パーソルキャリア、キャリアオーナーシップ リビングラボにて 「キャリアオーナーシップ 探索ダイアロ―グ」を開始 ~ 第1回は「新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる」をテーマに3人の有識者が対話 ~

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2021-05-13 10:00:00

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社が特定非営利活動法人ミラツクと取り組む、はたらく個人がキャリアオーナーシップを身につけるための環境や体験を創り出す共創型社会実験の場「キャリアオーナーシップ リビングラボ」< https://co-livinglab.persol-career.co.jp/ >では、キャリアオーナーシップという概念の解像度を上げ、より理解を深めていくことを目的として、さまざまな分野の有識者や実践者と語り合う「キャリアオーナーシップ 探索ダイアローグ」を開始し、その内容を「キャリアオーナーシップ リビングラボ」公式noteで公開しましたので、お知らせします。



第1回の対話では、当リビングラボが独自に構造化した「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念」の中から、「新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる」をリサーチテーマとして選び、3人の有識者がテーマからイメージすることや自身の体験などを話し合いました。

「キャリアオーナーシップ 探索ダイアローグ」の内容は下記のURLから確認いただけます。
キャリアオーナーシップ リビングラボ 公式note :https://note.com/co_livinglab

第1回 リサーチテーマ:「新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる」
対話参加者 役職 (※対話当時)
岩瀬 直樹 氏    学校法人軽井沢風越学園理事就任 / 軽井沢風越学園 校長
西原(廣瀬)文乃 氏 立教大学経営学部国際経営学科准教授 / 日本ナレッジ・マネジメント学会理事
山田 崇 氏     長野県塩尻市 企画政策部 地方創生推進課 地方創生推進係長(シティプロモーション担当)
[画像: https://prtimes.jp/i/22215/456/resize/d22215-456-988188-0.jpg ]

        < キャリアオーナーシップ探索ダイアローグ 第1回 グラフィックレコード >

■「キャリアオーナーシップ 探索ダイアローグ」について -対話を通じて「概念の解像度」を上げる-
「キャリアオーナーシップ」という言葉は日本で生まれた比較的新しい言葉で、話す人の所属する組織や立場、体験などによってそのイメージが少しずつ異なっていたり、その説明においても具体的には一人ひとりがどのような行動をとればいいのかまではぼんやりとしており、「概念の解像度」が低い状態です。
当リビングラボでは、「キャリアオーナーシップ」という概念の解像度を上げることも活動の一つと位置付け、その第1弾としてキャリアオーナーシップ概念に近接する領域として選定した書籍24冊を元に独自の視点で研究、構造化。その結果を「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」として2020年10月に公開しました。
そして、それに続くキャリアオーナーシップ概念の探索活動の第2弾となるのが、「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」の中からリサーチテーマを1つ選び、有識者や実践者と対話(ダイアローグ)する「キャリアオーナーシップ 探索ダイアローグ」です。

■ キャリアオーナーシップについて
「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書(経済産業省、2018年)では、キャリアオーナーシップについて「個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと」と説明されています。
また、「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書~ 人材版伊藤レポート ~」(経済産業省、2020年)では、これからの個人と企業の関係性について、「企業は、画一的なキャリアパスを用意するのではなく、多様な働き方を可能にするとともに、働き手の自律的なキャリア形成、スキルアップ・スキルシフトを後押しすることが求められる。」と指摘するとともに「個人は、キャリアを企業に委ねるのではなく、キャリアオーナーシップを持ち、自らの主体的な意思で働く企業を選択することが求められる。」と報告されています。

■「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」について
「キャリアオーナーシップ リビングラボ」では、今後、議論や理解が進んでいくと思われるキャリアオーナーシップという概念について、近接する領域として「自己論」、「主体性」、「仕事観」、「人生観」の4つを定め、選定した書籍24冊を元に独自の視点で研究、構造化。24冊の書籍から得られた574の要素を集約し、5つの中心概念に分類しました。

分類した「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念」は以下の通りです。
A. 軸を起点にありたい自分の生き方を構想する
B. 自己を理解し、仕事を通して自己実現・表現する
C. 心の内側にある好奇心やモチベーションを起点に行動する
D. 新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる
E. 自分自身・周囲と調和し、好循環を生み出す

※分類された5つの中心概念の下、より具体的な11項目39要素に整理しています。「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」の詳細は下記URLを参照ください。
https://co-livinglab.persol-career.co.jp/#section3

■「キャリアオーナーシップ 探索ダイアローグ」 対話参加者と対話テーマについて
「キャリアオーナーシップ リビングラボ 公式note」で公開していく対話参加者とテーマのスケジュールは以下の通りです。

第1回 リサーチテーマ:「新しいものを受容し、自己変容を積み重ねる」
(2021年5月11日 公開)
参加者 役職 (※対話当時)
西原(廣瀬)文乃 氏 立教大学経営学部国際経営学科准教授 / 日本ナレッジ・マネジメント学会理事
山田 崇 氏      長野県塩尻市 企画政策部 地方創生推進課 地方創生推進係長(シティプロモーション担当)
岩瀬 直樹 氏     学校法人軽井沢風越学園理事就任 / 軽井沢風越学園 校長

第2回 リサーチテーマ:「自分自身・周囲と調和し、好循環を生み出す」
(2021年5月下旬公開予定)
参加者 役職 (※対話当時)
塩瀬 隆之 氏  京都大学総合博物館 准教授
光野 由里絵 氏 島根県 雲南市役所 政策推進課
山崎 暁 氏   株式会社社FROGS 代表取締役

第3回 リサーチテーマ:「自己を理解し、仕事を通して自己実現・表現する」
(2021年6月中旬公開予定)
参加者 役職 (※対話当時)
坂倉 杏介 氏  東京都市大学都市生活学部 准教授
秋田 大介 氏  神戸市 企画調整局つなぐ課 特命課長
仁禮 彩香 氏  TimeLeap inc. 代表取締役社長
高井 淳一郎 氏 株式会社ヒトカラメディア 代表取締役

■「キャリアオーナーシップ リビングラボ」について < https://co-livinglab.persol-career.co.jp/
「キャリアオーナーシップ リビングラボ」は、キャリアオーナーシップの探究を通じて、未来のキャリアオーナーシップ概念の探索と個人のキャリアオーナーシップを育む新しいはたらき方の提案を目指します。
そのために、1.周辺概念も対象としたキャリアオーナーシップ概念 探索活動と2.テーマごとにパートナー企業・団体を迎えた実証実験を行い、その結果を発信していきます。

【活動概要】
1. キャリアオーナーシップ概念 探索活動
主な活動:
書籍分析、当事者インタビュー、有識者ヒアリング、テーマごとの研究会の実施

2. 共創型社会実験
主な活動:
ある体験/環境を通じた、個人のキャリアオーナーシップ意識の変化についての検証

■NPO法人ミラツクについて< http://emerging-future.org/
NPO法人ミラツクは、2011年に京都府京都市に設立された、セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、年間30社程度の大手企業の事業創出支援、研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む組織です。
「既にある未来の可能性を実現する」のミッションの元、東京、京都の2拠点および、沖縄サテライトを中心に、分野、地域、領域横断型の支援事業に取り組みます。また、年次フォーラムをはじめ、異分野の共創による自然なコラボレーションが生まれる分野、地域、領域横断型のプラットフォーム構築に取り組みます。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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