状況も乗り切れるのではないか」と考え、アーティストコミュニティ「ガーデン・ジョルジュ(ジョルジュの庭)」を2020年7月に開始し、2021年4月2期メンバーの募集をしました。
このコミュニティは、アーティストがサブスクで月会費3,333円を支払うかわりに、「当ギャラリーでの発表の機会を確保できる」ことが最大のメリットです。毎年恒例のグループ展「ジョルジュ・アートフェスタ」への参加(通常1万円)や、個展権利は二年に一度の展示(通常45,000円)がその主な特典です。さらに、ワークショップやイベントも、メンバーは場所代なしで使用できるという仕組みです。その場で作品を販売したり、ワークショップなどの参加費で売上を立てることができます。
現在22名ほどのメンバーは、ジャンルも多彩で日本刺繍や、水彩画、イラスト、写真、マスキングテープを使ったマステアートなど。コミュニティの中でコラボレーションすることにより新しいジャンルに挑戦したり、メンバーのファンも付いてくるなどの相乗効果で、コミュニティ内での経済効果が生まれています。カフェの常連客も様々なジャンルの展示を見て楽しむことができ、アーティストは新しいファンを獲得できるなど、集客の悩みから解放されています。
【リアルな展示会がアーティストの生命線】
コミュニティの参加アーティストからは、「ジョルジュでの展示は、今まで温めていたアイデアを実験するアーティストにとっては大切な表現場所。それがなければモヤモヤし続けることになっていた。」(造形作家)、「今年、二年越しに展示会が開催できた。緊急事態宣言が途中で発令されたにもかかわらず、7日間で111人ものお客様。久しぶりにリアルに会えた方も多く作品のオーダーまでいただき、大成功だった。」(画家)という声をいただいています。
6月には「佐久間甫祐書院展~書は世界に飛ぶ」を予定しています。外国人生徒も多く抱える佐久間さんは異色の書道講師。所蔵の「いなだゆかりの空飛ぶ百人一首」というポップなアート作品と同じ句を取り上げ、流麗なかな文字で書いた、自身の作品と並べてみるなど自由な発想で展示する予定です。
《佐久間甫祐書院展~書は世界に飛ぶ 概要》
会期 :6月1日~13日(7日と8日は休み)
時間 :11時~17時(最終日13日は16時まで)
場所 :ギャラリーカフェ ジョルジュ
世田谷区祖師谷3-36-29 佐藤ビル2F 小田急線祖師谷大蔵駅徒歩4分
入場料:無料(要カフェのワンオーダー)
※筆も墨も使わない「タブレット書道体験」有(無料)
ギャラリーカフェ ジョルジュHP: https://gc-george.com
《ギャラリーカフェ ジョルジュ 概要》
店名 : ギャラリーカフェ ジョルジュ
場所 : 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-36-29 佐藤ビル2F奥
(小田急線祖師谷大蔵駅)
事業内容: ギャラリー&カフェ(ギャラリー展示、イベント、飲食)
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プレスリリース提供元:@Press
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