転倒を未然に防ぐ!要介護を予防する転倒リスク予測ベルト「Smart Belt PRO」を発売

プレスリリース発表元企業:株式会社AJAX

配信日時: 2021-05-19 11:30:00

要介護を予防する転倒リスク予測ベルト「Smart Belt PRO」

要介護を予防する転倒リスク予測ベルト「Smart Belt PRO」

アプリ表示例

株式会社AJAXは、2021年5月19日転倒リスク予測機能の付いたベルトSmart Belt PROを発売します。ウエストサイズ・歩数・食べ過ぎを感知するベルト「WELT GL」の後継モデルとなり、健康に留意するだけでなく、より一層予防医学に踏み込んだ最新のテクノロジーが詰まったベルトです。
要介護状態にならないため、フレイル予防への取り組みが期待されている中、歩行スピードと転倒リスク・筋力との相関関係を分析し、要介護を予防するベルトを開発しました。歩行パターンデータから転倒リスクの高低を予測し、専用のアプリ・パソコンに表示します。遠隔地からでもアクセスでき、ご家族・医療スタッフ等とデータの共有も可能です。

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要介護を予防する転倒リスク予測ベルト「Smart Belt PRO」

▼商品ページ
https://ajaxjp.xbiz.jp/smartbeltpro/


■転倒は高齢者の要介護・死亡原因の多くを占めている
毎年高齢者の転倒による事故が増えています。日本国内では65歳を超えると3人に1人が、年に1回以上、転倒するという統計があります。高齢者人口が全人口の28%以上を占める日本では、転倒・転落事故が深刻な問題になっているのも現状です。
高齢者の事故のうち、「転倒・転落」によるものは「死亡者数」と「救急搬送者数」ともに多く、毎年継続的に発生しています。高齢者の転倒・転落は、骨折や頭部外傷等の重大な傷害を招き、これが原因で介護が必要な状態になることもあります。

また、転倒・転落事故に必要な医療費は年間1,955億円、医療・介護費用は9,141億円と桁違いに多くなっています。

これを解決するために、世の中には多くの転倒・転落に備えた製品が出ています。
高齢者が転倒・転落した場合にセンサーで感知し、ナースコールで報知するマットや、AIで高齢者の姿勢を分析して転倒・転落を感知するサービスなどがその例です。
しかし、これらの製品は主に屋内、施設などに設置するソリューションであり、転倒・転落したことを知らせる「検知する機能」にとどまります。


■要介護を予防するベルトとは?
そこでSmart Belt PROは要介護を予防するために転倒リスクを予期できるベルトを開発しました。
転倒リスクを予期するために「転倒するリスクを評価する機能」が必要です。これは、人体の真ん中である腰回りのセンサーから得られる様々な情報を基にします。
Smart Belt PROは、ユーザーの歩行パターン(左右足のバランス/踏み出すスピード/踏み込む力)を常に計測し、データを収集します。そして、収集した歩行パターンデータを分析して転倒リスクの高低を予測します。


■歩行スピードと転倒リスクの相関関係
ニューヨーク市にあるThe Gerontological Society of America(アメリカ老人学会)とソウル大学病院で行った臨床実験では、50歳以上の男性106名を対象に「過去の病歴」、「歩行スピード測定」、「握力」、「骨密度検査」を実施しました。
被験者には、4週間、Smart Belt PROを着用して生活をしていただき、総217,548個の歩行スピードデータが収集されました。データ分析した結果、Smart Belt PROが収集した「日常生活の歩行スピード」と「病院で測定した歩行スピード」は、ほぼ一致しました。
(The Gerontological Society of AmericaがOXFORD Academicに発表、 https://academic.oup.com/innovateage/article/3/Supplement_1/S885/5618205 )

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/259120/LL_img_259120_4.png
歩行スピードと転倒リスクの相関関係

■歩行スピードと筋力の相関関係
また、近年全身の筋肉量が減少し、筋力や運動機能の低下が進行する筋肉減少症(サルコペニア)が注目されています。身体機能(歩行スピード)の低下または、筋力(握力)の低下がある場合にサルコペニアと診断されます。近年、サルコペニアは要介護に至る原因である「転倒・骨折」、「高齢による衰弱(虚弱)」と密接な関係があることが知られています。
Smart Belt PROは、「日常生活の歩行スピード」と、サルコペニアの診断基準となる「握力」と「骨格筋量」の関係性を分析し、相関関係があることを見つけました。


