文部科学省・総務省後援「第1回親守詩(おやもりうた)全国大会」開催 応募総数31,333点の中から優秀作品を10月20日・東京ビッグサイトで表彰
配信日時: 2013-10-15 11:00:00
親守詩全国大会実行委員会(顧問:明石 要一・千葉大学名誉教授 / 顧問:高橋 史朗・明星大学教授)は、第1回親守詩全国大会を2013年10月20日(日)に東京ビッグサイトにて開催いたします。当大会では、全国の幼児から小学生、中学生、高校生、一般の方より、作文・詩部門/定型詩部門/連歌部門の3部門において、応募があった31,333点の作品の中から選ばれた優秀作品を表彰いたします。
■「親守詩(おやもりうた)」とは
~各地大会を経て、今年第1回全国大会(文部科学省・総務省後援)を開催~
親守詩(おやもりうた)は、高橋 史朗氏(親学推進協会 会長)の「子守唄は親から子へだが、その逆に親への“報恩感謝”の想いを表現する試みもあってよいのではないか」という思いをきっかけに2004年に愛媛県松山市で生まれました。松山青年会議所の募集の下、松山市内の小中学校、一般から多数の応募が有り、応募作品は2006年に「親守詩を詩(うた)おう!詩(うた)ってできる親孝行」という小冊子にまとめられ、その後、香川県親守詩実行委員会がこれを継承しました。
その後東日本へも拡大し、2012年には六本木ヒルズアリーナにて、東日本大震災の被災地から東京に避難している方々を招待して、被災地とテレビ中継で結んで親守詩を表彰するイベントを開催。さらに、小学校教師を中心とした民間の教育技術研究団体・TOSS(※)が、子どもが詠んだ句に対して親が詩を返すタイプの親守詩を考案。各県の学校などで実践し、小学校のみならず、保育所や幼稚園、一般層にも拡大しました。2012年7月には埼玉県大会、8月には兵庫県大会、10月には山口県大会、長野県大会、大阪府大会、2013年3月に岡山県大会、静岡県大会などを開催し、現在に至ります。
これまでの各地大会の開催実績が評価され、全国大会としては今回が初めてながら、文部科学省および総務省から正式にご後援をいただく運びとなりました。
※ Teacher's Organization of Skill Sharing(教育技術法則化運動)の略称。小学校の教師であった向山 洋一氏が1984年に設立。現職の教師が、授業・教育にすぐに役立つ教育技術・指導法を開発し、集め、研究・検討しあって、自らの授業の技術を高めていくという研究課題の基に結成された国内最大規模の教育研究活動団体。全国の教育熱心な現職教師(80%は小学校教師)約10,000人が会員として登録し、活動している。
■応募総数31,333点! 10月20日(日)に優秀作品を表彰
今回の全国大会は、(1)作文・詩部門…140字以内の作文・詩、(2)定型詩部門…五七五の形式、(3)連歌部門…子が上の句(五七五)/親が下の句(七七)を返す形式、の3部門で募集しました。5月1日から7月31日までの二ヵ月間という短い期間にも関わらず、31,333点もの作品応募がありました。
このたびの全国大会では、上記3部門の中から選ばれた優秀作品を表彰。同じく開催するシンポジウム(テーマ:「今 日本の子育てに必要なものは」)とあわせ、親子のコミュニケーション活性化を目指します。
【開催概要】
大会名:第1回親守詩全国大会
主催 :親守詩全国大会実行委員会
共催 :毎日新聞社
後援 :文部科学省/総務省/倫理研究所/全国国立幼稚園園長会/
全国連合小学校長会/全国教育問題協議会/株式会社 教育新聞社/
モラロジー研究所/株式会社ERP
協賛 :NKSJひまわり生命株式会社/株式会社学研ホールディングス/
株式会社カーテン・じゅうたん王国/富士ゼロックス株式会社/
ミサワホーム株式会社
協力 :日本教育文化研究所/親学推進協会/TOSS/日本青年会議所/
マナーキッズプロジェクト/まほろば教育事業団/
日本文化教育推進機構
日時 :2013年10月20日(日) 13:00~15:00
場所 :東京ビッグサイト 会議室605~608
参加費:1,000円(資料代)
<プログラム>
13:00~ 開会挨拶:大会副委員長 後藤 素彦(日本青年会議所 監事)
大会委員長挨拶:大会委員長 河野 達信(日本教育文化研究所 理事長)
13:06~ 来賓祝辞・来賓紹介
13:15~ シンポジウム「今 日本の子育てに必要なものとは」
・コーディネーター 明石 要一(千葉大学名誉教授)
・パネリスト 高橋 史朗(明星大学教授)
・パネリスト 向山 洋一(TOSS代表)
・パネリスト 河野 達信(日本教育文化研究所 理事長)
14:15~ 表彰式
15:00~ 閉会挨拶:大会副委員長 田中 日出男(マナーキッズプロジェクト 理事長)
【参加お申込み方法】
下記必要事項を電話・FAX・E-mailのいずれかでお知らせいただき、お申込みください。
(1)ご住所 / (2)電話番号 / (3)お名前(ふりがな) / (4)メールアドレス
<お申込み先>
親守詩全国大会実行委員事務局(早野・伊藤)
電話 : 03-3262-1859
FAX : 03-3264-3829
E-mail: itome89@sea.plala.or.jp (事務局・伊藤)
■親子の絆・親への感謝……、「親守詩」推進の背景
~教育基本法に明文化された、「家庭教育」の重要性~
これまで、教育基本法には、「学校教育」「社会教育」についての言及はあったものの、「家庭教育」については触れられていませんでした。私どもは、昨今の、児童虐待などの痛ましい事件が毎日のように報道されている背景には、戦後、家庭教育の大切さが看過されてきたことも一つの要因になりえるといえます。
2006年の教育基本法の改正に伴い、「家庭教育」について初めて明文化されました。第十条において、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、(中略)自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。」とあります。私どもは、「親守詩」はその一助となる運動であると確信しており、今回の全国大会開催を機に、「親守詩」の普及を図って参ります。
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