■身体の傾きも計測
Smart Belt PROは、歩行スピードだけでなく身体の傾きも計測しています。日常と違う足取り、見た目では気づきにくい左右の傾きが、身体の真ん中に装着するベルトだからこそ把握できます。


■アプリ・パソコンでどこからでも見守る
Smart Belt PROは多くの高齢者の健康を守り、高齢者のご家族の周りの方々へ安心をもたらすことができる革新的なウェアラブルデバイスです。

分析した転倒リスクや生活習慣は、スマホのアプリやパソコンから共有することができます。世界中どこからでもベルト情報にアクセス可能です。家族や保護者、医療スタッフ等、ベルトを装着した方が安心な生活が送れるように見守ることができます。


■スタイリッシュなデザインのベルトで人に気づかれずにスマートな健康管理
バックルは誰でもかんたんに装着できる新感覚の自動バックルです。

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装着例

■海外でも認められた技術
2020年ラスベガスで開かれたCES 2020にて、Smart Belt PROの「転倒リスク予測」機能がinnovation awards賞(革新賞)を受賞しました。

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転倒リスクの高低表示例

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CES 2020 innovation awards賞(革新賞)を受賞

【その他機能】
■ウエストサイズ計測
ウエストサイズは、メタボの診断基準であり内臓脂肪の蓄積状態を知る目安となります。健康のためにも自分の体型にあったウエストサイズを維持することはもっとも大事なことです。WELTのバックルに埋め込まれた磁気センサーでウエストサイズをリアルタイムで測定します。24~50インチ(約61~127cm)の範囲で感知します。
電源のOn/Offの必要がなく、普通のベルトのように使用するだけでウエストサイズの変位を管理することができます。

■歩数カウント&消費カロリー計算
歩くことは健康の基本。歩いた歩数をカウントしカロリー消費量を計算します。身体の中心にあるウエストの歩数データは正確です。

■着座(座り)時間計測
長時間座りっぱなしの姿勢は身体に悪影響を及ぼし様々な病気の原因になると言われています。一日の着席時間を測定し、歩数データと合わせて活動アドバイスを表示します。

■食べ過ぎ・飲みすぎ回数のカウント
食べ過ぎてお腹がキツクなるとベルトの穴を緩めます。Smart Belt PROは緩めた状態で一定時間過ごした回数をカウントして食べ過ぎとしてカウントします。


■Smart Belt PRO商品概要
サイズ・重量 : バックル :9.4×4.2×0.8(cm)、105g(±5)
ストラップ:3.2×130×0.3(cm)、110g(±5)
色・柄 : Black、Dark Brown
材質 : バックル/亜鉛合金、ストラップ/牛革
対応機種 : iPhone OS:Ver11以上、Android OS:Ver8.0以上
Bluetooth : Ver4.1BLE
入力電源 : Micro 5pin USB
電池 : 90mAh、Li-Polymer充電池内蔵
電池持ち時間 : 30日以上
認証 : KC、FCC、CE、JPMIC
電池寿命 : 約500回充電(通常)
使用環境 : 温度/0°~40°、湿度/5~85%(非凍結)
ウエストサイズ: 約24~50インチ(61~127cm)
(1年間品質保証)
パッケージ内容: 本体/ストラップ/取扱説明書/保証書/充電ケーブル
価格 : 29,700円(税込)
紹介動画 : https://youtu.be/6zGZlMJh4IY
https://youtu.be/X4L1I_HMSvc

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/259120/LL_img_259120_8.jpg
カラーはブラックとブラウン

※参考文献:
https://med.m-review.co.jp/article_detail?article_id=J0002_2302_0063-0066
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1211.html
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/pdf/caution_009_180912_0001.pdf


【株式会社AJAXについて】
本社: 〒990-0065 山形県山形市双月町2-6-3
設立: 2008年(平成20年)6月
URL : https://www.ajaxjp.com/


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